煽り運転の罰則は重い!あおり運転の定義と急ブレーキで事故になったら?

前方車両に対する嫌がらせ行為の一種である「あおり運転」は、場合によっては重大な交通事故を引き起こす危険もある、法律に違反する行為です。その罰則は重く、懲役刑にも科せられます。この記事では、あおり運転の定義や罰則、その対処方法について紹介しています。

あおり運転は危険!しかも法律違反!

あおり運転の画像です。

出典:http://www.driveplaza.com/

みなさんは、あおり運転を受けたことはありますか?
法定速度を守るスピードが比較的遅い車などを煽って嫌がらせをするあおり運転は、死亡事故にも繋がる危険行為です。

この記事では、そんな「あおり運転」に該当する定義と、その罰則について解説しています。

あおり運転の定義

あおり運転の現場を捉えた動画

あおり運転(煽り運転)とは、他の車に対する嫌がらせ運転のことです。
例として、以下の行為があおり運転に該当します。

・前方車両に対して、衝突するような距離まで車間距離を詰め、道を譲るよう強要する。
・前方車両を猛スピードで追い回す。
・ハイビームやパッシング、クラクション、幅寄せ等の行為で他車を威嚇する。

あおり運転の罰則とは?

逮捕の画像です。

出典:http://www.irasutoya.com/

安全な車間距離を保たなければ煽り運転に該当!

車間距離を極端に詰めるあおり運転は、明確な道路交通法違反です。
道路交通法26条によって、ドライバーは車間距離の保持が義務付けられているので、違反した場合、以下の罰則が科せられます。

■高速道路での違反
・3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金
・1万円、1万5千円、2万円の反則金
・違反点数2点

■一般道路での違反
・5万円以下の罰金
・6千円、8千円、1万円の反則金
・違反点数1点
・一般道での違反:5万円以下の罰金

煽り運転での事故は罰則が重い!

あおり運転によって交通事故を起こし、相手を死傷させてしまった場合には、危険運転致死傷罪が適用され、以下の罰則が科せられます。

・負傷事故で最長15年以下の懲役
・死亡事故で最長20年以下の懲役(場合により最長30年以下にも!)
・違反点数45~62点、免許取り消し、欠格期間5~8年の行政処分

非常に重い罰則ですが、被害者やその家族からしてみれば、僅か10~15年で加害者が開放されるということに到底納得はできないはずです。
軽い気持ちで行ったあおり運転が、多くの人から大切な物を奪ってしまう事になり兼ねないので、絶対にあおり運転はしないようにしましょう。

あおり運転車を急ブレーキで追突させたらどうなる?

煽り運転をしてくる車が急ブレーキを掛けた前方の車に追突した場合、後方車は一定の車間距離を保つ義務があるので、100%相手の過失となります。
ただし、故意に急ブレーキを掛けて追突させた場合は前方の車にも過失が生じます。
その場合でもあおり運転をしてくる方に問題があると見なされ、過失割合は自車より相手側の方が大きくなるようです。

道路交通法 第26条

(車間距離の保持)
第二六条 車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。

出典:http://www.houko.com/

あおり運転の対処方法

カメラの画像です。

出典:http://www.irasutoya.com/

あおり運転をされたら?

煽り運転をされた場合、相手にせず道を譲るのが一番の対処方法です。
下手に煽り返したりするのは、トラブルの原因にもなるのでやめましょう。

道を譲ってもしつこく煽ってくる場合は、徹底的に無視しましょう。
狭い一本道で、道を譲ることができない場合も同様です。

最後の手段は、動画撮影です。
あおり運転をしてくる車を撮影することで、事故が起きた場合の証拠映像になり、「警察に訴え出る用意があるぞ」ということを相手に示して、威嚇する効果もあります。
ただ、撮影しながらの運転は危険運転になってしまうので、この方法が使えるのは同乗者がいる場合かカメラが事前に設置されている場合に限ります。

あおり運転を未然に防ぐには?

あおり運転をしてくる輩は、多くの場合は相手の車種を見て、煽るか決めているようです。
そのため、大きな車や高級車といった、自分の車がぶつかったら危ない車に対しては、煽り運転をしてくる勇気ないと言われます。
かなり強引ですが…あおり運転を防ぎたい場合、威圧感のある大きな高級車に乗るというのも手かもしれません。

煽り運転対策のためにわざわざ高級車なんて…と思いますので、ダミーカメラを設置するという手もあります。
実際には撮影していなくても「カメラで撮影しているぞ、証拠は映っているぞ」ということを周囲に示すことで、あおり運転を躊躇させる効果が期待できるのです。
合わせて「カメラ撮影中」や「赤ちゃんが乗っています」といったステッカーも貼っておけば、その効果は更に大きくなるでしょう。

譲り合いの心を持って、安全運転をしよう

安全運転の画像です。

出典:http://www.irasutoya.com/

あおり運転の定義とその罰則についていかがでしたでしょうか?

煽り運転は、する方もされる方にもメリットは一切ありません。
煽り人は心に余裕が無く、あおられた方は嫌な気持ちしかしないからです。
トラブルや重大な事故にも繋がるあおり運転は、百害あって一利なしなので、例え前方の車が遅くても、絶対にあおらないようにしましょう。

ドライバーみんなが譲り合いの心を持って、安全運転を心掛けることが大事なのです。

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