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ホワイトリボンタイヤとは?おすすめ商品2選から塗装による自作方法まで

タイヤのサイドウォールに白いラインを着色したホワイトリボンタイヤはクラシカルなルックスで独特の魅力を放っていますが、ラインナップは極端に少なく、販売は限られています。今回はラバー製のホワイトリボンを使って自作する方法や、タイヤプリントによると層で再現方法を含めてワイトリボンタイヤを解説します。

ホワイトリボンタイヤとは

ホワイトタイヤを履いた1913年型アメリカンスラング

ホワイトタイヤを履いた1913年型アメリカンスラング

ホワイトリボンタイヤとはタイヤのサイドウォールに白いラインを着色したタイヤのことです。ホワイトリボンタイヤが誕生した背景にはタイヤの歴史が深く関係しています。

「タイヤは黒くて丸いもの」というのが現在の常識ですが、初期の自動車用タイヤは白、もしくは飴色をしていました。もともとタイヤの原材料となる天然ゴムの色は、消しゴムを思い出して頂ければ分かる通り白色でした。

しかし、天然ゴムで作られたタイヤは耐久性に問題があったことから、ゴムにカーボン(炭素)を加えて強度を増すアイデアが1900年頃に生まれました。そして、1912年にトレッド面にカーボン入りの黒いゴムを使用した自動車用タイヤが初めて市販されました。

このタイヤはサイドウォールに白色のゴムが残されていたことから「ホワイトウォールタイヤ」と呼ばれました。つまりホワイトウォールタイヤは、タイヤの側面を白く塗ったのではなく、トレッド面にカーボン入りの黒いゴムを使用したことで、このような外観になったわけです。

ホワイトウォールタイヤを履いた59年型キャデラック・エルドラド

ですが、2種類のゴムを使い分けると言うのは生産面で不都合があったため、やがてカーボンを添加したゴムだけで製造された真っ黒なタイヤが登場します。

ですが、もともと白かったタイヤが突然黒くなるとユーザーが違和感を覚えるため、白いラインを入れた「ホワイトリボンタイヤ」が登場しました。

装飾的な意味合いから製造されたホワイトリボンタイヤでしたが、アメリカでは人気が根強く、1980年代までライン装着タイヤに使われていました。

ホワイトリボンタイヤを履いた82年型キャデラック・ブロアム

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ホワイトリボンタイヤの販売

MAXXIS(マキシス) MA-1 ホワイトリボンタイヤ

出典:https://www.amazon.co.jp/

ホワイトウォールタイヤ/ホワイトリボンタイヤは、店頭で見かけることはほとんどなくなりました。

ホワイトウォールタイヤは市場で見かけることはほぼありませんし、ホワイトリボンタイヤもマキシスなどのアジアンブランドに限られたサイズがラインナップされているだけです。

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B.F.グッドリッチ シルバータウン ホワイト ウォール タイヤ 590-15

欧州や米国ではクラシックカー用のビンテージタイヤとして販売されていますが、製品ラインナップのほとんどが古い規格のバイアスタイヤで、現在主流となっている低扁平のラジアルタイヤを装着することを前提としたホイールにはマッチしませんし、価格も高価です。

また、海外通販は手元に届くまでに時間がかかりますし、送料や関税などもバカにはなりません。

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タイヤだけでなくクルマも個人で並行輸入できる!

ホワイトリボンタイヤの自作

ムーンアイズで販売されているホワイトリボン

足もとをお洒落に演出するホワイトウォールタイヤ/ホワイトリボンタイヤは、やはり高級車やクラシカルなクルマによく似合います。

そこでオススメしたのが、ムーンアイズなどで販売されている普通のタイヤをホワイトウォール/ホワイトリボンに変身させるラバー製のホワイトリボンを使って自作する方法です。

