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運命的な出会いをしたキャンピングカーで、プライスレスなお子さんとの時間を満喫するパパにインタビュー
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
レンタルキャンピングカーで出掛けた先でたまたま見かけた、車体名も分からないキャンピングカーに一目惚れ。
ネットで3ヶ月かけて探し当てた「レガード」。
“ビルダー”という専門用語も知らないまま、ひたすら探し続けた執念の先には、家族との時間を予想以上に満喫できる至福のプレゼントが待っていた。
今回はお子さんと愛犬とキャンピングカーライフを楽しむご家族をインタビューしました!
【プロフィール】
TARUPAPAさん(40代)関西を拠点
愛車:LTキャンパーズ レガードネオプラス
車旅歴:5年
キャンピングカー歴:5年
車旅メンバー:奥様、娘さん、トイプードル
一目惚れしたキャンピングカーが初代キャンピングカーになった日
キャンピングカーの車種はなんでしょうか。
ヨコハマモーターセールス(LT キャンパーズ) のレガードネオプラスで、一目惚れして購入に至った私にとって初めてのキャンピングカーです。
6年前、思いつきでキャンピングカーレンタルをしたことがあります。
そのときの旅先にレガードが停まっていて、スタイリッシュなカッコイイ外見に「実際に自分でキャンピングカーを買うなら、コレだな」と思ったことを覚えています。
しかし当時は“ビルダー”という単語さえ知らなかったので、旅から帰ってひたすらネットの画像検索で探しまくりました(笑)
当時、レガードは今ほど登録台数も少なかったので、該当する画像を探し当ているまでに相当な時間がかかりました。
画像から「レガード」にたどり着いてからは、販売店と全ての詳細を調べて……一目惚れしてから3ヶ月ほど調べました。
キャンピングカーが欲しいと思ったきっかけを教えてください。
2016年11月に興味のあったキャンピングカーをレンタルし、富士山周辺を二泊三日で車旅しました。
当時小4の娘と妻がキャンピングカーに対して好感触で「キャンピングカー欲しいな~」と声を漏らしたので、シメシメと思いました。
しかしいざ調べ始めると、金額的な負担もあり厳しいと感じました。
時を同じくして、サンタさんからキャンピングカーオールカタログが届いたことが、購入の後押しになりました(笑)(当時のわが家は、家族全員にサンタさんからプレゼントが届くシステムでした。)
そこから年末年始ずっとカタログを読みあさり、ネット検索をしている姿に神の一言が降臨。
「買いもしないのにパパ凄く見ているね~」と妻と子どもが言うので「じゃあ、買う?」と返したところ、いい反応が(笑)妻の気が変わらないうちに支払計画を確認しました(笑)
そして実際に年明け2月にはLTキャンパーズさんを訪問しました。
下調べの段階で既に“レガード一択”で、LTさんのブログでお店のイメージもできていたので、妻には内緒で実印を持参しました。
珍しいと言われますが、わが家は購入までにキャンピングカーショーに行きませんでした。
ちなみに、ネットで検索している時に目にした“子供との時間はプライスレス”の言葉が、キャンピングカー購入の後押しになりましたね。
特に娘の年齢的に、一緒に出掛けなくなるおそれのある中学生になった後は手放す可能性も加味しました。
だからこそ、遅くとも夏休みまでの納車ができる場合のみ【購入】という条件をつけました。
ちなみに私は2ヶ月悩みましたが、妻は預貯金の確認だけでほぼ即答でOKしてくれ、かなり男前で惚れ直しました!(笑)
気に入った車じゃないと出掛ける気分も違うからとレガードを買うか止めるかの二択で他のキャンピングカーは選択肢にありませんでした。
そんな感じの大恋愛の末の購入でした。
大恋愛の末にゲットしたレガードの基本情報
特に気に入っているポイント、残念に思っているポイントがあれば教えてください。
私は身長187cmです。
そのため、キャンピングカーを購入するにあたり、一番気になるポイントは高さでした。
