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軽バンで車中泊!実際に軽バンライフを送る私がおすすめする理由とカスタム方法を紹介!

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


軽バン車中泊ってどうなの!?

今回は「軽バン車中泊ってどうなの?」という疑問をお持ちの方へ、実際に軽バンを車中泊仕様にカスタムし、車中泊旅をしている、筆者の車やそのカスタム方法、居住性や寝心地はどうなのかについて紹介します。

先に感想を言わせていただくと、軽バン車中泊、かなりオススメ!

軽バンは普通車と比べると税金が安く、維持費もグッと抑えられるので「キャンピングカーは高いけど、乗用車はちょっと……」という方も、お手軽にクルマ旅気分を楽しめます。

また、車中泊時にあると便利なアイテムなども紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

私の軽バンはこれ!

近頃の軽バンは進化していて、乗用車にも引けをとらないレベルになってきています。グレードによってはオートエアコンなんかついたりしていて、快適そのもの。

筆者はスズキのエブリイ(DA-17V)に乗っているのですが、もう一生これでいいかなとさえ思っています。チョロQみたいで可愛いですし、程よいコンパクトさで秘密基地感があるんですよね。

筆者の場合、オフロードタイヤに履き替えているので燃費はおよそ14〜15km/L。

ノーマルタイヤで16〜17km/Lといったところなので、車体の大きさを考えたら結構良い方かなと思います。エコタイヤに履き替えれば、カタログ燃費くらいは出そうです。

エブリイ(DA-17V) ジョインターボ ハイルーフ 4WD 5MT

全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,895mm
荷室・長さ:1,820mm
荷室・幅:1,280mm
荷室・高さ:1,240mm
車両重量:930kg
燃費:18.8km/L

エブリイの居住スペースをDIY!

これが筆者のエブリイの居住スペースです。軽とは言いつつも、車内は結構広いんですよ。筆者はより快適になるように色々と手を加えてみました。

後部座席を収納し、ホームセンターで販売されているイレクターパイプでかさ上げ。床下収納を作り、車内を有効に使っています。

こちらは、寸法通りにコンパネを切り出し、パンチカーペットを貼って完成させました。

どこまでこだわるかによって費用は変わってきますが、筆者の場合は総額で15,000円も掛からなかったと思います。

デッドスペースを極力なくすため、床下収納を確保しつつ、ベッド上で座っても天井に頭がつかないギリギリの線を攻めてみました。

たまに大人ふたりで車内飯をしますが、ちょうどいい感じで特に窮屈さは感じません。

天井にはワイヤーネットを設置し、ランタンやハンガーなど、ちょっとした物を吊るすのに活用しています。

イレクターパイプは、いつでもバラバラにできるように接着していませんが、寝ているとたまに外れることがあるので、ある程度は接着した方が安全です。

大人1人ならゆったりとした寝心地。MAX3人までいける!?

居住スペースはおよそ縦170cm、横130cmあるので、大人1人であれば、かなりゆったりとした寝心地です。

過去に大人3人で寝たこともありますが、頑張ればいけなくはない、といった感じでした。(あまりおすすめはできませんが……)

ちなみに筆者は身長170cmなのですが、荷台スペースで寝ると結構ピッタリになります。

170cm以上の方は前列シートを前にずらしたり斜めに寝たりすると、スペースを確保できます。それでも窮屈な場合は、助手席シートを前方に倒せば対応可能。

こんな感じに倒れます。

こうすると縦が約85cm延長され、255cmの広大なスペースを確保することができますよ。

軽バン車中泊であると便利なアイテム

次に、軽バン車中泊をより快適にする便利アイテムをご紹介します!

マット

マットは必須。これがないと板の上で寝ているのと同じだからです。

持ち運びが多少不便でも、車に積んでおけるので、分厚いマットの方が寝心地も良くオススメです。

キャンプなどで使う薄くて軽いマットを持っている場合は、2枚敷くと底冷えしませんよ。ぜひ試してみてください。

サンシェード

もはや車中泊に欠かせない、窓のサンシェード。

これがあると車内でのプライバシーが完全に守られるので、精神的落ち着き感がグッと向上します。

特に日が暮れた後、明るい車内は周囲から丸見え状態になってしまうので、あったほうがいいですね。窓からの冷気もある程度遮断してくれますし、外から全く見えなくなるので車上荒らしの被害にもあいづらくなります。

