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100均のLEDランタンで車内を明るくDIY!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
中に入れば「家」と変わらないほど快適に過ごせるキャンピングカー。
私は、昼間より夜の空間のほうが好きで、ゆったりとビールを飲みながら明日の旅の計画を練ったりします。
そんなとき、車内をとてもいい感じに演出してくれるのが、補助照明。
今回は、私がキャンピングカー内に取り付けた補助照明について紹介したいと思います。
照明は全て100円ショップで手に入るものなので、気軽に挑戦できますよ。
LEDランタンで食事が明るく!
キャンピングカーには最初から照明器具が付いていますが、ポイント的に使いたくて、100円ショップで購入したLEDランタンを取り付けてみました。
単3電池3本で、電球色のLEDがいい明かりをくれます。
夫婦二人きりの夕食はいつも、自作の引き出しユニットにテーブル板を乗せた簡易テーブルでするのですが、LEDランタンを取り付けたおかげで、明るく照らしてくれ、料理がよりおいしそうに見えます。
お安いので2個装備していますが、それでも200円(笑)今では一番のお気に入りアイテムです。
トランクルームも明るくしてみた!
セレンゲティは、トランクルームに照明が付いていないのが難点でした。購入したての頃、「なんで付いていないんだろう」と不思議に思ったくらいです。
12V配線で照明を付けようかと思いましたが、たまたま立ち寄った100円ショップでタッチライトを発見!
「これイケるかも!」と両面テープでピタッと貼り付けてみたら、とてもいい感じに!
すっかり気に入り、追加購入して、全部で3個取り付けてみました。
真ん中はトランクスルーの扉付近に付けたので、中からも点灯させることが出来ます。
取り付けも、たったの3分で完了しました。
12V配線は初心者には難しい
車のバッテリーの電圧は12Vですが、ダイネット部分にはサブバッテリーという、車を動かすのとは別のバッテリーが搭載されています。
サブバッテリーを使うことで、車内で快適に過ごすための、様々な電気製品を動かすことができるのです。
補助照明を使う場合も、そちらの電力を使った方が、充電系統を一カ所に出来るわけですから、使い勝手が良いです。
しかし、問題は配線で、本体への接続、余った配線をきれいに隠すなど、やるべきことはたくさんあります。
ある程度の知識がある方であれば簡単なことかもしれませんが、初心者の方や、電気関係が苦手だという方にとっては、難しかったり危険なこともあったりします。
勢いに乗って始めたは良いけど、うまく作動しない、仕上がりが汚い、はたまた元の状態に戻らないなど、結果として後悔だけが残ってしまう可能性もあるのです。
その点、乾電池だと安全ですし、誰でも簡単に使用できます。
充電式乾電池で、ランニングコストを抑える!
乾電池は、簡単・安全で、すぐ使えるとても便利なもの。ですが、クリアーしておかないといけない問題もあります。
それは「ゴミ」と「コスト」のこと。
乾電池は一般ゴミで廃棄することが出来ませんから、捨てる場所に困ることも少なくありません。また、コストのことも考えないといけないわけです。
いくらLEDであっても、電池はいずれなくなります。
そのたびに電池を廃棄して新品に買い換えていたのでは、経済的にも厳しいものがあります。
そこで登場するのが、充電式乾電池。
我が家では、普段の生活も充電式を使っています。
普通のアルカリ乾電池に比べると割高ですが、何度も繰り返し使えるので実は経済的。
長い旅においても、電池切れというストレスもなく、快適に過ごせています。
確かに少し値は張るので、我が家では一度に沢山は買わず、何か通販で買うときなどのついでに、少しずつ買いそろえています。
キャンピングカーだから、充電も心強い!
実際に補助照明も含めて、全て点灯した状態が上の写真です。
非常に明るいです。補助照明は元の照明色と合わせて「電球色」にしました。
キャンピングカーはサブバッテリーなど、走行中に勝手に充電してくれるので、冷蔵庫の出力を上げるなど、電力を多少多めに使っても問題ありません。
照明に使ってしまった充電式乾電池も、走行中に充電して、また来る夜に備えています。
たとえ満充電にならなくても、ニッケル水素なので一晩程度なら十分もちます。
一般の車でも出来ると思いますが、キャンピングカーにおいては「ガンガン」充電できてしまうのが心強い点です。
ちなみに私は、一回に16本充電できる充電器を使用しているので、なんら心配はありません。
外に持ち出せるので使用範囲も広がる!
我が家では最初に紹介した100円LEDランタンは、キャンピングカーの中だけでなく、外でも使っています。
乾電池なので当たり前ですが、外でも簡単に持ち出すことができるのでとても重宝しています。
最近ハマっているのが、BBQの時などにコンロの近くに置いて、食材を照らし演出すること。
照明のおかげで、肉や野菜がテカって本当においしそうに見えます。
ちなみに、我が家はキャンピングカーに乗った時点で炭は卒業し、今はガスコンロを使用しています。おかげで容易な火力調整もできるし、時間も大幅に短縮させる事が出来ています。
また、夜のBBQなどでは周囲が暗く、肉が焼けてるんだか、焼けてないんだかよく分からないなんて事ありませんか?
そんな時も、このように照明で照らすと、肉の焼け具合もはっきりと分かります。
便利アイテムを上手に組み合わせて!
今回紹介したアイテムは、電池式で設置も簡単。気軽に取り付けることができると思います。
ですが、いくら簡単便利であっても、全てを乾電池でまかなうことは出来ません。
充電の手間がない、安定した電力量などのメリットは当然、12Vのサブバッテリーにはかないません。
お互いの特長を活かしつつ、アイテムを上手に組み合わせることで、快適なキャンピングカーライフを送れると思います。
キャンピングカーは旅そのものを楽しむほか、DIYや快適化を進めて、自分流のキャンピングカーに仕上げていくのも楽しみの一つ。
普通車では味わう事が出来ない、キャンピングカーならではの楽しみをぜひ満喫してください。
ライター:Tanisan
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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