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交通指導員の誤った指示で交通事故が起きたら、責任は誰に?警視庁の回答は
交通指導員が誤った指示をしてきたら?
一方で、誤った指示をしたり、高圧的な態度を取る交通指導員がいることについても相談してみました。
「当然のことですが、交通指導員が誤った指示をする可能性がまったくないとは言い切れません。そのため、交通指導員の指示が本当に正しいのかどうか、最終的には自分で判断してください。
万が一、交通指導員の誤った指示で事故を起こしてしまっても、故意に誤った指示を行っていなければ、事故の責任はドライバー自身になる可能性が高いと思います。
そのため、交通指導員の指示を守りつつ、本当にその指示に従って安全なのかどうかという最終的な判断は自分自身で行うようにしてください。
また、どうしても高圧的な態度をとる交通指導員がいるようなら、地元の管轄の警察署に相談することも検討してください。」
交通指導員は地域の安全を守るために重要な役割を果たしている
交通指導員の誤った指示によって、危ない目に遭ったことがある人もいるかもしれません。また、筆者のように高圧的な口調や態度で腹がたったことがある人もいるでしょう。
高圧的な態度を取る交通指導員がいるのは、安全のために全力で仕事しているためという意見も聞かれました。
筆者自身も、自宅近くの小学校前の横断歩道で、かなり強い口調で車の走行を制止されたことがあります。狭い路地なので、決して速度を出していたわけではありませんが、その強い言い方に腹がたったことは確かです。
しかし、児童が安全に登下校できるように全力を尽くしていたと思えば、今となっては仕方ないことだと感じています。
交通指導員は、地域の安全を守るために重要な役割を果たしています。指示にはできる限り従い、最終的に最も安全な判断を自分自身で下せるように意識してください。
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- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...