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冬の車中泊!!断熱材・FFヒーターなしでも大丈夫?!簡易キャンパーの揃えておきたい便利グッズ5選

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


私の愛車はキャラバンマルチベッド仕様ですが、簡易キャンパー仕様で装備としては床張りとベッドキットのみが標準装備されたシンプルな仕様です。

当然キャンピングカーなどでは当たり前のように施されているボディやルーフなどへの断熱材も入っていませんし、FFヒーターも有りません。

冬の車中泊では、決して快適に過ごせる仕様にはなっていないのです。

以前私は冬の車中泊で、窓の内側の結露が凍る程の気温の中、シュラフのみで車中泊をした経験がありますが、寒くて何度も起きてしまい寝られなかった経験から、冬の車中泊での防寒対策に必要性を感じ試行錯誤してきました。

簡易キャンパー仕様もしくは、似たような装備車はいかに一晩快適に過ごせるかを意識して防寒グッズをそろえるといいのかが焦点となります。

そんな寒さを補える快適グッズを私が実際に選んだ対策アイテム5選としてご紹介させていただきます。

断熱レジャーマット

参考価格4000円前後

ピクニック用のレジャーマットで、裏面が断熱構造になっている素材のものを選びましょう。

冬の車中泊では車の真下からの冷気があるのでレジャーマットが有れば遮断してくれます。

私の使い方はマルチベッド仕様では真ん中に通路を作りテーブルモードにする場合があるので、2,000mm×1,500mmというサイズは本来であれば一枚でも足りる大きさですが、このレジャーマットを2枚購入し両側に設置しました。

ベッドモードでは2枚重ねで使用しています。

真ん中のマットを外せば、マットは垂れ下がり通路が完成します。

このシートは断熱だけでなく子供がいると色々な物をこぼしシートを汚すので一石二鳥ですよ。

シュラフ(寝袋)

参考価格7,000円前後
archiシュラフ
本体サイズ:2,250mm×750mm
収納時サイズ:400mm×220mm
重量:1,900g
耐寒温度:-15度から10度

中綿は保温性に優れたホローファイバーと中空繊維。

封筒型ですがフード付きなため、マミー型に近く、肩から冷気が入ることが無く快適です。

冬の車中泊では顔も肩もすべて覆うシュラフが必須です。そして必ず冬用にも対応できる冬適応のものを選びましょう。

シュラフには封筒型マミー型があり

マミー型は軽量コンパクトで全身をミイラのように覆います。

封筒型は連結できるメリットがあり、連結は小さなお子様がいるご家庭には重宝します。

封筒型でも近年ではフード付きのタイプも有りますので、そのような仕様を選択すれば全身を覆うことが可能です。

シュラフには季節ごとに対応したモデルが存在し、夏用では5度から10度

3シーズンなら-5度から5度まで

4シーズンカバーする冬用では-15度まで対応できます。

冬の車中泊では冬用に対応したモデルのシュラフを選択しましょう。

サンシェード

参考価格8,000円前後

サンシェード、窓に吸盤で張り付けるタイプのシェードで、夏の日差し対策はもちろん冬の窓からの冷気対策にもなります。

キャラバンは窓が大きく、冬の車中泊ではエンジンOFFした直後から車内温度はどんどん下がります。

この窓からの冷気対策も必要となります。

カーテンでいいのでは?なんて思う方もいらっしゃると思いますが、カーテンは目隠しにはなりますが、外からの冷気対策には少々不安。

5層構造のしっかりとした車種専用のシェードをおススメします。

私は3層構造のシェードを使用しておりますが、より効果の高い5層構造のシェードが良いと思います。

サンシェードをしていても朝起きると窓ガラスは結露しておりますので、拭き取りが必要になります。

電気敷毛布

参考価格5,000円前後

電気敷毛布はマイナスの条件下の車中泊では非常に有効です。

ベッドに敷いて使用します。

以前、パネルヒーターを使用したことが有りましたが、寝袋に入ったままの状態では、パネルヒーターからの温かさが感じられず、また車内全体を温めるほどの能力は有りませんでした。

