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フォーフォー

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新型スマートフォーフォーの魅力|4人乗りスマートの評価や燃費性能は?

生まれ変わった新型『スマートフォーフォー』とは?

スマート フォーフォー 2016年型

一旦生産終了したものの、新たに生まれ変わり注目を集めている新型『スマートフォーフォー』とは何なのかをここからご説明していきます。

ルノーが加わった『スマートフォーフォー』

新型の生産・開発は、初代の『スマート』と変わって、ルノーとのジョイントベンチャー(合同出資企業のようなもの)になりました。
スマートフォーツーは以前と変わらない工場ですが、スマートフォーフォーに関しては、ルノーから販売されている、兄弟車にあたる新型トゥインゴ(トゥインゴIII)と共に、ルノーのスロベニア工場で生産されることになります。

エンジンの位置が変わって更にコンパクトに!

新型の開発から、ルノーとの共同になったことによってまず変わったのが、エンジンの位置です。

『スマートフォーフォー』は生産終了されたモデルは、FF(フロントエンジン・前輪駆動)でした。
しかし今回からは、RR(リアエンジン・後輪駆動)として販売されます。

ルノーはRR車を得意としたメーカーでもあり、その部分が大きく影響していると言えます。
RR車になったことにより、前方がよりコンパクトになりました。それに加えて、新たなプラットフォームの使用により、トレッド(左右タイヤ接地面の中心間の距離)が広がり、前輪の切れ角が増して、RR車として、最大限の力を発揮できるようになりました。

RRは操縦安定性などの点で難しい面もあるが、新型スマートでは不満のない乗り心地、静粛性、このクラスのRR車としては稀に見る操縦安定性を確保している。また、RRならではの個性、メカニズム的な面白さ、電動化など将来の展開性も楽しみ。

出典:http://goo.gl/

世界最小のコンパクトカーに!

RR車に生まれ変わった事により、前方に無駄なスペースが無くなり、更にコンパクトになった『スマートフォーフォー』。

全長3.5mで4人乗りを成立させている事も驚きですが、特筆すべきは最小回転半径です。スマートフォーフォーで4.1mと、今どきの軽より圧倒的に小さいのです。

RR車の利点を最大限に生かすボディになっているのでこのような小回りが実現可能になりました。
欧州や日本など、密集した住宅街や狭い路地でもこの新型『スマートフォーフォー』なら難なく走り抜けるでしょう。

コンパクトになったのに室内は広々、使いやすく進化

スマートフォーフォー 内装

新型『スマートフォーフォー』の更なる驚きはまだあります。
以前のモデルよりコンパクトにになったにも関わらず、室内空間は拡大しているのです。

それも全長等は短くして、全高を10センチ程高くしたことによるものでしょう。
ただ、後部座席は大人ではやはり若干の窮屈さは感じるかもしれません。

そして前モデルと内装面でも大きく変化しています。

キーを差す位置がセンターコンソールから、一般的に馴染みのある、ステアリング右へと変更。ブレーキペダルも従来のオルガン式から、一般的な釣り下げ式に変更され、操作感もペダルレイアウトも格段に操作しやすくなっています。

ラゲッジスペースも、185~最大730Lを確保しています。日常の買い物程度なら十分なスペースと言えるでしょう。また、助手席バックレストを畳むこともできるので、長物も積める事が可能です。

見た目がポップで、一目で分かる個性的なデザイン

スマート・スマート フォーフォー

新型『スマートフォーフォー』デザインも新しくなりました。

先代の一目で分かるコンパクトさのデザインコンセプトは生かしつつ、更にそこにポップさを追加しました。
ボディーを2色構成にしていることからそれが伺えます。

フロントはボンネットが少し強調されて、フロントグリルやヘッドライトが大きくなっており、ポップさの中にも逞しさが垣間見えるでしょう。
内装面もインパネ部分には布張りを採用し、シンプルだが風合いにもこだわり、太めの革巻きステアリングホイールも以前と比べてそっけない感じはなくなっています。

新型モデルは安全面や室内装備も充実!

コンパクトカーながら安全面での装備もしっかりしています。

それの象徴ともいえるのがデザインのツートンカラーでボディと別れている部分、高強度スチール骨格「トリディオンセーフティセル」です。
これは以前の『スマート』にも採用されていたもので、それが受け継がれています。
この骨格のおかげで、Sクラスとの衝突でも室内は守られています。

またエアバックは、前席左右のSRSエアバッグに加え、SRSサイドエアバッグを備え、運転席にはSRSニーバッグも追加。またドアパネルは乗員の腰部を保護する目的で変形部材を採用し、コンパクトカーとは思えない充実の安全装備です。

スマートフォーフォー 内装

また室内装備も時代に合わせた装備になっています。

オーディオに関しては敢えてCDプレイヤーは搭載せず、Bluetooth/USBインターフェース付のAM/FMラジオにしています。

ナビも純正アクセサリーとして専用スマートフォンクレードルが用意されるほか、ナビゲーション機能やハンズフリー機能をセットにしたスマート専用アプリ「スマート・クロス コネクト」も無料でダウンロードできるようになっています。

これは、スマートフォンが主流の現代に合わせた考え方でしょう。

他にもワイパースイッチを間欠ポジションにしておくだけで、ワイパーの作動を自動調整してくれるレインセンサーの装備、アクセルを踏まなくても設定した速度を保持してくれるクルーズコントロール等、最新装備も搭載しています。

コンパクトながら、中身は最先端技術が凝縮されているのです。

新型『スマートフォーフォー』の気になる燃費と価格は?

スマート フォーフォー 2016年型

スマートフォーフォーの燃費情報!

スマートフォーフォーの気になる燃費は、

ハイオクで22.3 km/L(JC08モード)となります。

実燃費は13.0~16.0km/Lとなっています。
低燃費を追い求める方には物足りないかもしれませんが、燃費以外の魅力満載のスマートには十分な燃費性能と言えると思います。

スマートフォーフォーの価格情報

気になる価格ですが、2グレードあり、

・スマート フォーフォー“パッション”が209万円
・スマート フォーフォー“プライム”が229万円

となっています。
コンパクトカーとしては日本車よりも少し高めの設定になっています。

カラーバリエーションは豊富で、ポップな色合いが多いいので、女性にも選びやすい仕様でしょう。

スマートフォーフォーの中古車価格

最新「メルセデス・ベンツその他」中古車情報
本日の在庫数 54台
平均価格 1,293万円
支払総額 98~7,080万円

メルセデス生まれ新型コンパクトカー『スマートフォーフォー』はいかが?

スマートfor two & for four試乗動画

メルセデス・ベンツ日本では、新型スマートをメルセデス・ベンツが開発し、品質を備える“メルセデス生まれの”シティ・コンパクトとアピールしています。

車体にはルセデスのロゴは一切入ってはいないものの、以前のスマートはメルセデスのクルマだという認知度が低く、それが販売につながらないケースもあり、それを強く強調しているものだと思われます。

CMに嵐の相葉雅紀さんを起用し、以前のようにはいくまいと意気込みが伺えます。

日本でも様々なタイプの軽自動車が販売されており、国外車でもフォルクスワーゲン等との競争も激しくなってくるでしょう。価格が少し高いのも気にはなります。

しかし、世界最小を誇るコンパクトカーは一見の価値ありだと思います。この機会に是非、メルセデス生まれのコンパクトカー『スマートフォーフォー』に乗ってみてはいかがですか?

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執筆者プロフィール
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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