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365日毎日キャンピングカーで生活する私がオススメする本当にあって良かったキャンピングカーの設備5選!
キャンピングカー情報をはじめとして、キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信しているWEBマガジン・DRIMOから、実際に車中泊やキャンピングカーを楽しんでいるライターによる記事をMOBYがご紹介します。※以降の記事内容および記事タイトルはDRIMOからの引用・参照です
年間365日キャンピングカーで生活する暮らし
昨年の夏にキャンピングカーを購入してから秋、冬、春、そしてまた夏とオールシーズンをキャンピングカーで生活しているからこそ分かった「このアイテム良いわ~、重宝してるわ~」という設備を今回は紹介していきたいと思います。
あって良かった運転席の設備
我が家のキャンピングカーは10年以上前に制作されたトラックベースのキャブコンで、運転席はトラックそのものです。中古購入当初の状態から交換・変更して本当に良かったと思えるアイテムがこちらの2つです。
LEDヘッドライト
我が家のキャンピングカーのヘッドライトはもともとハロゲンライトでした。ハロゲンライトはオレンジ系の明かりで、ハイビームにしても明かりが前に伸びているようには見えません。実際は伸びているのかもしれませんが、直前まで乗っていた軽自動車と比べると全然明るく感じないのです。
夏の夜に星を見に山へ行った際にも、雨の夜に霧の道を走行した際も、街灯のない夜道ではハロゲンライトの照度は視界不良すぎて周辺が“全く見えない恐怖”を味わいました。
「毎晩恐い思いをして走るのは嫌だ!」と思い、すぐに試してみたのがヘッドライトの黄ばみ取りです。しかし様々な黄ばみ取りを試しましたが、明るさは変わりません。
キャンピングカー取り扱い店の方に相談したところ、「これはライトの質の問題だから、これ以上は明るくならないです。」と指摘されたこともあり、ハロゲンライトからLEDライトへ変更しました。
旅をしていると知らない道ばかりを走ることになるので、「夜でも道の行く先がはっきりと見える」というのは安全のことを考えると必須条件です。
車体を乗りこなす・荷室を使いこなす心配ばかりをして購入した車体ですが、我が家は早い段階でヘッドライトをよく見えるタイプの物に交換して正解でした。
レンタルキャンピングカーを借りられる場合はヘッドライトの種類にも着目して安全を確保すれば、くるま旅もバッチリ楽しめるのではないでしょうか。
2面鏡式サイドミラー
次にオススメしたいのがサイドミラーです。こちらも中古購入当時はノーマルのサイドミラーでしたが、荷室部分の出っ張りで車体の左側がほぼ見えません。
道の先が見えないのももちろんですが、バックで駐車する際に左側が全然見えないのも大問題です。そこで早々に変更したのが“2面鏡式ミラー”です。
こちらのミラーはかなりの広角で助手席側が見えるので駐車時の塀や隣の車との距離感はもとより、走行中の二輪のすり抜けがバッチリ見えるので重宝しています。
ちなみに元々のサイドミラーの時は、見えなくてどうしようもない時は2人体制で、1人降りて左側を確認しながら入出庫をしていました。これも2人いればできますが、悪天候時や夜間などは本当に面倒なものです……。
私は左側のみ2面鏡式ミラーを採用していますが、実際に使ってみて左側のみの変更で十分に感じます。
あって良かった荷室の設備
FFヒーター
キャンピングカー乗りの皆さんが口をそろえて言うのが「FFヒーターがないと冬は辛い!」という話。私のキャンピングカーは購入当初はFFヒーターが付いていませんでしたが、実際にFFヒーターが搭載されているキャンピングカーに乗せてもらうと、驚くほど暖かい。
元々軽自動車で真冬に車中泊をしておりましたので冬の寒さに負けるようで癪でしたが、冬もストレスなくアクティブに活動したいのでFFヒーターの追加搭載を決めました。
ちなみに我が家のキャンピングカーのFFヒーターは一部屋にしかありません。
通常新車でキャンピングカーを購入する場合、FFヒーターはバンクベッドやリアベッド、マルチルームにも温風を送れる仕組みの物がほとんどです。しかし追加搭載にあたり、少しでも出費を抑えたかったので、一部屋のみ送風口をつけています。
FFヒーターは温風専用・暖房機です。暖かい空気は上にいくと言われますが、実際にバンクベッドまで暖かい空気がくるので、リビングダイニング部分に送風口があれば冬の暖房対策はバッチリです。
ベンチレーター(換気扇)
キャンピングカーの換気扇といえば「ファンタスティックファン」と「マックスファン」のどちらかと言っていいほどのシェア率を誇ります。私の車の場合、荷室にマックスファン、マルチルームにファンタスティックファンがありますので、そのレビューを書いていきたいと思います。
ファンタスティックファン
ファンタスティックファンはベンチレーター(換気扇)として初期からあるモデルです。特徴としては音が大きい、風量が変えられないという難点がありますが、空気の入れ替えや換気のためになくてはならないアイテムとされています。
我が家の場合ファンタスティックに更にマックスエアーというカバーがついているので走行中も換気できますが、カバーがついていないと走行時使用すると故障の原因になります。さらに雨天時はカバーなしだと雨が降きかけてきます。
マックスファン
マックスファンは前記したファンタスティックファンと比較して音が小さく風量が変えられるのが特徴です。雨が吹き込む心配がないので、雨天日の調理時にも安心して換気できます。
また気温が高い日などはバンクベッドの窓を開けてマックスファンを稼働させる事で空気の流れを作れます。冷房と同様には難しいですが、空気が流れる事である程度の涼しさを感じるられます。そして数あるベンチレーターの中で絶大な支持を受けているタイプになります。
冷蔵庫
ここは意見が分かれるところかもしれませんが、私の場合、冷蔵庫は常時電源を入れているほど大活躍してくれています。
通常の食材は勿論、旅先で購入した生物も何の心配もなく楽しめます。温度設定が低い順に1段階から高い順に7段階に分かれていますが、冬場は1でも十分冷えます。夏場は室温も多少高くなるので2と3の間で設定していますが、それでも十分氷ができます。
冷蔵庫の中に常に入れている物は調味料、納豆、豆腐、道の駅で購入した地の野菜、そしてアルコール等を入れていますが、ストレスなく家の冷蔵庫と同様に使えています。
冷蔵庫のサイズは何種類かあるので、軽自動車のキャンピングカー“軽キャン”にも冷蔵庫を搭載する事が可能です。冷蔵庫は本当に様々な種類がありシガーソケットで稼働するものもあれば我が家の様に12Vで稼働するタイプの物も様々です。
冷蔵庫の強みは、やはり思い立った時に迷わず買い物ができる点です。保冷バッグでは限界のある場合も冷蔵庫なら家と同様に購入した物をポ~イと入れられるので、ストレスフリーです。
ちなみに夏のこの季節に一番重宝しているのは、やはり飲み物を冷やせること、氷を作れること、食材を痛ませずに保管しておけることです。そしてこっそり毎晩の楽しみの晩酌用のアルコールを冷やしておけることですね。
ライター: 山縣 睦海
キャンプや車中泊、バンライフなど、アウトドア&車旅の情報を配信!
- 執筆者プロフィール
- 車旅情報Webマガジン「DRIMO」
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