各社から色々なタイプが販売されているので、好みのタイプを選んでみてください。

間仕切りカーテン

サンシェードと少し重複しますが、これは運転席と後部座席を仕切るためのカーテンです。

前方3面の目隠しを持っている方はそれでもいいのですが、筆者は走り出すときにわざわざ取ったり外したりするのが面倒だったので、この間仕切りカーテンにしました。

エブリイの場合、純正オプションでも用意されています。

費用を抑えてDIYしたい方は、まずホームセンターに売っているプラ製のカーテンレールを購入しましょう。

次に運転席と後部座席の間の天井にあるクリップを外し、その外した穴に合わせてカーテンレールに穴を開けます。

元々ついていたクリップ、もしくはカー用品店で同サイズのクリップを調達し、クリップの頭の側面を切り落とします。

カーテンレールごと先ほどの穴に戻したら、レール部分はできあがり。

こんな留め方で落ちないのかと思いましたが、予想以上に頑丈に留まっているようで、ガタガタの悪路を走行したり軽く引っ張ったりしても、今まで落下したことはないです。

あとはお好みのカーテンを用意し、カーテンを留めるためのジャンパーホックをつけたら完成です。

これで完全なプライベート空間を確保できます。

車両後部と仕切られているので、エアコンもよく効きますよ!

冬は寒さ対策を万全に!

いくら車内といえども真冬はかなり冷え込むので、軽バン車中泊ではマイナス気温でも耐えられる工夫が必要です。

具体的にはホッカイロを貼ったり、毛布と掛け布団で完全防御したり、湯たんぽを使ったりとかです。

寝るときは安全面からも環境面からもエンジンを切ることがマナーなので、できるだけ暖かい装備を積んでおくようにしましょう。

これを怠ると本当に寒すぎて寝付けないなんてことが起こるので、超重要です。

一番簡単でオススメなのは、登山メーカーから発売されているマイナス気温対応の高性能シュラフ。雪山などの過酷な状況でも耐えられるように作ってあるので、ひとつ持っていると非常に重宝します。

番外編:雰囲気は大事!見た目もかっこよくカスタム!

ここまで居住性や寝心地、便利アイテムの情報などを書いてきましたが、やっぱり見た目も大事ですよね。

かっこよくカスタムして気分も上げていきましょう!

オフロードタイヤ+ホイール

「オシャレは足元から」とはよくいいますよね。

筆者は少しワイルド感を出したかったので、ホイールはMLJ社の「XTREME-J」マットブラックに、タイヤは「NANKANG FT-9 M/T」を組み合わせました。

タイヤのゴツゴツ感と側面のホワイトレターが抜群にカッコイイです!一気にオフロード感が出ますよ。

ちょいあげリフトアップ

ここ数年、家庭持ちのジムニー乗りの方やキャンパー、釣り人たちの間でじわじわと人気が出てきた、軽バンベースのリフトアップカスタム。

このカスタムは大きく分けて2種類あり、

  1. 軽自動車の規格ギリギリまで車高UP
  2. チョイ上げと呼ばれる+5cm程度の車高UP

に分かれます。

1.のタイプは見た目のインパクトが強烈で非常に目立ちますが、かわりに交換部品の点数が多くカスタム費用がかさむ傾向にあります。

加えて正規の車高より10cm以上あがるため、構造変更の手続きが必要になったりと、それなりの手間がかかってしまいます。

2.のタイプはインパクトこそ弱いものの、軽い悪路の走行ではその少しのクリアランスが大きな安心感を生みます。

筆者の場合、純正のスプリングを入れ替え、調整しただけというお手軽さ。あまり派手になりすぎず落ち着いた感じで乗りたい方には、こちらがオススメです。

ステッカーチューン

もはや定番のステッカーチューンですが、これが意外とセンスを問われるんです。

ステッカーは用意したけど「センス良く貼れないよ!」って方もいますね。

筆者も同じタイプなので非常にわかります。

そんな方は、一旦マスキングテープなどで仮止めし、配置を確認してから一気に貼ると上手に貼ることができますよ。

軽バン車中泊はかなりオススメ!

いかがでしたか?

軽バンは維持費も安く小回りもきいて、居住性や寝心地も十分なレベル。

キャンピングカーももちろん良いですが、週末に軽バンで車中泊をしながら温泉めぐりの旅……なんてのも気楽で楽しいですよ。

軽バンは、身軽にくるま旅ができる自分だけの秘密基地。何度も言いますが、かなりオススメです!

ライター:渡辺 ヒロユキ

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執筆者プロフィール
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