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人生1度きり!車を2台所有するセカンドカーライフのメリット・デメリットは?
車を2台所有するセカンドカーライフ。地方では1家庭で数台所有することはしばしば見られますが、都市部ではコストや保管場所を考えると難しいという人もいるでしょう。
あえて都市部でセカンドカーを持つメリットはどあるのでしょうか?
都内在住で複数の車を所有する筆者の経験を元に、セカンドカーライフを実践するための車選びのコツ、メリット・デメリットなどを紹介します。
2台の車で実用性と趣味性を両立させよう
セカンドカーライフを謳歌するためには、2種類の特徴の異なる車を選ぶのがおすすめです。
普段使いの車は実用性を重視した車を選ぶ
車の優先順位は人によって異なりますが、2台の車を所有するのであれば、1台は実用性を重視するのがおすすめです。
2台とも趣味性の強い車だと移動時に不便だったり、荷物を載せられなかったりして、何かと不便です。
買い物や家族・知人の送迎など、道具として車を利用する人はかなり多いと思います。使い勝手やランニングコストなどを考慮して選択しましょう。
セカンドカーは趣味性の高い車を選ぶ
もう1台の車は思いっきり趣味性に寄せた車か、普段使いの車とは別の目的や用途に合わせた選択をするのがいいでしょう。
セカンドカーは、普段あまり乗る機会がなくても、荷物がまったく載らなくても、燃費が悪くても構わないと筆者は考えます。
ただし、予備車としてセカンドカーを選び、所有するのはもったいないと考えます。明確な用途や目的がない人は無理に持つべきではないでしょう。
どんな人がセカンドカーを持つべきなのか?
セカンドカーを持つにあたって、考えなくてはいけないのは、どんな用途で使うか具体的な目的があった方が、セカンドカーを有効活用できるということです。
具体的に、どのような人におすすめできるのか見ていきましょう。
多趣味な人
趣味が多く、特に釣りやスキー、キャンプなどアウトドアが趣味だという人は、セカンドカーを検討する価値が充分にあります。
アウトドアを楽しめる場所は電車やバスなどの公共交通機関では行けないことが多いうえ、1台は家族の別の誰かが使っていても、2台目があれば好きなときに趣味を楽しむことができます。
リモートワークなどで部屋が必要な人
昨今の社会情勢を見ると、リモートワークなどで在宅勤務をする人が増えています。しかし、賃貸であれ分譲であれ、リモートワークのために部屋を増設するのはかなり難しいことです。
しかし、セカンドカーがあれば、車内をリモートワークの作業部屋として活用することが可能です。車内の音や声は外に漏れにくい構造となっているため、気兼ねなくリモート会議に参加できるというメリットもあるでしょう。
その他にも、万が一、車が故障するなどして使えなくなっても、セカンドカーがあれば困らずにすみます。
セカンドカーにデメリットはないのか?
ここまで、セカンドカーを持つポイントや、あると便利な点などを紹介してきましたが、デメリットも抑えておく必要があります。
購入・維持費用がかさむ
言うまでもありませんが、車を買うための費用がかかります。すでに1台持っているのであれば、もう1台を持つには明確な用途や目的がない限り、家族など身の回りの人に反対される可能性は高いです。
また、毎月のガソリン代や毎年かかる税金、2年ないし3年に一度の車検代、自動車保険など、車を維持していくためにも様々な費用がかかります。
セカンドカー購入の際には、車両価格はもちろん、維持費・諸経費がいくらアップするのかの見通しを付けることが必要です。特に自動車保険に関しては、条件によっては2台目の保険料を下げることができます。
2台目の保管場所が必要
都心部に住んでいたり、マンションに住んでいたりすると、マイカー所有のハードルとなるのは駐車場でしょう。マンションなどは1世帯で1台分しか駐車場を契約できないという居住ルールが決められていることもあります。
自身の好きな車をセカンドカーとして選びたいところではありますが、ボディサイズや道幅によっては駐車場探しが難航する可能性もあります。不安な場合は、近隣駐車場を確認してから車種を選ぶことをおすすめします。
セカンドカーは高嶺の花ではない!購入するハードルは下がってきている
最近は、中古車が供給過多の状態にあると言われています。そのため、整備の行き届いた程度の良い中古車が安く販売されていることもあり、セカンドカーを購入するハードルは下がってきているといえるでしょう。
とはいえ、安くても数十万円の出費は覚悟する必要があり、経済的にかなり余裕がないと厳しいのが現状です。筆者自身も、常に車にお金をかけていて、周囲からは「自動車ビンボー」などと揶揄されていた時期がありました。
筆者自身、これまで複数の車を所有しては手放すということを繰り返してきました。現在は車に対する自分なりの審美眼が、ほんの少し身についてきたと錯覚しているため、かつてのように欲しい車をすぐに買ってしまうという衝動は抑えられるようになりました。
現在は、試乗を繰り返し、厳選に厳選を重ね、慎重に選んでセカンドカーライフをギリギリの所で楽しんでいます。
セカンドカーはその車に対する熱量がないと維持できないかも
とはいえ、セカンドカーはその車に対する熱量がないと維持できないと筆者自身感じています。
中途半端な気持ちで買った車は、どんなに明確な目的や用途があっても飽きてしまうのです。そのため、1台の車は熱心に乗っていても、もう1台の車はほったらかしになってしまいがちでした。
何となく…で買った車は、お金をかけたくなくなって来るのです。そうなると、一瞬で手放してしまいます。
反対に、本当に好きで好きでたまらない車や、お金を貯めてやっとの想いで買った車には愛着が湧き、大切に乗っていました。
明確な用途と目的、そして何よりその車が好きだという圧倒的な熱量がある人こそが、セカンドカーライフを謳歌できると言えるでしょう。
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Q. 車社会ではない地域に住んでいても、セカンドカーはほしい?
自動車がないと生活できないような地域にお住まいの方は、1世帯で何台もの車を所有するケースがあります。一方で東京23区など...
- セカンドカーがほしい
- セカンドカーは不要
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- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...