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【キャンピングカーでヨーロッパ一周中夫婦】車中泊の食材ストック方法を公開!

キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です


車中泊での食材保管、収納方法

車中泊やキャンピングカー旅での娯楽の一つとも言えるのが、車内での料理ではないでしょうか?

キャンプのご飯は格別に美味しく感じるということもあり、車内でのクッキングタイムはお楽しみ時間の一つと言う人も多いと思います。

しかし家とは異なり、車内では収納スペースや調理スペースが限られていることや、走行時に食材達に振動が加わってしまうことなど、注意しなければならない点がいくつもあります。

今回は、キャンピングカーでヨーロッパ一周中の私達夫婦の食材の買い出し、保存、収納方法を紹介します。

まだまだキャンピングカーライフ初心者の私達ですが、短期旅でも長期旅でもきっと参考にできるポイントがあると思うので是非読んでみてください。

旅行日数と車内レイアウトを把握しよう!

まずは、食材を食べきらずに腐らせてしまったり、買いすぎて収納棚に入りきらなかったりといった問題を避けるために旅行日数と、収納スペースを含む車内レイアウトをしっかり把握することが大切です。

私達は約2年間の長期旅で、更に旅中は四六時中の車中泊生活の予定だった為、車購入時には、① 大きい冷蔵庫、② 広い収納スペースの2点が重要な条件でした。

週末のみなどの短期旅の場合は、食材の収納スペースにこだわらなくても良いかもしれませんが、長期旅の私達の場合は月々のコストを抑えるために自炊メインの旅をしているので、収納スペースの確保は重要なポイントでした。

食材の買い出し頻度

短期旅の場合は、旅行日数に合わせて計画的に食材の買い出しをすれば良いですが、長期旅の私達の場合は大体1週間〜10日に1回の頻度で大きなスーパーでまとめ買いをしています。

ヨーロッパの田舎町には小さなスーパーしかなく品揃えもあまり良くないので、なるべく大きい街で食材を購入するようにしています。

海外のスーパーは品物がすべてがビックサイズで、さらに見慣れない食材も多いので買い物も楽しみの一つです!!

お店では常温で長期保存できる缶詰やパスタなどを多めに購入していますが、健康面も考えて新鮮な野菜や果物も買うように心がけています。

海外ではお肉はキロ単位で売られていることがほとんどなので、多めに買って保存袋に1回分ずつ小分けにし、冷凍保存するようにしています。

車中泊でおすすめの食材は?

常温で長期保存が可能なお米、パスタ、シリアルなどです。

私達はグラノーラをまとめ買いして、割れにくいアクリル容器に移して朝食に食べるようにしています。

また、缶詰も常温で長期保存できるのでおすすめです。

ツナ缶やコーン、グリーンピース、トマトソースの缶詰は常備しています。

パスタソースなどがいつでも手軽に作れるので非常に便利です。

野菜はじゃがいも、玉ねぎ、にんじんなどの日持ちするものを常備し、それ以外のナスやレタスなどの傷みやすい野菜は購入したらなるべく早く調理するようにしています。

一回の買い物量は大まかにはこのような感じで、品物はカートごと車まで持っていき、直接車内に収納しているので袋詰めなどは必要ありません。

冷蔵庫での食材の保存

私達のキャンピングカーの冷蔵庫の容量は150 Lで、日本で主流のサイズより少し大きめです。

そのため「食材が入りきらないかも・・・」といった心配もなく、2人には十分すぎるサイズです。

2ドア式の冷蔵庫で、下の段には要冷蔵の野菜やチーズなどの食材を、上の冷凍庫には小分けにしたお肉や調理に便利な冷凍野菜などを保存しています。

このキャンピングカーの冷蔵庫は、① 走行時のDC12Vでの冷却、② 外部AC電源接続時の家庭用と同じ230Vでの冷却、③ 外部電源非接続時のガスを使用した冷却といった3WAYタイプの冷却が可能なので、常に冷蔵庫が稼働の状態であっても食材の保存状態には問題ありません。

車内に冷蔵庫やクーラーボックスが無い場合は、要冷蔵の食材は控えて常温で長期保存できる食材をメインのストックにした方が良いでしょう。

食材収納はパンパンくらいがベスト!

収納棚の一つを食材専用に使用しています。

ここにはパスタやパン、お茶、グラノーラなどの冷蔵庫に入れる必要のない長期保存ができる食材を収納しています。

小さなパックに入っている食材はパックごと収納ボックスに入れておき、使うときにボックスごと取り出せるようにしておくと使い勝手抜群です。

私達はIKEAで購入した収納ボックスを愛用しています。

日本は、車中泊には嬉しい長期保存が可能な食材の宝庫です!

特に乾燥わかめや干し椎茸、蕎麦、春雨などはかさばらないため、車中泊には最適の食材です。

私達も、日本を出発する前に少し買いだめしてヨーロッパに持っていきましたが、もっと多く持ってくればよかったと後悔しています。

食材収納について私達が気づいた重要なポイントは、食材間でスペースをあまり作らないことです!

家での生活と大きく異なるのは、車では走行時に振動が加わることです。

食材間にスペースがあると食材が走行時に棚内で揺れ動かされてしまい、停泊時に棚の扉を開けた瞬間上から落ちてくることが頻繁にありました。

軽い食材ならまだしも、重い缶詰が転がり落ちてくることもありかなり危険でした。

そこで気づいたのが、食材をテトリスみたいに収納すればこの問題が解決できるということです!

食材間の隙間を無くしパンパンにすると、揺れが軽減され食材が棚から落ちてくることは無くなりました。

食材が少ない場合は、収納ボックスなどで空いているスペースを埋めると良いです。

調味料収納

調味料は、シンク下の引き出しに収納しています。

使いたい時にすぐに引いて取り出せるのでとても便利です。

食材収納と同様に、こちらも調味料間にあまりスペースを作らないようにしています。

私達のキャンピングカーでは元々仕切りが付いていたので走行時に調味料が揺れ動きづらい構造になっていましたが、仕切りが無い場合はこちらも同様に収納ボックスなどで仕切りを作るのがおすすめです。

砂糖や小麦粉などの粉類は、プラスチックまたはアクリルの容器に移し替えた方が走行時にこぼれる心配がなくなります。

車中泊の食事タイムを楽しもう

車中泊での食材事情は、旅行日数や車内レイアウトによって変わってきます。

今回は大型キャンピングカーでの食材収納方法を紹介してきましたが、車のタイプが違っても参考にできるポイントがいくつかあると思います。

どうすれば快適になるか考え、自分に合った準備方法で車中泊での食事タイムを楽しんでください。

ライター:Luana

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執筆者プロフィール
車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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