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車中泊がもっと楽しくなる!?ちょっとした工夫で車内が快適になります!!アイデア6選
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
暑さ寒さ、湿度などの影響を受けやすく、自宅のように家具家電もそろってはいない車の中。
それでも、車中泊旅の最中は車の中に長時間滞在するわけですから、少しでも快適に過ごせるようにしておきたいですよね。
筆者は、夫婦でDIYカスタマイズしたバンを車中泊に使用しています。
車中泊を始める前のDIYの段階から、実際の車中泊時に問題になりやすい点などを調べ、旅の最中できるだけ車内で快適に過ごせるような数々の工夫を車内に施しています。
現在あちこちに車中泊出かけている「車中泊のプロ」である方々も、車内が居心地良い空間になるよう、色々な工夫をされているようです。
今回の記事では、筆者が車中泊の際に車内で快適に過ごすために、実際にしている数々の工夫をご紹介していきたいと思います。
車内にいて不快に感じることが多かったり、我慢する時間が長ければ旅を楽しめませんよね。
快適な車内時間を過ごしたい!と考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
目次
「車内快適化」のための工夫1.カーテンを少し長めにしておく
筆者のバンでは、車内の目隠し用に市販のカーテンを購入し、ちょうど良い長さに裁断してからミシンで縫って使用しています。
カーテンの長さを調整する際に、車内のドア付近から冷気が入ってこないよう、床面より少し長めにしておきました。
車内の床とドアの間にはどうしても隙間ができてしまい、そこから冷気が入り、冬は車内の温度がどんどん下がって底冷えしてしまうんですよね。
カーテンを長めに作ったことで車内に冷気が入りにくくなり、車内の温度を暖かく保てるようになったと思います。
「車内快適化」のための工夫2.壁・床・天井に断熱材を入れる(DIYの場合)
筆者のバンは、DIYの段階で壁・床・天井部分に断熱材を入れて、断熱処理をしています。
断熱材をあらかじめ入れておくことで、車外の気温と車内の温度を隔てることができます。
例えば、夏場であれば、気温が高い日であっても、車内の温度の上昇を抑える効果があります。
反対に気温の低い冬場は、車内の温度が下がりすぎることがなく、一定の温度を保つことが可能です。
DIYでの断熱処理自体は、そこまで難しい作業ではなく、時間もそれほどかかりませんでした。
キャンピングカーを購入する場合も、購入時であればディラーに直接依頼することが可能ですし、最近は元から断熱材が入っている状態のキャンピングカーも多く販売しています。
車自体が季節や気温の影響をとても受けやすいため、FFヒーターの有無に限らず、断熱材をいれておくことがおすすめです。
断熱材があることで、車内の温度を快適に保つことができるようになりますよ。
「車内快適化」のための工夫3.床にマットを敷く
車内で快適に過ごすために、キャンピングカーや車中泊仕様車の床部分にマットを敷くのもおすすめです。
マットを敷いておけば、車内で過ごす際に底冷えしにくくなったり、床面が汚れるのを防ぐことができます。
また少し厚みのある肌触りの良い素材をチョイスすることで、座った時や車内を移動するときなど、足やお尻が痛くなりづらく、とても過ごしやすくなるんです。
床面にあまりスペースの余裕が無い場合でも、場所を取らない小さめのマットを選ぶことで、出入り口付近やベッド下などにピンポイントで敷いておくことが可能です。
好みの素材・色柄のマットを選んで車に敷いておくだけで気分も上がりますし、快適度がいまよりもグンとアップしますよ!
「車内快適化」のための工夫4.シーツや敷パッド、シートクッションは季節に合わせた素材を
ベッドのシーツや敷きパッドも、季節に合わせて交換するようにしています。
夏は車内の温度が上がりかなり寝苦しくなるため、ひんやりするシーツや敷きパッド、タオルケットを使用し、少しでも涼しく快適に眠れるようにしています。
冬は厚手で暖かみのある素材のものをチョイス。布団や毛布は保湿力・保温性が高く、肌触りの良いものを使用するとよいですよ。
また移動中にも快適さを求めるなら、シートクッション(座席用の座布団)も、季節に合わせたものを選んでみましょう。
シート下にエンジンがあるタイプの車の場合は座面の温度が上がりやすく、特に夏場などはかなりの熱さになってしまいます。
夏場だけはシートクッションをひんやりタイプのものにしてみたり、送風機能がついたものに交換をしておきましょう。
そうすることで、長時間の移動中ずっと快適に過ごせます。
「車内快適化」のための工夫5.車内収納を多めに設置しておく
筆者のバンはベンチチェストの中やベッド下、壁掛けフックなど「収納スペース」を多く取っており、かなりたくさんの荷物を積み込むことができるようにしています。
車内が窮屈になりすぎないように注意しながらではありましたが、できるだけ多くの収納スペースを作ったことで「荷物が入りきらない!」となったことはいままでありません。
現在も収納スペースの2割程度に空きがあり、旅先で購入した物や新しく購入した調理グッズなども追加で積み込むことができるようになっています。
さらに、大半の荷物を、雨の日でも車内で出し入れできるようにしています。
雨の日などは一度車外に出てバッグドアを開け、荷物を出し入れするのはとても大変です。
収納スペース全体の8割超が車内からアクセスできることもあり、雨の日でも物の出し入がスムーズで、ストレスもありません。
「車内快適化」のための工夫6.「毎回使うもの」は積みっぱなしにしておく
歯磨きセットなどの洗面用具やお風呂セット、防寒着やポータブル電源、クーラーボックスなど、筆者が車中泊をする際「毎回必ず使用しているもの」は、基本的に車に積みっぱなしにするようにしています。
積んでおけばいつでもすぐに出かけられるということもあるのですが、「日帰りのつもりだったけれど急遽車中泊」となったときでも、すぐに対応ができるという点が1番のメリットだと考えています。
実際いままでに何度も、突然「車中泊をしよう」となったことがありますが、必要なものを常に積んでいたことで、困ることは一度もありませんでした。
調理器具や食器類なども積んでありますので、食材さえ揃えば車中飯を作ることも可能です。
もちろん、定期的に車内の荷物の見直しをおこない、使っていないものはおろしたり、必要なものと入れ替えたりするようにしています。
定期的に見直しをすれば、常に「車中泊で本当に必要なもの」だけを車に積んでおくことができますよ。
数々の「工夫」を組み合わせて、快適な車内空間を作りあげよう!
今回は、車内を快適にするために、筆者が実際に車に施している数々の工夫をご紹介しました。
いま現在行っていることの他にも、FFヒーターをつけたり冷蔵庫を設置するなど、「車内快適化」のために行えることはたくさんあります。
しかし、予算やスペースの都合で諦めなくてはならない部分もあるのが現実です。
それでも、実現可能なことからひとつずつ実行し、追加や改善を繰り返しながら、少しずつ車内を快適にしていきましょう。
その工夫や改善を積み重ねる過程も楽しむことができれば、車中泊に出かけた際も、充実した時間を過ごせるのではないでしょうか。
ぜひ今回の記事を参考に、ご自身にとっての「快適な車内空間」を時間をかけて作ってみてくださいね。
ライター:haru.
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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