更新
「見た目だけじゃない!」車の追加メーター、どれからつけるのがおすすめ?
車の追加メーターとは?
車には速度計や回転計、燃料計などのメーターが付いていますが、さらに詳細な情報をリアルタイムで知りたいユーザーはメーターを追加することがあります。
これがいわゆる追加メーターであり、はじめから付いているメーターよりも詳細な情報を表示できる補助的な役割を果たすものです。
主な車の追加メーターには、以下のような種類があります。
- エンジンの温度を表示できる「水温計」
- エンジンオイルの温度を表示できる「油温計」
- エンジンオイルの圧力を表示できる「油圧計」
- バッテリーの電圧を表示できる「電圧計」
- ターボエンジンのブースト圧を表示できる「ブースト計」
- エンジンの回転数を表示できる「タコメーター」
どれから付けるのがいい?おすすめをプロに聞いてみた!
ざっとご紹介しただけでも、様々な種類がある追加メーターですが、一度にすべてを取り付けなければダメというわけではありません。まずは最低限、どれから取り付けたらよいか、自動車用品店の計器類を販売している担当者に聞きました。
「水温計はあった方がいいかもしれません。車によっては、クーラントの温度上昇をランプの点灯でしか表示されないものもあります。何度くらい温度が上昇したのか把握するのは難しくなります。
追加メーターで水温計を取り付けておけば、温度の上昇や下降を把握でき、オーバーヒートの防止に役立つでしょう。」
筆者は、都内の環状線を走行中にオーバーヒートした経験があります。突然、水温計の警告音が車内に鳴り響き、温度上昇を知らせるランプが点灯しました。
しかし、前述の担当者が話すように、水温計のランプの点灯でしか警告を知らせてくれないタイプの車でした。警告が出てからでは、対処が難しく、走行不能になってしまいました。
もし、もう少し早くから警告音や危険を知らせるランプが点灯していたら、あるいは、水温計を取り付けて温度の上昇や下降を把握していたら、走行不能になっていなかったかもしれません。これ以降、筆者は追加で水温計を取り付けるようにしています。
また、水温計の次に追加メーターを取り付けるとしたら、油圧計がおすすめです。
筆者の肌感覚ですが、長年車を所有していると、オイル関連のトラブルに見舞われる頻度が高いように思います。特に、アイドリングの不調や走行中の異音はエンジンオイルの劣化や漏れが原因だったことが多々ありました。
そのため、油圧計を取り付けておけばオイルの劣化やアイドリング不調の防止に役立つかもしれません。
- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...