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「若者向けのクラウン!」狙い毎度失敗…新型に見えたなりふり構わぬトヨタの覚悟

「若い世代にクラウンを」と言い続けているトヨタ

トヨタ クラウン(14代目モデル)の特別仕様車“ReBORN PINK”

トヨタが高級車に大胆なカラーリングを採用した例はバイトーンカラーだけでなく、過去にもクラウンで鮮烈なピンク色『モモタロウ』を、先々代にあたる14代目クラウンの特別仕様車『ReBORN PINK』に採用しています。

CMにはテレビアニメや人気アイドルを採用するなど、若者へのアピールを行った14代目クラウンですが、実際に購入した年齢層は50代、60代以上で半数を占めました。

14代目モデルの次、新型クラウンの先代にあたる15代目クラウンでも走りに磨きをかけて若い世代の訴求を目指したものの、やはり50代、60代以上が半数以上。14代目よりもその比率は大きくなってしまったようです。

トヨタはクラウンの若返りに本気を出した?

ボディカラーやマーケティング、車の性能を若者に向けるなど、クラウンを若い世代に訴求するためにあの手この手を繰り出してきたトヨタですが、いっぽうでクラウン自体は後輪駆動ベースの4ドアセダンであることに変わりありませんでした。

新型クラウン クロスオーバーは、世界的にブームとなっているクロスオーバーSUVの流れに乗ったように見えるモデルであることに違いはありません。

しかし、ただ流行っているからという理由ではなく、ありとあらゆる手でクラウンという車を根本から覆さなければ若い世代の興味を惹くモデルは作れないというトヨタの危機感が生んだ車だと見ることも可能です。

トヨタはかつてCM等で「トヨタよ、トヨタの作ったその壁を、壊せ。」というキャッチコピーを使用していました。クラウンにおいても、その壁を壊すことができるのでしょうか。

クラウンクロスオーバーのデザインにSNSでは賛否両論

「伝統車種の変化」には複雑な思いがあるようだ

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MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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