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タイで一番売れてる日本車はトヨタでも日産でもなく…日本にはない『D-MAX』とは
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タイでピックアップトラック『D-MAX』を製造・販売
日本ではトラックやバスを主力商品に据えているいすゞですが、いすゞがタイで製造している5人乗りのピックアップトラック『D-MAX』は、日本国外、特にタイでは自家用車として高い人気を誇っており、タイのほかオーストラリアや北米等でも販売されています。
2002年にゼネラルモーターズと共同開発した世界戦略車として登場し、2005年にはタイで年間過去最高販売台数となる163,153台を売り上げ、数々の記録を獲得。2011年に2代目、2019年に3代目が登場しましたが、いずれも大ヒットを記録する人気車種となりました。
現在販売中の3代目D-MAXは、1.9リッターのディーゼルターボエンジンと新開発の3.0リッターのディーゼルターボエンジンの2つのパワートレインを展開し、4ドアと2ドア2つのボディタイプをラインアップ。
3代目D-MAXからはマツダへのOEM供給も行っていて、マツダはD-MAXをベースにフロント部のデザインを変更した『BT-50』をオーストラリアやタイで販売しています。
マツダ BT-50とは?
タイではトヨタ ハイラックスを抑え乗用車販売台数1位
D-MAXはタイの市場においてトヨタ ハイラックスと並ぶ人気車種となっていて、2022年度は一般的な乗用車も含めた販売台数の中でハイラックスを抑え1位を継続中です。
いすゞは世界100カ国以上でD-MAXを販売していて、今後もさらにグローバル展開を広げていく狙いだとしているものの、乗用車事業から撤退している日本への導入については語られていません。
しかし、モーターショーイベントなどで実車やカスタムカーが展示されるなど、日本でD-MAXの姿を見る機会はまったく無いわけではなく、D-MAXの日本導入を求めるファンも一部にはいるようです。
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- MOBY編集部
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