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『GR GT3 Concept』実車テストカーもてぎに登場!“戦うレクサス”の顔つきに
「レースで勝てる車を作る」トヨタの本気スポーツ『GR GT3 Concept』がコースデビュー
2022年1月に開催された東京オートサロン2022でトヨタが初公開した『GR GT3 Concept』は、「レースで勝つための市販車」としてGT3カテゴリーでのレース参戦を前提に開発されたモータースポーツ活動を行う顧客に向けのモータースポーツ用モデルです。
この『GR GT3 Concept』に関するトヨタの公式な情報は、東京オートサロン2022で初公開して以降出ていない状況ですが、国外でのディーラー説明会ではレクサスエンブレムを装着していたことや、レクサスのモータースポーツ向け車両『RC F GT3』に代わる、カスタマーモータースポーツ車両としてデビューすることなどから、『RC F GT3』と入れ替えで登場する可能性があります。
また、日本国内でも富士スピードウェイや鈴鹿サーキットで、『GR GT3 Concept』の市販モデルであると予想されるテストカーも目撃され、そのエンジンサウンドから『RC F GT3』のV型8気筒エンジンをキャリーオーバーしたハイブリッドを搭載することなどが予想されました。
実戦投入に向けたテストへ臨んでいることがわかる『GR GT3 Concept』の市販モデルですが、新たにモビリティリゾートもてぎでもその姿が捉えられています。
ハイブリッド式となりエンジンは『RC F GT3』からキャリーオーバー?
『GR GT3 Concept』市販モデルがもてぎでテスト走行!顔も見えた
今回MOBY編集部が提供を受けた『GR GT3 Concept』と思われるテストカーの写真では、車体のフロントからリアにかけてその姿が写し出され、映像では確認が難しかった細かなディティールも見えてきました。
ロングノーズ・ショートデッキというスタイルや、フロントのスピンドルグリルを思わせる台形の開口部が『GR GT3 Concept』のデザインを継承した姿であることを感じさせるいっぽう、『GR GT3 Concept』で特徴的だった左右のヘッドライトをつないだスリットは、カモフラージュされているのか、存在しないのか、採用されていないようにも見えます。
テールまわりではダックテール形状のスポイラーも追加。GTウイングもコンセプトカー発表時よりも高く、また後方へセットされており、走行テストを経て空力性能の改善に努めていることがうかがえました。
また、ヘッドライトはレクサスのDRLを思わせるシャープな造形になっているほか、テールランプ周辺は『LFA』とのつながりを感じられるデザインであることも確認でき、レクサスブランドのスポーツカーとして、そのイメージを牽引するモデルとなることは間違いないでしょう。
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- MOBY編集部
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