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雨の車中泊であると便利なもの、車内でのおすすめの過ごし方
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
雨の日車中泊でも快適に過ごせる?
車中泊の旅の途中、雨の中過ごさなければならない、という状況も十分に考えられます。
予定していたスケジュールが中止になったり、見たかった景色が雨で見られなかったりと、残念な気持ちになってしまいますよね。
とはいえ、旅には天気による影響はつきものです。
そこで、雨でも車中泊旅をストレスなく楽しく過ごすためのコツをご紹介していきます。
累計で車中泊を100泊以上してきた筆者が、雨の日にあると便利なものや雨の日の車内で楽しめるおすすめの過ごし方を本記事でお伝えしています。
車中泊を予定している日が雨予報になってしまった方や、雨の車中泊で必要なグッズを知りたい方はぜひ参考にしてくださいね。
それでは、行ってみましょう!
雨の日は晴れの日に比べてこんなに大変
車中泊というとただでさえ普段の生活と違うスタイルでの暮らしに不便なことも多くなりがちです。
そこにプラスして雨が降ってしまうとストレスが増してしまうことも考えられます。
ここでは、晴れの日の車中泊と比べて雨の車中泊ではどんなことが大変なのかというポイントについて紹介していきます。
雨の日と比べて大変なことは5つあります。
1.運転時の視界不良
2.車内の電化製品の濡れ対策
3.タオルの消費が早い/乾かない
4.屋根に当たる不快な雨音
5.窓を閉め切ることで発生する湿気
それぞれ具体的に解説していきます。
運転時の視界不良
晴れの日に比べると雨の日は運転もしづらくなります。
ゲリラ豪雨などの大雨のときにワイパーを使用しても前方がよく見えない、といった状況を経験した方もいらっしゃるでしょう。雨の日は晴れの日と比べて視界が悪くなるので運転にも神経を使いますよね。
また、視界不良だけでなく、雨によるタイヤのスリップなども考えられるため、前方の車両との車間距離を普段よりも多めにとるなどといった工夫も必要になってきます。
車内の電化製品の濡れ対策
車内に置いてある家電製品が雨で濡れてしまうことも考えられます。
ドアの近くにポータブル電源などの家電を置く場合には特に注意が必要と言えるでしょう。
対策をしないままだと最悪の場合、濡れて故障してしまうことも考えられます。
雨の日の車中泊をする場合に、家電製品などは「濡れない場所に置く」「ビニール袋に入れる」などの対応を徹底するように心がけましょう。
タオルの消費が早い/乾かない
濡れてしまった身体や道具を拭くために雨の日の車中泊ではタオルをたくさん使います。
しかし、使用したタオルを車内で干してもなかなか乾かないので使いたいときにタオルが湿っている、という状況も考えられますよね。
そのため、出発の準備の段階からタオルは多めに用意しておく、またはコインランドリーを利用するなどの工夫も必要になってきます。
屋根に当たる不快な雨音
車の天井は鉄板がむき出しです。
当然雨音が車の屋根に当たれば車内に響いてしまいます。
日中はあまり気にならない音でも、寝る時の雨音は人によっては不快と感じる方もいるでしょう。
音が気になって寝られないということも考えられます。
もちろん使用している車や防音対策にもよりますが、雨音が気になって眠れないかもしれないという方は耳栓を用意しておくのがベストでしょう。
窓を閉め切ることで発生する湿気
当然窓を開けてしまうと雨が降り込んできてしまうため、窓は閉めておかなければなりません。
そうすると、車内に湿気がたまってしまいますよね。特に夏場など気温が高い時期になると不快感が増してしまいます。
対策としては、車内で扇風機を使用して空気を循環させるという工夫をするのがいいでしょう。
雨の日にあると便利な車中泊グッズ
晴れの日と比べると雨の日の車中泊には対策がいろいろと必要になってきます。
そこで、雨の日の車中泊を快適にするための便利グッズを紹介していきます。
レインウェアやレインブーツなどの雨具
強風など荒れた天候の中で傘を使用すると、風にあおられてケガをする可能性も出てきます。
レインウェアであれば危険性も少なく、両手を自由に使えるので一つ持っておくといいでしょう。
