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車中泊で日本一周!ライトエースを車中泊仕様にDIY! 出発直前までに改造した箇所&購入した道具!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
いよいよ車中泊で日本一周、スタートしました!
5月中に、車をある程度完成させて、6月11日に東北・北海道方面へ出発。
出発日は日本人らしく縁起の良い「大安」を選びました。
当初は5月のゴールデンウィーク明けには出発する予定だったのですが、丸々1ヶ月遅れての旅立ちです。
出発地は富山県富山市。
最初の1週間くらいは練習を兼ねて、いつでも帰れるように隣の新潟県上越エリアを中心に巡っていました。
YouTubeやブログでいろいろと情報収集をして挑んだのですが、情報はあくまでも情報でしかありません。
もちろん事前の知識として助かっている部分は多々あるのですが、実際に自身が体験すると新しい発見がたくさんありました。
今は山形県を巡っています。
おいおい旅の道中や車中泊に関する道具を使用した感想などを、お話しできればと思います。
しかしその前に、今回は出発までに行ったDIYと、DIY用に購入した道具についてお話ししたいと思います。
目次
【車中泊で日本一周】ライトエースをDIY「ホイール塗装」
車の足元が黒いと全体が引き締まるような気がするのは私だけでしょうか?
車中泊の快適性とは直接関係ありませんが、外観にも少しこだわりたかったので、ホイールを塗装しました。
写真はホイール塗装の準備段階の写真です。
本来であればタイヤをホイールから外して裏表全てに塗装をかけたいところですが、タイヤは外せたしても素人では取り付けは無理なので、とりあえず見栄え重視でホイール表面だけを塗装することにしました。
購入したものの一覧写真はありませんが、下記にホイール塗装用に買ったものをご紹介します。
私もいろいろと調べましたが、DIYの塗装方法はたくさんありました。
正直どのやり方が正しいのか分からなかったのですが、塗装剥がれを予防することと塗装にかかる費用の安さを基準にして決めました。
購入したもの
•ミッチャクロン/塗装をする際、金属から樹脂まで幅広く対応しており、下準備のサンディング(やすりがけ)の必要もなく便利。その名の通り密着性が高いということで準備しました。(¥1,277)
• 防水性軍手/下準備でホイールを洗うために購入。金属の加工を素手で行うと怪我をする可能性もあるので、予防のために準備。
• ホイールスプレー/選んだ色は艶消しの黒です。いろいろなメーカーから発売されていますが値段と知名度でホルツ社のものを2本購入。
• 耐水ペーパー/ホイールの1部に小さな錆があったので購入しました。6枚入りのセットで規格は#600。
そのほか、古いカレンダーも用意しました。
少し厚手の紙であればカレンダーでなくても問題ありません。
昔使っていた画用紙やスケッチブック、それに使わなくなったトランプでも大丈夫です。要はタイヤに塗料が飛ばないようにするためのガードです。
スプレーするだけなので、塗装作業自体はさほど難しさは感じませんでした。
天井のない庭や駐車スペースで作業を行うのであれば、風が無く曇りか晴れの日が望ましいです。
それと住宅地やお隣さんが近い場所も塗料の臭いが拡散するので、止めた方がよいかもしれません。
幸い私の家は周りに隣家も無く、田舎ですので十分なスペースを確保して余裕で作業ができました。
【車中泊で日本一周】ライトエースをDIY「ベッドフレーム」
ベッドの自作に関しては使う素材と道具を決めるまでに時間がかかりました。
スチールにプラスチックをミーティングしているイレクターパイプも木材もそれぞれ良い点があるので悩むところです。
ライトエースの荷台は一見長方形に見えるのですが、実際は凹凸があり、後部右にはリアヒーターも付いているので仮置きと寸法合わせを繰り返しました。
最終的にはベッドの土台に2×4材と2×8材、そしてフレーム部分に1×4材を使用。
写真は、試行錯誤しつつ土台を仮置きしてようやっと内容が固まったときのものです。
この時点ではいけるぞと確信。
しかし、完成したあとでベッド自体の強度に問題があることが発覚しました。
DIYはトライ&エラーの繰り返しですね。
購入したもの
• 木工用ボンド/昔、学校の授業に技術や工作という科目があった時代の人には親しみ深いと思います。あの赤と黄色のボンドです。(¥195)
• 六角シャンクテーパー下穴錐/ネジを通すために下穴を開けます。ツーバイ材は厚みがあるので長さ35mmを選びました。(¥639)
• 2×4材/3,050mm×38mm×89mmを2本(1本/¥1,250)
• 2×8材/1,829mm×38mm×184mmを1本(¥2,180)
• 1×4材/1,820mm×19mm×89mmを4本(1本/¥398)
くぎやネジなどは自宅にあったものを利用したのでサイズ・素材などは素人の私にはよく分かりません。
実際に購入する場合はホームセンターで聞くのが一番です。
使う木材と用途を伝えれば教えてくれると思います。
