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【画像62枚】マツダが新型CX-60発表!欧州向けはPHEVから。日本では4月に
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マツダの新しいフラッグシップモデルデビュー
2022年3月8日(現地時間)にマツダは、欧州にて新型SUVの「CX-60」を公開しました。
CX-60は、後輪駆動ベースのプラットフォーム「ラージアーキテクチャ」を採用する「ラージ商品群」の第1弾モデルで、欧州市場におけるマツダ初のプラグインハイブリッドモデルとしてデビュー。
2022年夏に販売が開始される予定となっています。
随所に「和」のテイスト取り込んだデザイン
CX-60はマツダの「魂動」をさらに進化させた最新のデザインを採用した2列シートのミドルサイズSUVです。
LEDが埋め込まれたシグネチャーウイングなど、これまでのマツダ車にはない新しいデザインを取り入れながら、既存のマツダ車のデザインを集約させたような外観となっています。
CX-60ではマツダの特別塗装色「匠塗」の新色「ロジウムホワイトメタリック」が設定されました。
ロジウムホワイトは、日本の美意識「LESS IS MORE」から着想したという、従来のホワイトパールとは異なる塗装色になっているとしています。
おなじみの「ソウルレッドクリスタル」や人気の「マシーングレー」を含め、欧州では全8色のボディカラーを設定。
また、欧州で発表されたグレードでは、上位グレードとエントリーグレードでフロントバンパーやグリルのデザインに一部違いがあります。
内装では、メープルウッドやナッパレザーを採用。「掛け縫い」をはじめとした日本の伝統的な技術や素材を組み合わせ、日本の美意識を反映したインテリアに仕上げられています。
また、黒を基調としたスポーティな内装も公開されました。欧州仕様では、最上位グレードを除いてこのインテリアとなるようです。
PHEVモデルを先行して展開
欧州で展開されるパワートレインは、現在のところ全グレードで2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンのプラグインハイブリッドのみです。
CX-60のPHEVモデルは、システム総合出力327PS・最大トルク500Nmのパワフルなユニットに、新開発の8速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、0-100km/h加速は5.8秒と軽快な走りを実現。
100km/h以下で最大63kmのモーター走行が可能で、発表された燃費性能はWLTPによる総合燃費で1.5L/100kmとなっています。
また、ドライバー認識によってシートポジションなどを自動で調整する「マツダ・ドライバー・パーソナライゼーション・システム」を新たに搭載するほか、2021年の商品改良でロードスターに導入された「キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)」をCX-60にも導入。
マツダが標榜する「人馬一体」の走りを実現するとしています。
日本仕様は4月上旬に公開
CX-60の日本仕様は4月上旬に公開される予定です。
日本仕様ではPHEV含め「直列4気筒ガソリンエンジン」「直列4気筒ガソリンエンジン+プラグインハイブリッド」「直列6気筒ディーゼルエンジン」「直列6気筒ディーゼルエンジン+マイルドハイブリッド」の4つのパワートレインが登場すると予想されています。
直列4気筒ガソリンエンジンモデルがエントリーグレードとなり、価格は330万円からとなる見込みです。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...