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ホワイトリボン装着したカスタムカー

ホワイトリボンを装着した車

出典:©iStockphoto.com/ digital94086

取りつけ方法はタイヤのビードをいったん落とし、タイヤとホイールの間にホワイトリボンを挟み込み、再びタイヤとホイールを組み上げれば完成です。

カスタム用品販売で有名な「ムーンアイズ」では、ホワイトウォールタイプ、ホワイトリボン、レッドリボン、モーターサイクル用がラインナップされており、価格も1枚あたり3,000〜3,200円と安価です。

装着後のお手入れは、タイヤの油分がラバーにしみ出してしまうため、タイヤワックスなどのケミカル剤の使用はNG。

ホワイトリボンの汚れが酷くなる前に洗剤やクレンザーをつけたブラシやたわしで軽く擦り洗いするだけでOKです。

ホワイトリボンの取つけ方法

ホワイトリボンタイヤ塗装(タイヤプリント)

タイヤプリントによるホワイトリボンタイヤ


ホワイトウォール/ホワイトリボンタイヤを製作する方法はもうひとつあります。それはタイヤウォールをキャンバスとして好きなロゴやイラストを入れられるタイヤプリントを利用する方法です。

これは特殊な塗料を使用してタイヤのサイドウォール部分に文字やイラストをプリントするというもので、タイヤに個性を与えるまったく新しいサービスです。

この技術を世界に先駆けて開発したのは、東京都町田市に本社を置くエルエーシーで、もともと業務用プリンターの開発・製造・販売を行うメーカーでした。

そんな同社のプリンター技術のノウハウを応用して数年前に開発したのがタイヤプリンターです。

タイヤプリンターによる施工

タイヤプリンター

出典:Copyright©️ 2016 山崎龍 All Rights Reserved.

施工手順は
(1)タイヤの徹底的な洗浄
(2)タイヤの外径と内径の測定
(3)デザインの決定
(4)タイヤプリンターによる施工
(5)インクの飛び散りのレタッチ
(6)充分な乾燥
という流れで行われます。

タイヤプリンターを導入している「タイヤフィッター武蔵村山店」で話を聞いたところ、「ホワイトウォール/ホワイトリボンタイヤを製作には、ホイールに装着した状態でタイヤを預けてから1週間程度の施工期間を見て欲しい」とのことでした。

タイヤプリントの1本当たりの作業工賃は、リボンの太さや色は関係なく、2,000円からとなります。
イラストなどを全面に描いた場合でも、デザイン料を入れて1台分5〜6万円程度になるようです。

お手入れの方法はタイヤワックスなどのケミカル剤を使わず、ホワイトリボン部分の汚れが酷くなる前にカーシャンプーを浸したスポンジやウェス(ぞうきん)で優しく洗ってあげるだけです。

タイヤプリントによる作例

出典:Copyright©️ 2016 山崎龍 All Rights Reserved.

○タイヤフィッター武蔵村山店
住所:東京都武蔵村山市神明4-122 TEL:042-843-5245  定休日:不定休 営業時間:9:00〜20:00(平日)/9:00〜18:00(日曜または連休最終日

タイヤプリント施工のためにタイヤを脱着するなら・・・

ホワイトリボンタイヤを履こう!

ホワイトリボン装着車

出典 :©iStockphoto.com/ bizoo_n

ホワイトリボンタイヤについてのまとめ記事はいかがでしたでしょうか? 

オシャレの基本は足もとからと言います。それはクルマも同じこと。

タイヤをクラシカルなイメージに変身させるホワイトウォール/ホワイトリボンタイヤは、愛車を個性的に演出する手段として極めて効果的です。

MOBYではこれからもタイヤやドレスアップの情報をお届けして参りますので、どうぞこれからもご期待下さい。

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この記事の執筆者

山崎 龍この執筆者の詳細プロフィール

1973年1月東京生まれ。自動車専門誌の編集を経てフリーライターに。自動車専門誌を中心に、航空、ミリタリー、映像作品、オタクカルチャー、政治などの 様々なジャンルに寄稿する雑文ライター。 著書に『最強!連合艦隊オールスターズ』『萌えだらけのクルマ選び』(共にイカロス出版)、『「...

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