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ディーラーに出掛ける前に!服装や会話内容で得するここだけの話

意思表示をはっきりと示す方がいい理由3選

ウッドキューブをつまむ人
©oatawa/stock.adobe.com

ディーラーを利用してくれている人の中には、親切に点検の説明をしても、聞いているのかいないのか分からないほど、全くリアクションを取ってくれない方がいます。
オススメな商品を説明しても、やるのかやらないのかはっきりしない方は多く、とてももったいないと感じます。
私はディーラーを利用する場合、いいのか嫌なのかはっきりと伝えるほうがお得に利用できるのではないかと思います。

そこでディーラーを利用する際、はっきりと意思表示を示すほうがいい理由を3つご紹介していきましょう。

オススメ商品を積極的に紹介してくれる

意思表示をはっきりしないと、うれしいのかうれしくないのか困惑してしまいます。
例えばボディメンテナンスサービスを利用したいと思っていても、何も意思表示をしなければ自分が求めているサービスや商品を勧めてはくれません。

ディーラーでは、定期的にセールやイベントを行っています。
タイヤなどの消耗品が10%お得になるサービスや、新商品を入庫した場合、気軽に試してもらうように価格を下げて販売していることもあります。
せっかく点検で来店したのに、お得なサービスを行っていたとしても声をかけてもらえないのは正直もったいないです。
サービスを受けたくないと思えば断ればいいだけの話ですし、魅力的だなと感じた場合、お願いすればいいと思います。

しかし毎回、サービスを受けたいのか受けたくないのか分からなければ、紹介しづらいですし、忙しければ紹介すらもしてもらえなくなってしまいます。
中にははっきりと伝えるのは気が引けると感じ、態度に出せないという方もいることでしょう。
とてもやさしい方なのだと思います。
そのような場合は、「今回はあまり時間がないので大丈夫です。ありがとう」と伝えてみてはいかがでしょうか。
お礼をいわれて気分を害する人はいないと思いますし、この人はこんな商品は求めていないということを伝えることもできるのではないかと思います。
毎回商品やサービスを紹介されてうんざりしている、という方もいるかもしれません。
商品の紹介も営業やサービスの仕事の一つです。
興味がないのであれば、こんな商品もあるんだと聞き流す程度に聞いてもらえればうれしいです。

強く勧めてもやってもらえないと分かってもらえる

ディーラーへ行ったら、したくもないサービスを勧められ、ついついお金を払ってしまうと思っている方もいるでしょう。
断り方が曖昧だと、勢いで押し負けてしまいます。
車の状態を良好にするためのサービスであればともかく、それ以外、例えば室内除菌などのような、人の好みに分かれるようなサービスであればなおさらです。

室内除菌などのサービスは効果が目に見えないため、効果があったのかどうか分かりませんし、興味がなければ実際に効果があっても気づくことはないでしょう。
こうならないためにも、サービスを受けたいか受けたくないかをはっきりと伝える必要があります。

反応が薄く毎回勧められたサービスを受けていると、強く勧めたら何でもやってもらえる客だと思われ、さらに強く勧めてくる人も出てきます。
実際に付加価値としてのサービスを案内しすぎて、去年よりもお客さんが減っている店舗もあるほどです。
せっかく家の近所にディーラーがあって便利だったのに、毎回いろんな商品を勧めてくるのが嫌だから家から離れた店舗に出向かなければならない、なんてことにならないように、サービスを勧められた場合YESかNOではっきりと伝えましょう。
そうすることで、この人は強く勧めても無理だということを営業やサービスに伝えることが大切です。

店舗側、お客側どちらか一方が嫌な思いをしていると、その関係性は長く続きません。
そしてはっきりとした意思表示を行わなければ、嫌な思いをしているということが相手に伝わらないのです。
急に始めるのは無理だと感じるのであれば、少しずつでもいいので担当営業なり説明に来た整備士などに実践してみてはいかがでしょうか。

何が好きなのかを理解して事前に案内をしてくれる

例えば洗車機で洗車をしてほしくないのに、何もいえず毎回洗車機をかけられてしまう、このような悩みを持つ方もいることでしょう。
意思表示をはっきりと行えば、この人の車は手洗い洗車しておこうなどと、何もいわなくても対応してもらえます。
常識はずれな要望は通らないことも多いですが、少しくらいのわがままであれば、対応してくれる店舗は多いと思います。

それはサービスを紹介しているときにも利用でき、毎回添加剤を入れてくれるお客さんであれば、当然、添加剤などを勧められるようになります。
また新しい添加剤を取り扱うことになった場合でも、積極的に紹介してくれることでしょう。
このように意思表示をはっきりと行うことで、こだわりや好みを知ってもらうことができるというメリットがあるのです。

サービスフロントとも仲良くなっていたほうが絶対に得!

自動車販売店のセールスマンと男性客
©Мария Кокулина/stock.adobe.com

ディーラーへ出向くとどうしても営業だけと話しがちです。
もちろん営業とよい関係性を気づくことは大切です。

しかし営業だけでなく、サービスフロントともよい関係性を気づいていたほうが、もっとお得に利用できるようになるでしょう。
メカニックである整備士は、営業よりもサービスフロントの影響が強く、なにかサービスをする場合、サービスフロントの指示であることが多くあります。

例えば、通常タイヤ交換では洗車などのサービスを行っていない場合でも、サービスフロンが「この人はいつも利用してくれている人だから軽く洗車しといて」などと声をかければ、メカニックはそれに従います。
なぜかというと、サービスフロントはメカニックをまとめる役割があり、整備士上がりであることが多いからです。

ディーラーでは大きく2種類の部類に分かれます。

・営業
・メカニック

どちらが上ということはなく、どちらも対等な関係性をたもっているのです。
つまり整備士上がりであるサービスフロントの方が、対等な立場である営業よりもメカニックに対して影響力が強いといえます。
しかしメカニックが営業のいうことを聞かないわけではありません。
ただ上下関係としては、サービスフロントの方が強いということです。

営業だけでなくサービスフロントとも仲良くなり、顔を覚えてもらうことでいつも利用してくれているというアピールにもなりますし、今後も利用してもらうために気持ちよく帰ってもらう、お得なサービスをしてもらえる可能性が上がるといえます。

まとめ

握手する販売員と客
©Nestor/stock.adobe.com

ディーラーに出向く際の服装や会話は、そこまで気にする必要はありません。
基本的にどんな服装であったとしても、丁寧な対応をしてくれるでしょう。
逆に服装や立ち振る舞いを見て態度を変えるようなことがあれば、サービス業としては失格なので、すぐに店から出て他のディーラーにお願いする方がよいといえます。

ディーラーに限らず、日本の店はとても丁寧で親切です。
個人店であれば人柄が大きく影響しますが、規模の大きいディーラーでは社員教育が行き届いており、丁寧な接客ができなければ上司から怒られてしまいます。
初めてディーラーへ行くという方も、あまり緊張せず気軽に利用してみてください。

執筆者プロフィール
山北吏(つかさ)
山北吏(つかさ)
1989年生まれ。現役整備士(整備士3級)webライター。webライター歴は1年半。愛車はインプレッサ(GH8)。車に乗るなら絶対MT!実家が田舎だったこともあり山道は得意!整備士として働き始め3年目。前職は輸入業...

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