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日本三大酷道を超えるやばい酷道ランキングTOP10!険道との違いは?
目次
日本三大酷道以上の酷道ランキング第5位 339号線
第5位は国道339号線。青森県弘前市を起点として、同県東津軽外ヶ浜町を終点とする国道です。
東津軽群外ヶ浜町三厩竜飛の竜飛灯台付近から帯島付近を結んでいるこの国道は「階段国道」と呼ばれています。日本で唯一階段が国道に指定されている339号線。362段続く階段国道を上ると、竜飛灯台に続く「階段町道」もあります。
日本三大酷道以上の酷道ランキング第4位 国道265号線
第4位は国道265号線。宮崎県小林市を起点として、熊本県阿蘇市を終点とする国道です。
この国道の阿蘇山周辺の箱石峠付近では、九州随一の絶景を望むことができます。また「ひむか神話街道」という観光道路もあります。
しかし、もともとは山深い南九州を縦断するための林道として整備されたので、一部の区間でまだ未改良な細い道路が続いています。細い上にカーブも多く、またガードレールもない区間が多いので、観光道路として知られる一方で、九州きっての酷道としても有名です。
日本三大酷道以上の酷道ランキング第3位 国道291号線
第3位は国道291号線。群馬県前橋市を起点として、新潟県柏崎市を終点とする国道です。
この区間の、群馬県みなかみ町と新潟県南魚沼市との境にある清水峠は、明治時代に当時の国道8号線として開通した道路です。(現在の国道8号線とは別物です)開通した当時は、まだ自動車ではなく馬車の時代。馬車同士がすれ違うことができる馬車道やトンネルなど、当時としてはとても高規格の山岳道路でした。
しかし、開通からほどなくして自然災害が相次ぎ、トンネルも崩壊。現在では事実上の廃道となっています。
日本三大酷道以上の酷道ランキング第2位 国道324号線
第2位は国道324号線。長崎県長崎市を起点として、熊本県宇城市を終点とする国道です。
この国道は日本で2例しかないアーケードの国道です。この区間は、午前5時から午前10時までの5時間しか自動車および原付は通行できません。それ以外は歩行者専用の通路となります。ちなみに、もうひとつのアーケード国道は大阪府を通る国道170号線にあります。
日本三大酷道以上の酷道ランキング第1位 国道157号線
栄えある第1位は、石川県金沢市を起点として、福井県大野市を経由した後、岐阜県岐阜市を終点とする国道157号線です。こちらの国道は本州屈指の酷道として知られています。
断崖絶壁の細い道路にもかかわらずガードレールやカーブミラーがなく未整備状態なのはもちろん、「川を渡る国道」の代名詞となるほど洗い越しがあります。極め付けは福井県と岐阜県の境にある温見峠入り口にあるこちらの看板。
なんともインパクトのある看板です。急勾配と急カーブが連続する山岳道路で、洗い越しも数多くあります。
酷道が人気!でも要注意
趣味で酷道を通行する人々
日本三大酷道以上の酷道をご紹介しました。実は現在、趣味で酷道を通行する人々もいるほど盛り上がりを見せています。酷道を写真や動画に残し、インターネットで配信する人々や、レポートや旅行記のようなものを書いて発信している人々もいます。
また酷道を集めたDVDや単行本も発売されています!酷道は、いつのまにか人々の人気をあつめ、一つの観光名所的な役割を果たしているといえます。
通行する際はくれぐれも気を付けて!
階段国道やアーケードの国道など、観光名所になっている国道もありますが、なかには道路状態が非常に危険な酷道も数多く存在します。酷道を走るスリルや、非日常の道路を走る楽しみはもちろんですが、自動車を運転する以上、危険は伴います。
楽しい酷道ドライブで事故にあってしまったら元も子もありません。通行する際は十分注意して、酷道ドライブを楽しみましょう。
日本の長いトンネルランキングTOP10
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...