しかしこの電気敷毛布では、寝ている状態であれば背中から足先まで身体全体を温たためることが出来ますので非常に効果が高いです。

また、消費電力も少なく省電力、60Wから70Wほどの省電力で、温度調整が付いていますので、設定温度を下げればより長時間使用できます。

極寒の車中泊では、電気敷毛布も積んでおくとよいでしょう。

ポータブル電源

参考価格70,000円前後

ポータブル電源は走行充電システム等の無いキャンパー仕様では、必須アイテムで、決して安い買い物では有りませんが長く使え、色々な電子機器が使用できるので何役もこなせるメリットがあります。

車内で電気が使えるメリットはたくさんあります。

調理をしたり、扇風機を稼働させたりすることが可能です。

ポータブル電源は大きければ大きい程良いのですが金額も高額になります。

とはいえ、300Wクラスでは容量が足りません。ポータブル電源は最低でも500Wクラスのものを選択しましょう。

先にご紹介しました電気敷毛布はポータブル電源ないと使えません。

60Wの消費電量であれば8時間使用できます。

つまり一晩使えると言う事です。

私が愛用しているポータブル電源はジャックリーJVCポータブル電源BN-RB5Cというモデルで現行タイプではBN-RB62が後継機種になります。

本体寸法は300mm×192mm×193mm。

参考売価は7万円前後となります。

小型で軽く機体重量は6.5kgと持ち運びにも便利。

定格500W、瞬間最大出力1000Wになります。

バッテリー容量は174,000mAh/626Whというスペック。

100V×2口 USB×3口 直流12V/10A×1口が装備されております。

現行モデルは日本国内のJVCケンウッドとのコラボモデルなのでパネル類は日本表記で分かりやすくなっております。

充電方法は100V充電の他、DC12V充電ケーブルも付属。

オプション設定でソーラーパネルからの充電も可能です。

ポータブル電源は500Wクラスでも7万円前後と高価ではありますが、あると絶対便利な商品で、ポータブル電源さえあれば車内で家庭用の電気が使えるので、一気に車中泊で出来ることの可能性の幅が広がります。

この恩恵は非常に大きいのです。

中華製の安価なポータブル電源もインターネットでは出回っておりますが、このようなポータブル電源はおすすめしません。

疑似正弦波といってインバーター制御に対応出来ないものもあります。

つまりマイコンが付いた機器では正常に作動しない可能性があり、場合によっては、機器を壊してしまう恐れも有ります。

必ず純正正弦波モデルを選びましょう。

その点ジャックリーポータブル電源は全て純正正弦波モデルで安心です。

決して安い買い物では有りませんが、それだけの効果があります。

私はこのポータブル電源を使い炊飯器で、ご飯を炊き、電気敷毛布を使い、携帯電話の充電をし、更にはパソコンもつないでテレワークもします。

これだけ色々と使うと、容量が足りなくなってしまうこともしばしばあり、1000Wクラスにしておけばよかったかな?なんて思うことも有ります。

倍の容量の定格出力1000WのハイパワーモデルBN-RB10Cでは12万円前後と更に高額になってしまうので、購入には躊躇してしまうところもありますが、使用時間や使いたい電子機器によっては1000Wクラスも購入の選択肢に入れても良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

冬の車中泊は寒さとの戦いです。

私もよく息子と車中泊を行いますが、特に子連れでは防寒対策をしっかり行わないと、楽しい思い出が作れません。

子供が風邪をひいてしまったり、あまりの寒さにつらいだけの思い出になってしまうなんてことの無いよう。

私がご紹介した冬の車中泊に揃えておきたい便利グッズ5選を参考にして頂けたら幸いです。

実際にマイナス8度での車中泊も体験しましたが、この装備のおかげでぐっすり寝ることができました。

電気敷毛布は動かない状態で温かさが伝わってきます。

子供は寝相が悪いので寝袋の上に更に普通の毛布を掛けておくと良いでしょう。

シュラフの上に掛け毛布があれば子供が寝返りをしたとしても暖気を逃がしません。

ライター:ズナスケ

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