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防災にも役立つ!キャンピングカーに積んでいるおすすめ車中泊グッズ
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
目次
車中泊グッズの多くが防災グッズにもなる?
災害のニュースを見聞きするたびに、防災グッズのことを意識します。
昨今は防災意識が高まり、我々の身の回りにもいろいろな防災グッズが見受けられます。
キャンピングカーはレジャーとしての車中泊だけではなく、災害時のシェルターとしても注目されているようです。
そこで、車中泊やキャンプで使っているもので、災害時にも役立つものはどれくらいあるか見直してみました。
今回は、私がバンコンタイプのキャンピングカー「GT NV350 CARAVAN(以下GT)」に日常的に積んでいるものをメインに災害時にも役立ちそうなものを紹介します。
車中泊でも災害時でも、水と食料と情報が大切
災害時に必要になるもの全てが防災グッズだとしたら、平常時にも使っているものの中にも防災グッズと言えるものが少なくありません。
スマホやラジオなど災害時の情報の収集に必要なもの、水や食料といった人間の生命の維持に欠かせないものまで多岐にわたります。
食料品でおすすめなのは、やはりお馴染みのレトルト食品と缶詰。
調理器具や燃料が必要なくてそのまま食べられるものもあるので、災害時の非常食としても便利です。
キャンピングカーに常時積んでいて災害時にも役立つグッズ8選
それではここから水や食料以外で、私がキャンピングカーに常時積んでいて、災害時にも役立つと考えられるグッズを紹介したいと思います。
ポータブル電源+ソーラーパネル
ポータブル電源は、キャンピングカーの室内で電子レンジを稼働させる目的で購入しました。
ソーラーパネルと組み合わせることで、災害時にも蓄電できるので電源が確保できます。
寝袋
キャンプや車中泊でも寝具として定番の持ち物ですが、災害時に冬の寒さ対策グッズとして寝袋の重要性は高いと思います。
おすすめは羽毛寝袋。
少々お高いですが、とにかく冬暖かいのでこれがあれば災害時に凍えることはないでしょう。
救急セット
毒液、傷薬、総合風邪薬、胃薬、シップ、包帯、など処方薬以外の一般的な薬を用意。
使用期限を管理して期限切れのものは廃棄して入れ替えます。
十徳ナイフ
1982年にプレゼントされた頂きものですが、とても気に入って使っています。
十数種類の用途に使えます。多機能でコンパクトなのでソロキャンプに最適。
災害時に工具類がなくても、これひとつあればかなりカバーできるでしょう。
カセットコンロ+ガスボンベ
ガスコンロは自宅でも鍋物などで使いますが、災害時に電源がなくても温かい料理が食べられるのでおすすめ。
ガスボンベは他のコンロやバーナーにも使えるのでとても便利です。
ウオータータンク
飲み水も大切ですが、水を入れる容器もあったほうがいいでしょう。
災害で断水したときに給水車などから水を補給する際に必要です。
懐中電灯
夜間の行動に欠かせないものです。
前方を照らすだけでなく室内照明としても使える多機能なものもあります。
ヘルメット
ガレージの天井が低いので中で作業する時に頭を打たないように買った登山用のヘルメットです。
台風や地震のとき、落下してくるものや風で飛んでくるものから頭を守ることができます。
必要に応じてキャンピングカーに積むもので災害時にも役立つグッズ2選
収納スペースの問題で、常にキャンピングカーに積んでいるわけではないですが、キャンプや車中泊に出るとき必要に応じて積むもので災害時にも役立つグッズがあります。
キャンプ用バスケット
主に、ソロキャンプ用としてそろえた調理器具や容器類のセット。
車中泊でお茶を淹れたり昼食の支度をしたりするときに、さっと使いたいものが取り出せて使い勝手がいいです。
食事の支度に必要なものがまとまって入っているので、災害時にも便利だと思います。
更衣用テント
私が持っている小型のテントは、更衣室・トイレルーム・荷物置き・シャワールームとして使用できます。
現在、携帯型のシャワー機器がないのでシャワールームとしては利用していませんが、それ以外の使いみちについては実際に体験済み。
キャンプや車中泊では、更衣室と荷物の置きとして、特に車中泊キャンプでは欠かせないアイテムとなっています。
災害時にも、着替えをしたりシャワーを浴びたりするための個室としても役立ってくれるでしょう。
車中泊のときに試したい災害時にも役立つ防災グッズ2選
災害のときに役立つと思うものの中で、いまだ使ったことがないものもあります。
これから実際に使用して、災害時の使用に耐えうるのかを検証したいと考えています。
ポータブルトイレ
念のためキャンプや車中泊には段ボール製の簡易トイレを持って行くことがあります。
使い切りで汚物をポリ袋に入れて処理するタイプで、組み立て簡単。
災害時のためにも用意しておくといいでしょう。
また、ポータブル型のトイレも持っていますがまだ使ったことがありません。
キャンプや車中泊で実際に使って、使い勝手を検証したいと考えています。
携帯型浄水器
飲料水はペットボトルで備蓄していますが、災害時には飲み切ってしまうと追加で飲料水が手に入らない可能性があるので、携帯型浄水器を購入しました。
キャンプや車中泊で試しに使ってみようと思っています。
超小型タイプで、収納場所を取らないので常時バンコンGTに積んでおきたいと考えています。
災害のときに役立つ防災グッズを準備する上で知っておきたいこと
●消費・使用期限の管理が必要
水や食料品の消費期限、薬などの使用期限をチェックして、定期的に消費・廃棄して新しいものにする必要があります。
消費期限がせまっているものを入れ替えるときは、キャンプや車中泊の食料として消費して新しいものと交換しています。
●備蓄場所にも注意
直射日光が当たるところやジメジメする倉庫など高温多湿の場所は、グッズの劣化を早め、食料品の変質を起こす原因になります。
車内に常時積んで保管することもリスクがあるので、防災グッズの特性をよく把握することと、定期的な点検が必要になります。
防災にも役立つ!キャンピングカーに積んでいる車中泊おすすめグッズ、まとめ
1980年代に流行った「サバイバル」は、困難に立ち向かって生き延びること。
一人で生き抜くイメージがあります。
助け合うことを重要とする防災とは違いますが、生き延びることを目指す点は共通するものがあると言えます。
本格的にサバイバルスキルを学べる場もあるようですが、まずは身近なキャンプや車中泊で災害のときにも役立つグッズを使いながら、防災意識を育むのはどうでしょうか。
ライター:kenjii
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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