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半袖短パンサンダルの「“夏スタイル”原付」は取り締まり対象?違反キップを切られないためのリスクヘッジ

「どんなサンダルが違反になるか」は警察官の判断による?

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よく聞くのが、「クロックスのようなカカトにベルトがあるサンダルでの運転は違反に当たるのか」というハナシ。

たしかにクロックスは、見ようによってはスリップオンタイプの靴のようにも見えます。筆者の経験から言えば、取り締まり現場警察官の判断によるところが大きいようです。

検問や職務質問などで警察官が対応した時に、「何も言われなかった」という人と、「サンダル履きと見なされて違反キップを切られた」という両方の話を聞きました。

つまりリスクヘッジを最優先に考るならば、クロックスを履いての運転は避けた方がいいようです。

「原付なら、どんなヘルメットでもいい」も間違い

©Christian Müller /stock.adobe.com

ちなみに、半キャップヘルメットを頭の後ろに下げる状態でバイクに乗っている人がいますが、あれも取り締まりの対象となります。また、PSC、SGマークが入っていないヘルメットですべての排気量のバイクに乗車したら、これも違反となります。

「原付バイクなら、どんなヘルメットを被って乗ってもいい」という意見をときおり目にしますが、これも道路交通法第71条に定められています。法文の中には「乗車用ヘルメットをかぶらないで原動機付き自転車を運転してはならない」とあり、この乗車用ヘルメットとは“PSC、SGマーク”が入ったヘルメットを指しています。

昨今のライダーは、胸、背中、肩、肘、膝に事故時の衝撃から身体を守るパッドを装着する傾向が高まっています。原付バイクでそこまでの格好をするのは抵抗があると思いますので、せめてできるだけ肌の露出をしない服装が自分のためと言えるでしょう。

筆者自身も、大きな事故に遭った際に、しっかりした装備を身に付けていたため、ほぼ無傷で済んだという経験しています。

バイクに乗る時は何がいい、悪いという考え方ではなく、事故や転倒時に自分にダメージを与えない格好は何かを考えるのがベストです。

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執筆者プロフィール
山崎 友貴
山崎 友貴
1966年生まれ。四輪駆動車専門誌やRV雑誌編集部を経て、編集ブロダクションを設立。現在はSUV生活研究家として、SUVやキャンピングカーを使った新たなアウトドアライフや車中泊ライフなどを探求中。現在の愛車は...

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