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走行距離10万km超えの車が予定価格の10倍以上で落札!その正体とは
覗いてみると意外とおもしろい?KSI官公庁オークションとは
今回、一部で注目されているKSI官公庁オークション。あまり聞き馴染みのないものでなかなかピンとこないかもしれません。
このオークションは各行政機関によるインターネット公売や、公有財産売却に参加する場をインターネット上で提供するサービスです。コレクターアイテムに特殊車両、土地や不動産などユニークなアイテムが出品されています。
参加申し込みをした会員識別番号のログインID(メールアドレスのこと)でログインして入札することができます。落札後の支払い方法はオークションに出品されている物品により異なりますが、クレジットカードまたは銀行振込などから選択できるようです。
今回のオークション入札価格登録は1度限りで、通常のオークションのような「せり売り」方式ではありませんでしたが、それでも予定価格の10倍以上の値がついた救急車がありました。
個人売買で”ハズレ”を引かないために
予定価格15万円が最終的に115万円に?
自治体から消防車やバスなどが出品された今回のオークションで注目を集めたのは救急車。鳥取市より出品された救急車は、走行距離わずか6900kmの2004年式トヨタ製フルタイム4WDで、初年度登録2004年3月の7人乗りAT車でした。
感染症患者移送用として導入された車両で、2022年3月まで救急車として使用されたものになります。ストレッチャーや陰圧カプセルに陰圧カプセル用充電ボックス、エンジン稼働中にインバーター本体コンセントで交流100Vが使用可能のDC/ACインバーター、ソケット2口使用可能の後列室内DC12V電源が付属した、救急車を感じられる車両です。
この救急車の予定価格は15万円でしたが、最終的に115万円で落札されました。
この金額だけでも驚きですが、この車両と同じ入札期間中にさらに高値で落札された救急車があります。
緊急車両を運転するには訓練が必要?
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...