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最強のワゴンRフォロワーから、ちょっと高級な軽パーソナルカー路線へ…クルマ好きの通が選びそうな歴代ダイハツ ムーヴの変化【推し車】

スタイリッシュなワンモーションオルム化の4代目/5代目

4代目ムーヴ(左上)、4代目ムーヴカスタム(左下)、5代目ムーヴカスタム(右上)、5代目ムーヴ(右下)

2006年の4代目、2010年の5代目と、大メーカーの売れ筋車種らしく堅実に4年おきのモデルチェンジを繰り返していたムーヴですが、4代目からはワンモーションフォルムを基本としたスタイリッシュ路線へと転換。

これは軽スーパーハイトワゴンの「タント」(初代2003年)が登場したことにより、スペース効率重視はそちらに任せて、小型軽量ではあるもののスペース効率で劣り陳腐化が目立っていた「ミラ」に代わる、ダイハツのベーシック系としての役割を鮮明にしました。

ただ、ムーヴカスタムまでワンモーションフォルムとしたのは少々やり過ぎというか、流行を見誤ったデザイン変更で、2007年にワゴンRスティングレーが登場すると一気に人気をさらわれる逆襲を受けたため、途中からいわゆる「オラオラ顔」への回帰が始まります。

5代目では厚みを増したフロントマスクの通常版、それにメッキパーツを追加して細部デザインを変えた「カスタム」というラインナップになり、通常版とカスタム版の差は減っていきました。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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