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トヨタ カローラスポーツが外観&2.0Lエンジン採用の大型改良を予定!!先進装備も刷新
目次
カローラスポーツが大型改良を予定
トヨタ カローラスポーツに予定されている大型改良の詳細情報をトヨタディーラーへの取材によって入手しました。
後でもお伝えしていますが、今回の改良はかなり大型。この改良について前回お伝えした記事ではコメントにて「マイナーチェンジではないのか」とのご指摘もありましたが、販売店に問い合わせたところ「あくまで改良」とのことでした。
今回は前回よりもさらに詳細な変更が判明したので、余すことなくお伝えしていきます。
現在販売中の特別仕様車は廃止
今回の一部改良に伴い、現在販売されている特別仕様車「50 Million Edition(50ミリオンエディション)」を廃止します。
外観が大きく変更される
今回は改良という位置づけではあるものの、ヘッドランプ、フロントロアグリル、リアロアバンパーのデザインに変更が加えられるようです。
要するに前後デザインが変わります。後述しますがパワートレインにも変化がみられるため、ほぼマイナーチェンジと言える変更になります。
激アツ!2リッターエンジン採用
今回の一部改良で最も大きな変更点と言えるのがパワートレイン体系の変更です。
現行に搭載されている1.2L直列4気筒ターボエンジンを廃止し、あらたに2.0Lエンジンを採用するとのこと。1.2L廃止については以前お伝えした予想でも触れていますが、やはり不人気であることが理由だと思われます。
近年の新型車を追っている方は2リッターエンジン採用と聞いて、2020年5月に500台限定で発売したカローラツーリングの限定車「2000リミテッド」を思い出すのではないでしょうか。2000リミテッドは当時、あまりの人気に即完売したという幻のモデル。
車種は違えどカローラシリーズに2.0Lが復活するという形になりました。
ハイブリッドは新型ノアヴォクと同じ第5世代へ
ハイブリッド仕様については、今年1月に発売した新型ノア&ヴォクシーから採用となった第5世代ハイブリッドを新たに搭載します。
外装色に新たにオレンジなどを追加
ボディカラーでは新たに「オレンジマイカメタリック(4Y8)」「ダークブルーマイカメタリック(8W7)」を追加。どちらもG”Z”とGでのみ選択可能で、オレンジマイカメタリックについては国内トヨタ初採用色となります。
一方で「ブラキッシュアゲハガラスフレーク(221)」は廃止。先代ヴォクシーなどにも採用されていたカラーですが、今後は設定されなくなります。
安全装備やマルチメディアが充実
外観以外に追加される機能をお伝えします。
先進安全装備
改良後には以下の安全装備が追加されます。
- TSSⅡからTSSⅢに変更(TSS=トヨタセーフティセンス)
- ドライバー異常時対応システム
- プロアクティブドライビングアシスト
- 発進遅れ告知機能
ナビ・マルチメディア周辺
コネクティッドナビなどの次世代マルチメディアを採用。エントリーグレード以外はディスプレイオーディオを標準装備、オプションでディスプレイオーディオプラスも選択できます。
ディスプレイのサイズが現行だと7インチでしたが、新型では8インチと10.5インチに拡大。画質も大幅に向上し、現行の38万画素から98万画素になります。画面サイズによって画質に違いはありません。
また、テレビもコネクティッドオプションでしたが標準装備に。そもそも設定されていなかったHDMIも設置できるようになりました。
ひとつ悲しいポイントとして、CD/DVDデッキ設定が廃止されたこと。一部ユーザーにとってではありますが、この変更はマイナスに作用するのではないでしょうか。
ディスプレイオーディオとディスプレイオーディオプラス、それぞれの装備は以下のとおりです。
ディスプレイオーディオ(エントリーグレード以外に標準装備)
- 8インチディスプレイ
- テレビを標準装備
- HDMIはディーラーオプション
ディスプレイオーディオプラス(オプション)
- 車載ナビ+コネクティッドナビ 10.5インチ
- テレビを標準装備
- HDMIを標準装備
- メーカーオプションのドラレコと連動可能
- スマートデバイスリンクを廃止
ドライブレコーダー&ETCが標準に!
改良後はエントリーグレード以外にETCが標準設定されるほか、なんと8インチディスプレイ仕様だと前方ドライブレコーダーも標準設定。オプションで10.5インチディスプレイを選択すると、前方後方ドライブレコーダーとBGM録画機能が付属します。
ドライブレコーダーで撮影した映像はUSBで移行することにより、ディスプレイオーディオやパソコン、スマホで観ることができます。
価格はハイブリッドガソリンともに上昇
改良後の車両価格は、全グレードで高くなります。特にガソリンはパワートレイン体系を刷新した影響でハイブリッドよりも上げ幅が大きくなると予想されます。
グレードごとの予想値上がり金額は以下の通りです。
グレード | 値上がり 予想額 |
---|---|
HYBRID G”Z” | 約7万円 |
HYBRID G | 約6万円 |
HYBRID G”X” | 据え置き |
G”Z” | 約9万円 |
G | 約8万円 |
G”X” | 約2万円 |
発売時期未定、生産開始は秋頃
新型カローラスポーツの発売時期はまだ未定ですが、生産開始時期は暫定的ではあるものの9月下旬から10月上旬に予定されているようです。
また、同時期に「カローラ」「カローラツーリング」においても同様の大きな改良がなされるでしょう。以前お伝えした情報はこちらからご覧になれます。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...