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【コーティング vs ワックス】美しさと手軽さ、どちらを優先する?効果や価格も比較してみた

【実践検証】施工の手間と仕上がりを比べてみた

ガラス系コーティング「CCウォーターゴールド」と固形ワックス「ジャパンワックス」
ガラス系コーティング「CCウォーターゴールド」と固形ワックス「ジャパンワックス」で使用感と仕上がりを比較した

ワックスとコーティングの違いを実感するには、実際に両方を使い比べてみるのが一番。そこでボンネットを左右に分けて、向かって右側にワックスを、左側にコーティングを施工してみました。

今回使用したのは、リンレイの固形ワックス「ジャパンワックス」と、プロスタッフのスプレー式ガラス系コーティング「CCウォーターゴールド」です。タイプが異なる2つのケア用品、作業性や仕上がりはどのように違うのか見ていきましょう。

ワックスがけの手間を実感

ワックスがけ
予想していたが、やはりワックスがけは時間と体力を要する

まずはワックスを塗布した感想から。筆者としては固形ワックスを使うのは久しぶりで、「ひと仕事するか」と身構えつつ作業をスタートしました。

ところが塗布しはじめると意外に塗りやすい。気温が高めなこともあってか、ワックスはするすると伸びてくれます。しかし「わりと楽に済むかも」と思ったのは最初だけで、拭き取りの段階になると「やっぱ手間かも」との声が心中に響きはじめました。

拭き取りを終えての感想は、「ボンネットの半分だけでこの労力、ボディ全体にワックスがけしたらヘトヘトになるな……」というもの。そそくさとワックスをしまい、コーティングスプレーを手に取ったのでした。

コーティングスプレーはとにかく簡単

コーティング剤をスプレーする
スプレー式コーティングの施工は予想以上に簡単だった

今回使用したCCウォーターゴールドは、塗布して拭き取るだけで施工が終わる便利な製品。ボディが濡れていても使用できますが、今回は洗車後に水を拭き取った状態で塗布しました。

施工しての感想は「こんなに楽に済むのか!」のひとことに尽きます。窓拭きのようにスプレーして拭くだけで作業が完了するため、体感的な労力はワックスがけの10分の1程度です(個人の感想です)。

というわけで、あっという間に施工は完了。あまりに便利なので、ついでにボディ全体をコーティングしてしまいました。

仕上がりを比較してみた

コーティングとワックスを塗布したボンネット
コーティング(左)はクリアな仕上がり、ワックス(右)は自然な仕上がりになった

ボンネットへの施工が済んだので仕上がりをチェック。写真ではわかりにくいかもしれませんが、ワックスを塗った右側とコーティングした左側では、ツヤ感や色味に差が出ました。

ワックスを塗った側は、暖かみがあるナチュラルな仕上がりです。ただ、安価なワックスを使ったためか、感動するほど深いツヤは得られませんでした。

一方、コーティング施工した側はクリアで白が際立つ仕上がり。作業の簡単さや費用(お試しサイズで約600円)を考慮すると、コスト・タイムパフォーマンスに優れているなと感じました。

車に合わせて選ぶのもおすすめ

今回の実践検証を終えて、50系プリウスのような近未来的なデザインの車にはクリアなガラス系コーティングがマッチすると感じました。メタリックカラーの車にも、コーティングの光沢が似合いそうです。

一方、レトロ風デザインの車や、くすみカラーの車などには自然なテイストのワックスがマッチするかもしれません。ここで解説したワックスとコーティングの違いを踏まえて、ぜひ愛車に適するケアグッズを選んでみてください。

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執筆者プロフィール
加藤 貴之
加藤 貴之
1977年生まれのフリーライター。10年以上務めた運送業からライターに転向。以後8年以上にわたり、自動車関連記事やIT記事などの執筆を手がける。20代でスポーツカーに夢中になり、近年は最新のハイブリッド車に興...

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