また、雨で地面が濡れていてもレインブーツを履いていればパンツの裾や靴下が濡れる心配はありません。
レインウェアとレインブーツの組み合わせは雨対策には必須なのでそろえておくようにしましょう。
【使用している雨対策グッズ】
THE NORTH FACE/ベンチャージャケット
折りたためるバケツ
バケツは車中泊やアウトドアでも重宝します。
汚れ物をいれたり、水を運んだりと用途も様々なので一つ持っておくと便利です。
雨の日の使い方としては濡れた上着やタオルをそのまま入れておくために使うのがおすすめです。
ただし、注意点が一つあります。
バケツに濡れたものが入っている状態で車を移動させるときに、万が一バケツが倒れてしまったら中にたまっていた水がこぼれてしまいます。
大事な服や家電製品を濡らしてしまうことも考えられるので置き場所には注意しましょう。
【使用している雨対策グッズ】
HIGHTIDE・タープバッグ35L
レジャーシート
車中泊ではポータブル電源やランタンなど様々な家電製品を車内に置いていますよね。
それらが雨で濡れてしまうと故障の原因にもなってしまうため、レジャーシートなどでくるんでおくと安心です。
大き目のレジャーシートよりも、1、2人用の小さめのレジャーシートの方が扱いやすく場所も取りません。
また、濡れたレインブーツの車内での置き場所に困ることもあるので、そういったときもレジャーシートにさっと置けるので車内を汚さないという面からでも1枚あると便利です。
【使用している雨対策グッズ】
オールウェザーブランケット・152x213cm
雨の日でも車内で楽しめるおすすめの過ごし方
雨の日の車中泊では予定していたスケジュールが中止になって「やることがない」「時間を持て余してしまう」ということも考えられます。
そこで、ここでは車中泊の車内で楽しむためのコツをご紹介していきます。
時間がある車中泊だからこそ自分のやりたいことに徹底的に向き合って過ごせる時間とも言えます。
雨の日の車中泊の車内で特におすすめの過ごし方はこちらの3つです。
1.道具のメンテナンス
2.読書
3.映画鑑賞
それぞれ簡単にご紹介していきますね。
道具のメンテナンス
キャンプやアウトドアの道具は使用頻度が低いため、いざ使おうと思ったときにさびている、動かない、と言うことが時々起きます。
それを防ぐためにもメンテナンスはとても大切です。
車中泊で時間があるときに今まで気になっていたけどちゃんと手入れをしていない、そろそろ掃除してあげたいと思う道具をしっかりと磨いていきましょう。
手入れをすることでより道具に対する愛情も増します。
次に気持ちよく使うためにも道具のメンテナンスは定期的にやっておくといいでしょう。
読書
普段読書をする時間はありますか?
なかなか忙しくて読書をする時間が取れないという方も多いはずです。
そこで、誰にも邪魔されない車中泊という狭い空間で読書をしてみるのはおすすめです。
夢中になって気づいたら1冊読み終えてしまった、なんてこともよくあります。
雨音を聞きながら読書は雨の日の車内での過ごし方にとてもおすすめです。
気になっている1冊を持って車中泊に出かけてみるのもいいですね。
映画鑑賞
スマホでも簡単に映画が見られる時代です。
見たい映画やドラマがある方は車内でポップコーンを片手に映画鑑賞もいいでしょう。
「車でポップコーンを食べながら映画を観る」なんて普段なかなかできませんよね。
そんな非日常を簡単に味わえるのも車中泊のいいところですね。
まとめ
雨の日の車中泊のコツやあると便利なグッズについて詳しく解説してきました。
雨で予定が崩れてしまったときこそ車内で楽しめることを見つけて雨の日の車中泊に対する印象を変えていきましょう。
雨だからこそできることがきっと見つかるはずです。
雨だから、と憂鬱にならずに「雨だ!チャンス!」と思うときっと最高の車中泊になるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ライター:さん子
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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