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なぜ白い?ミシュランマン誕生秘話“黒いタイヤに隠された白い秘密”
ミシュランマンはなぜ白い?
ところで、よくよく考えればタイヤは”黒”であり、ミシュランマンは”白”です。なぜ彼は白いのでしょうか?
当時、車は高級品であり、その付属品であるタイヤもまた高級品。そのため、タイヤは1本1本白い紙や布が巻かれて販売されていました。
その白い紙に包まれたタイヤが、積み重なった状態で生まれたのがミシュランマン。彼の”白”はタイヤの色ではなく、タイヤを包む紙や布の色だったのです。
ちなみに初期の頃、彼はメガネをかけていました。これは、当時の客層を反映したものです。
当時車を所有できたのは”上流階級”の人だけ。その人たちは丸メガネをかけ、葉巻を吸い、ワインを飲んでいたことから、その姿を反映させたと言われています。
時代とともにミシュランマンも変化している
初期のミシュランマンはミイラのような見た目をしており、どちらかといえば「怖い」という印象を覚える外見でした。
しかし、ドライバーに安心感を与えられるよう、表情はどんどん柔らかくなっていき、そして笑顔になっていきました。時代の変化とともに、ミシュランマンもフレンドリーな見た目へと変化しています。
その間、彼の体の色はずっと白。歴史からみれば、体の色はこれからも白いままでしょう。
タイヤ1本1本を大切にし、丁寧に作っているという思いが、ミシュランマンを通じて感じ取れるのではないでしょうか。
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- 執筆者プロフィール
- 成田 佑真
- 1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。現在の愛車はA4。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出...