【完全版】運転免許の4通りの取得方法と教習所の種類・特徴まとめ

（特定）届出自動車教習所の概要・特徴

概要

届出自動車教習所とは、公安委員会に一定の事項を届け出を行っている教習所です。教習の質を適切な水準に保つ為に公安委員会の監督を受けており、必要あれば指導・助言を受けます。

届出自動車教習所のうち、公安委員会が定めた「特定教習」を実施することができる教習所のことを「特定届出自動車教習所」と呼びます。これを修了した方は免許取得後に受けなければならない「取得時講習」が免除されます。

費用と時間

費用総額：15万円～25万円
　　　　　　　＋仮免許試験費用4,400円
　　　　　　　＋仮免許交付費用1,100円
　　　　　　　＋本免許試験費用3,800円
　　　　　　　＋取得時講習費用13,700円※
　　　　　　　＋免許交付費用2,050円
学科教習：個人差あり
技能教習：12時間～26時間（個人差あり）

※特定届出教習所の場合、仮免許合格後に所定の5日間以上10時間以上の教習を受けたあと、「特定教習」を受けておけば、本免許の技能試験合格後に即日免許が交付されます。

従量制の教習所が多いです。1時限（約50分）あたり4,000円前後が相場で、長時間の教習、初免許の方にはセット料金もあり、教習時間30時限から40時限で約15万円から25万円。入所金が必要なところもあります。

学科は自習方式でWEB講義を取り入れている教習所もあったり、自習形式を採用している教習所もあります。また、技能教習も一定期間内で自分のペースで受講することもできます。

（特定）届出教習所での免許取得フロー

※特定届出教習所に入校した方は本免許受験前に特定講習を受講することができます。

【特定教習の内容】
● 高速講習(50分×2回)
● 危険予測講習(50分×2回)
● 応急救護処置講習(50分×3回)

無届教習所（練習所）の概要・特徴

無届教習所とは、公安委員会の監督を受けていない教習所のこと指します。主に運転練習を行うことを目的としていて、あまり知られていない教習所です。

なかには、車両と指導員だけで私有地や路上で教習するプライベートな教習所もあり、ペーパードライバー講習として利用する方もいます。

一般的に極端に安価な価格設定をされている場合が多いですが、免許取得まで一定の料金で行うような、価格の保証をしているところは少ないです。

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