運転席の頭上のクリアランスが気になる旨を伝えたところ、テーブル収納方法の変更により、頭をぶつけない様に改造していただきました。
それからプルダウンベッドにもFAPSシートのヘッドレストでベッド展開時の延長加工と“デカ夫仕様”になっています。
皆さん個性のある改造をされているのですが、わが家はサードシートを直角スタイルから肘掛け、背もたれの角度を緩くした“ちょいVIPスタイル”で同行者の座り心地も改善しています。
レカロシートにした関係でセンターコンソールを自作し、自分好みのカッコいいキャンピングカーを目指しています。
外観のお気に入りポイントは、バンクベッドの空気抵抗を感じない点です。
開口部が専用設計で後付け感がないデザインは他車にはない特長で気に入っています。
内装はプルダウンベッドによる運転席上部の解放感、フレーム延長による座席レイアウト(ラウンジスタイル)、安定のある運転ができる設計、そして普通車駐車場に停められる限界サイズで、私にとってベストな1台です。
車内は二段ベッドの下段を加工してもらっています。
だから内部から荷物の出し入れができるので、鍋やフライパン等のかさ張る物も上手く収まっています。
他のオーナーさんで「レガードは収納が少ない」という声もあるようですが、わが家はデビューがレガードなので、収納もこんなものかと納得しています。
内装はシンプルな分、DIYでライティングをしたり装飾したりと、自分好みになっています。
コンロは家庭用のカセットコンロですが、専用の収納庫を作ってもらっています。
逆にシンクは残念ポイントとなりました。
給水タンクが90Lあるのですが、清水ではないので飲用に使えないのと、冬場は凍結の危険があるので使わない様にしています。
車両の残念ポイントもあります。
カムロード全般でしょうが、長距離移動に使う車なのに安全機能も一切ありません。
ステアリングリモコン等がない、ふた昔前の設備だという部分。
エンジンルームの暑さと並び、夏場のエアコンの効きにくさ。
この点はデュカトベースが羨ましいですね。
気軽にでかけられるキャンピングカーで、思い出が増える一方
キャンピングカーを買う前と後で、ライフスタイルに変化はありましたか?
夜間、道路が空いているタイミングに目的地近くまで向かい、車中泊するスタイルです。
だから目的地での時間を最大限有効に使える様になりました。
特に施設のオープン時間に合わせて入場し、空いている時間帯にゆっくり観光をしたり写真撮影できるのが嬉しいです。
あと、距離感覚が麻痺したと言うか、連休があれば5時間位の移動なら気軽に「行こうか」と考える様になりました。
印象に残っている旅の思い出を教えてください。
キャンピングカーを購入して目的地に設定していたのが、北海道で牧場を経営している友人に会いに行くことでした。
これは購入から3年目のGWに達成しました。
フェリーで上陸し苫小牧港から観光しながら、2日かけて道東まで北海道の大きさを体験しながらの移動。
北海道での車旅、スケールの違いを体感しましたね。
本当にお気に入りの場所です。
東北の震災伝承館や広島の平和記念館や原爆ドームなどで体感をしたり、ツアーでは行かない絶景に向かったりしています。
これからのキャンピングカーライフの展望はありますか?
まずは、沖縄を除く全国46都道府県を車旅で制覇したいです。
通過だけで観光できていないところもありますし、ゆっくり回りたいですね。
今は限られた時間なので…また、将来的には自分でDIYで作った車で旅がしたいとも思っています。
最後に購入を悩んでいる人にアドバイスをお願いします。
わが家では現在、キャンピングカーの使用頻度が下がってきてはいますが、今後手放す予定はありません。
購入したことは全く後悔していませんが、購入時期だけは「もっと早ければよかった!」と多少後悔しています。
先にも答えた『子供との時間はプライスレス』ですよ!
読者のみなさまも、素敵なキャンピングカーライフを!
ライター:山縣 睦海
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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