DIYなのに切る作業はどうしたのか?と聞かれそうですが、実際何回かノコギリでチャレンジしたのですが難しかったです。
特に一番下の土台になる部分を平らに整えるのは素人の私には無理でした。
最寄りのホームセンターでは電動工具のレンタルサービスも無く、最終的にホームセンターで1カット30円で切ってもらいました。
電動工具が世の中に広まる前、ノコギリで作業していた大工さんの技術は凄いなと、この時あらためて感じました。
【車中泊で日本一周】ライトエースをDIY「車の内装、LEDライト」
車内の内装や家具などはいろいろと考えたのですが、車の中で生活する上で最優先はゆったりとしたベッドスペースの確保という考えに至りました。
日常生活と変わらないくらいの睡眠の質が保てれば、その他の部分に関しては多少不便でもよいと考え思い切って収納家具や水回りはあきらめました。
そんな中、どうしても付けたかったのがLEDライトです。
私はキャンプ泊もするのでLEDランタンで十分かなとも思いましたが、車内で読書をしたり料理したりするにはある程度しっかりとした明るさが必要と判断。
ただ、ポータブル電源の電気消費量を気にするのも疲れるし、燦々(さんさん)と明るいのも雰囲気に欠けるのでLEDライトは2個だけ付けることにしました。
明るさ調整ができるものを選んだので、料理する時や映画を見る時、読書をする時と用途に合わせた調光ができそうです。
購入したもの
• 12V車用LEDダウンライト2個/値段も安くライトの種類もいくつかあり、その中でナチュラルホワイトを選びました。(1個/¥750)
• 小型AC(交流)アダプター/DC(直流)を選ぶことも可能なのですが、私が持っているポータブル電源はACアダプター対応なので購入(¥820)
• 電源分岐ターミナル(4分岐)/LEDライトを繋ぐターミナルです。最大4個まで繋げることができます。(¥180)
• 点滅調光コントローラー/リモコンです。(¥1,280)
取り付けにはコンパスとカッターを使用しました。
コンパスはLEDライトを取り付けるために穴を開けるので下書きに使いました。
カッターは穴を開ける際にLEDライト型に切り抜くために使います。
本当は純正の車内パーツに穴を開ける事に抵抗があったのですが、覚悟を決めて天井の内張に穴を開けてしまいました。
作りは非常にシンプルですので配線も間違える事はなかったです。
ただ、念のため車での作業に入る前に一度自宅のテーブルの上で配線と点灯確認をした方がよいでしょう。
LEDライトが6個や8個天井に並んでいるハイエースなどに憧れますが、2つでも十分明るいと思います。
【車中泊で日本一周】ライトエースをDIY「車の内装、サイドバー」
私のライトエースにはアシストグリップが3本付いていました。
2本は運転席と助手席に斜めに装着されており、乗り降りのためのアシストグリップ。
1本は助手席に付いたフラットなタイプ。
このフラットなタイプのアシストグリップを後部座席の上に装着し、ハンギングバーを取り付けようと考えました。
そしてもう一方を支えるために新たにアシストグリップを購入するか、短いサイドバーを装着して汎用性を上げるか、毎回お金との相談です。
最終的に、車内に収納がないことから汎用性と利便性を踏まえサイドバーを取り付けることにしました。
購入したもの
• ロッドホルダー用補修パーツ ホルダー/サイドバーの土台部分です。短いサイドバーを取り付けるため2個購入(1個/¥864)
• アシストパイプ(キャップ付)635mm/パイプ本体はステンレス製で長さ600mmです。(¥918)
• 十字穴付きネジ(M6×20/4本)/サイドバーの土台を固定するためのネジです。アシストグリップ穴に合うサイズM6を購入。(¥540)
サイドバーの取り付けはドライバー1本で簡単にできます。
こだわった部分はサイドバーの価格です。
いろいろなサイトを見ましたがサイドバー1本取り付けるだけで結構な金額でした。
その中でパーツをバラで扱っているショップを発見。パーツ別に購入すると¥2,000強で仕上げることができました。
写真ではサイドバーが左寄りに取り付けてあります。
これはスライドドアから出入りするとき、サイドバーを左側に寄せておかないと吊るしている物が邪魔になるからです。
あとがき
旅の出発日は6月11日でしたので、日中もさほど暑くなく上越エリアの夜はむしろ寒かったです。
今は6月下旬を迎え、夏日が増えてきました。
夜の外気温が23度を超えるとちょっと寝苦しいです。
私の作業ペースと持病で出発が遅れましたが、車を100%完成させて出発したわけではありません。
本当は車体の全塗装もしたかったですし、運転席周りも断熱したり、携帯やPC機器向けのアイテムを取り付けたりもしたかったです。
でも、それらの作業を全て完了してからとなると、出発がいつになるか分からなかったので、
とりあえず衣食住がなんとかなりそうになった段階で思い切って出発しました。
これから旅の途中で設備や内装をアップデートしながら、必要なら再度富山の自宅に戻ってさらにDIYしたいと思います。
ライター:Kazzz
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