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スバルの軽自動車全8車種一覧|自社開発をやめてしまった理由とは?【2022年最新情報】
目次
かつて日本の軽自動車ブームを牽引したスバル
現在のスバルは、水平対向エンジンや4WDモデルの印象が強い自動車メーカです。しかしかつては、軽自動車ブームを牽引したメーカーとして、その名が知られていました。
スバルがはじめての軽自動車「スバル360」を発売したのは、1958年3月のことです。当時の一般家庭にとって、自家用車は夢のアイテムでした。庶民が購入できるような乗用車は、日本ではまだ登場していなかったのです。
こうした時代を背景に、自動車産業を発展させるべく開発されたのがスバル360です。小型で高性能、かつ低価格なスバル360は、爆発的人気を博して一般家庭に普及します。
スバル360の成功を皮切りに、「レックス」や「ヴィヴィオ」などの乗用車のほか、軽商用車においては“農道のポルシェ”と呼ばれた軽トラック「サンバー」を開発。独自性のあるモデルを次々とリリースし、軽自動車シーンを牽引しました。
2008年に軽自動車開発から撤退
2008年4月、スバルは軽自動車開発からの撤退を表明。7代目サンバーの生産停止(2012年2月)をもって、54年間続いた軽自動車の生産を終えました。
現在スバルが販売している軽自動車は、業務提携しているダイハツから供給されるOEMモデルです。軽自動車開発からの撤退とOEMモデルの取り扱いは、変化する市場に対応すべく決断されました。
現在の軽自動車市場は、小型車の開発技術に長けたスズキとダイハツの2トップがリードしています。軽自動車市場において、この2強と渡り合うことは難しいと判断したスバルは軽自動車の自社開発を断念。現在は登録車(661cc以上の乗用車)の開発に専念しています。
軽自動車の販売を継続するため、現在スバルはダイハツ・トヨタと業務提携して、OEMモデルの取り扱いを開始しています。
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本日の在庫数 584台 平均価格 67万円 支払総額 11~550万円
OEMの解説記事はこちら
【トールワゴン】ステラ
ステラは、初代モデルが2006年に登場した軽トールワゴンです。2代目モデルからはダイハツ「ムーヴ」のOEMとなり、現在は3代目モデルが販売されています。
現行型ステラは、6代目ムーヴの姉妹モデル。多彩なシートアレンジが可能な広い室内や、最大31km/Lの燃費性能など、ステラにはベーシックな軽自動車に求められる要素が備わっています。
ほとんどのグレードに予防安全装備「スマートアシストⅢ」が標準装備されていることも、現行型ステラの特徴の1つ。車や歩行者との衝突回避を、警報や自動ブレーキでサポートしてくれます。
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本日の在庫数 1030台 平均価格 54万円 支払総額 10~165万円
【トールワゴン】ステラカスタム
ステラカスタムは、ステラのドレスアップモデル。初代ステラと同時に登場し、2代目以降はダイハツ「ムーヴカスタム」の姉妹モデルとして販売されています。
現行型ステラカスタムの魅力は、なんといってもスタイリッシュなエクステリア(外観)。クールでダイナミックなフロントマスクは、迫力と上質さを感じさせます。
ターボ仕様を選べることも、ステラカスタムの魅力です。ターボグレード「RS スマートアシスト」の最高出力は、軽自動車トップクラスの47kW[64PS]。CVTのスムーズさも相まって、爽快な走りを楽しませてくれます。
【トールワゴン】プレオプラス
プレオプラスは、2012年に初代モデルがデビューした軽トールワゴン。ダイハツ「ミライース」のOEM車として登場し、現在は2代目モデルが販売されています。
価格の安さと燃費性能がプレオプラスの魅力です。現行型プレオプラスの車両本体価格は90万円からと、軽自動車のなかでもトップクラスの安さ。また、プレオプラスの燃費は最大35.2km/Lと、こちらも軽トップクラスです。
スマートアシストⅢを標準装備していることも、プレオプラスの魅力。安価なモデルでありながら、最新の予防安全機能を備えています。
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本日の在庫数 279台 平均価格 63万円 支払総額 15~134万円
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...