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【リコール】レクサス ISやRCなど約8.5万台、燃料漏れのおそれ

レクサス ISなど85,385台にリコール

現行モデルのレクサス IS(“F SPORT Mode BlackⅢ”)

2022年11月30日、トヨタは燃料蒸発ガス排出抑制装置において、国土交通省にリコールを届け出たことを発表しました。市場からの情報によるものとし、現在の不具合件数は合計9件で、事故の発生はないと伝えられています。

改善対策の対象となるのは2011年11月18日~2018年8月31日に生産されたモデル。製作期間は購入した時期と一致しないので、必ず確認するようにしてください。

自身の所有する車が対象車両かどうかは、リコール・改善対策情報で確認できます。

自分の車がリコール対象だった場合、最寄りの取り扱い販売店へ来店日時を予約し、点検・修理を受ける必要があるとのこと。修理代などは無料で、費用などは発生しません。

レクサス ISなどにおける不具合の状況

リコール イメージ画像

燃料タンクに組み付けられている燃料蒸発ガス排出抑制装置において、ケース上面(樹脂製)の形状が不適切なため、使用過程で当該ケースに微小な亀裂が発生することがあり、そのため、長期間使用を続けると亀裂が貫通し、満タン時に燃料が漏れて、燃料臭がするおそれがあるとのこと。

これをうけてトヨタは、全車両、燃料蒸発ガス排出抑制装置を対策品に交換すると伝えています。

不具合発生箇所と改善方法

【不具合発生箇所】
燃料装置(燃料蒸発ガス排出抑制装置)
【改善措置の内容】
全車両、燃料蒸発ガス排出抑制装置を対策品に交換する。

問題がある箇所と対応方法は以下の図で公表されています。

対象となる車両情報

冒頭でも説明した通り、リコール対象となるのは以下の期間に生産された車両です。仮に所有する車がこの期間中に生産されていた場合、下の型式や車台番号なども参照してください。

【開始】
2011年(平成23年)11月18日
【終了】
2028年(平成30年)8月31日

リコール対象車が含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれているとのこと。詳細はお買い求めの販売会社までお問い合わせ下さい。

型式や車台番号、生産台数などは以下の表のとおりです。

■レクサス IS
【通称名】
IS200t
IS300
IS350
IS300h
【型式/対象車の台数】
DBA-ASE30 / 4,561台
DBA-GSE30 / 3,317台
DBA-GSE35 / 1,012台
DBA-GSE31 / 1,987台
DAA-AVE30 / 26,689台
DAA-AVE35 / 1,322台
【対象車が含まれる車台番号】
ASE30-0001001~ASE30-0005692
GSE30-5000114~GSE30-5083043
GSE35-5000106~GSE35-5029977
GSE31-5000103~GSE31-5033633
AVE30-5000106~AVE30-5074038
AVE35-0001001~AVE35-0002340

■レクサス GS
【通称名】
GS200t
GS300
GS350
GS F
GS300h
GS450h
【型式/対象車の台数】
DBA-ARL10 / 750台
DBA-GRL11 / 4,256台
DBA-GRL10 / 4,678台
DBA-GRL12 / 1,202台
DBA-GRL15 / 1,109台
DBA-GRL16 / 570台
DBA-URL10 / 1,382台
DAA-AWL10 /10,906台
DAA-GWL10 / 11,386台
【対象車が含まれる車台番号】
ARL10-0001001~ARL10-0001778
GRL11-6000000~GRL11-6004145
GRL11-7000000~GRL11-7000350
GRL10-6000000~GRL10-6004997
GRL12-0001001~GRL12-0002222
GRL15-6000000~GRL15-6001155
GRL16-0001001~GRL16-0001577
URL10-0001002~URL10-0002413
AWL10-6000000~AWL10-6004882
AWL10-7000000~AWL10-7006278
GWL10-6000005~GWL10-6008689
GWL10-7000001~GWL10-7003316

■レクサス RC
【通称名】
RC200t
RC350
RC F
RC300h
【型式/対象車の台数】
DBA-ASC10 / 1,533台
DBA-GSC10 / 1,600台
DBA-USC10 / 2,291台
DAA-AVC10 / 4,834台
【対象車が含まれる車台番号】
ASC10-6000001~ASC10-6001588
GSC10-6000000~GSC10-6001656
USC10-6000000~USC10-6002369
AVC10-6000000~AVC10-6004974

対象車種かどうかの確認方法

すでに型式や車台番号を把握している場合、レクサスのリコール対応ウェブページより、対象かどうかを確認することができます。

リコール・改善対策情報

わからない場合、以下の方法で確認してください。

型式と年式を確認する方法

軽自動車の車検証
車検証(画像は軽自動車のもの)

車の型式と年式を確認するには、車検証を用意する必要があります。

型式の確認は車検証の「型式」という項目がそのまま記載されているので分かりやすいです。

一方で年式は、「初度登録(検査)年月」という項目がそれに該当します。

【あわせて読みたい】車の年式とは?調べ方から税金や車検証との関係についても

車台番号を確認する方法

車台番号(車体番号)とは、自動車や原動機付自転車の車台部分に打刻されている、車両にとって固有の識別番号になります。

今回対象となる車両の車台番号を確認する手順は2通りあります。それぞれを説明します。

車検証で確認する

車検証
出典:https://www.toyota.co.jp/

車検証が手元にある場合は、そこから車台番号が確認できます。画像の位置に記載されています。

車体の刻印で確認する

車台番号は、車検証のほかにも車体本体に刻印されています。

車台番号に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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