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ウインカーポジションの正しい光らせ方と色|車検に通る?違法性はない?

ウインカーとポジションランプを一体化させた、いわゆる「ウインカーポジション」。ドレスアップ手法として注目されつつありますが、よく調べずに施工すると安全性や車検時のリスクを招くことになりかねません。ウインカーポジション化する場合、どいうった注意点があるのかを確認してみましょう。

ウインカーポジションとは?

ヘッドライトをつけた車
©sutichak/stock.adobe.com

ウインカーポジションとは、ウインカーランプをポジションランプ(車幅灯)のように光らせる方法です。ウインカーとポジションランプの電球が一体化していますが、ウインカー作動時は電力を強め点滅させる構造になっています。起源は、かつての欧米車がウインカーとポジションランプを兼用していたことに端を発するとも言われ、今ではドレスアップ・カスタム手法のひとつとして注目を集めるようになりました。

施工自体はプロが行えばそれほど難しくはなく、手軽に見た目のインパクトを得られることもあり、人気のスタイルとなっています。

ウインカーポジションの懸念点と違法性

【懸念点】ポジションランプの色に関する保安基準がある

車幅灯(ポジションランプ)については、道路運送車両の保安基準(以下保安基準)第34条に規定があります。さらに詳細は告示(以下告示)として定められ、車両の製造年式が平成18年を境として、車幅灯の色が規定されています。

平成18年より前に製造された車は、白色または淡黄色または橙色でそのすべてが同一のポジションランプであることが必要です。(告示32条)また、平成18年以降に製造された車は、白色のポジションランプであることが必要です。(告示123条)

また、白色も色温度に幅があり、電球色までが車検に通る目安といわれています。ウインカーポジション化するには、ポジションランプで規定された色しか使えないという懸念があることを把握しましょう。

【違法性】平成18年以降販売車種はオレンジ色のポジションランプNGに

平成18年以降の製造車両は、白色か電球色のポジションランプが必須であることを踏まえると、オレンジ色のポジションランプは使用できないということになります。つまり、オレンジ色のウインカーで平成18年以降の製造車両は、ウインカーポジション化はNGとなります。

ただし、方向指示器、非常点滅表示灯または側方灯と構造上一体となっているものや兼用のものについては、橙色(オレンジ色)でもよいと規定されています。(告示123条)このことから、きちんと基準を満たしているのであれば、平成18年以降の製造車両でもオレンジ色のウインカーポジション化は可能と解釈されています。

ノーマル時のポジションランプはどうすればいい?

平成18年以降の製造車両の場合、ノーマル時のポジションランプは白色と規定されているため、ノーマル時のポジションランプバルブをオレンジ色に交換したり、取り外したりといった必要はないと考えられています。この場合、ウインカーポジション化によりポジションランプが4つになり、白とオレンジの車幅灯が混在することになります。告示123条で車幅灯の数は2個または4個と規定されているので、この点は問題ないといえるでしょう。

ただし、平成18年より前の製造車両の場合、告示32条で白色、淡黄色または橙色ですべて同一であることが定められているので、ウインカー部がオレンジであればノーマル時のポジションランプも同色に変更しましょう。

車検に通るウインカーポジションの正しい光らせ方と色

車検に通すにはウインカーポジション化はフロントのみにしよう

ウインカーポジションが車検に通るのか、違法と判断されるのかの基準は色だけではないため、車種固有の状態を確認しないと一般化はできません。最終的には車検時の検査官や取り締まりの警察官など個別の判断による面もあります。

それでもしっかり基準を守って車検を通したいのであれば、ウインカーポジション化はフロントのみにしましょう。リアの車幅灯は尾灯に該当します。尾灯の色は告示128条で赤色に限ると定められているため、ウインカーポジション化してしまうと基準に適合しません。

ウインカーポジションの正しい光らせ方

ウインカーポジション化した場合、ウインカーとして動作している際のポジションランプの反対側のウインカーポジションは、告示123条の規定により消灯していなくてはならないと解釈されています。

ウインカーポジションの色

ウインカーポジションの色については既に説明したとおり、平成18年以降の製造車両については、白とオレンジが混在していて支障ないと解釈されています。平成18年より前の製造車両については、告示32条の規定のとおり淡黄色または橙色ですべて同一色に揃えましょう。

ウインカーポジションの取り付け方・工賃

ウインカーポジションのコントロールボックスに、ポジション球のプラス配線を割り込ませ、あとはもとのウインカー線を切断してそこにコントロール用の線を結線すれば取り付け完了です。

ウインカーポジションの取り付けは専門知識が必要で、初心者におすすめできる作業ではありません。取り付けは業者に依頼することを前提にしましょう。取り付け工賃は、5,000~10,000円が相場です。

ウインカーポジションは故障しやすいので注意

ウインカーポジションキットのコントロールボックスは、通常エンジンルーム内に設置します。取り付け説明書にも水がかからない場所に取り付けるよう記載されていますが、エンジンルームは意外に湿気が多く、コントロールボックスに防滴加工がされていないとかなり厳しいといえるでしょう。

また、比較的高い電流が流れ点滅を頻繁に繰り返す機構のため、製品の品質によっては基盤がもたずに故障するケースもあるようです。

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IPF XW-04は、ウインカー転倒時に片側消灯モードに対応したウインカーポジションキットです。完全防水ではありませんが、本体は防滴処理が施されています。

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ポジション点灯に飽きたら、すぐにノーマル状態に復帰できるウインカーポジションキットです。本体に防水処理はされていないので、取り付け場所には注意しましょう。

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LEDバルブで長寿命化を志向したウインカーポジションキットです。アルミヒートシンクの採用で、放熱対策にも配慮されています。

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この記事の執筆者
MOBY編集部カー用品チーム