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いたら鉄人?夏場にオープンにしているオープンカーをあまり見かけないワケとは
夏と言えば海やキャンプと様々なレジャーの季節。ドライブをしながら何処かへ出かけるという人も多いことでしょう。
そんな夏のドライブと聞いて「絵になる」と思うのが、オープンカーでのドライブという人も多いのではないでしょうか?
しかし、夏場にオープンにしているオープンカーはあまり見かけないですよね?屋根を開ければ気分も爽快になりそうなのに…実は夏はオープンドライブに適してはいないんです。
オープンカーは外気が暑ければなすすべ無し
夏場にオープンドライブが適していない最大の理由、それは暑さ。「えっ?当たり前でしょ?だから屋根を開けて、風を受けて涼しくなるんじゃ…」と思う人もいるかもしれません。
でも外気温が暑ければ、吹いてくる風も生暖かい風。道が空いていればいいですが、混んでいたら走行風も弱く、ましてや渋滞なんてハマった日には周りのクルマが熱源となって熱害をもろに受けるだけ、夏場にオープンドライブなんて百害あって一利なしなのです。
「それならエアコンを効かせれば…」と思う人もいるでしょう。し
かし、考えてみてください、コロナ禍の現在は建物でエアコンをかけてても窓を開けるというシーンもありますが、冷気が逃げてもったいないと感じたり、窓が閉まっていればもっと快適なのにと感じたことはありませんか?
それはクルマでも同じ。むしろオープンにしていたら冷気は逃げるばかりで乗員は全然涼むことができません。
また、暑く照りつける日差しも大敵、乗員を照り付けるのはもちろんですが、アスファルトからの照り返しや熱ももろに室内に入ってきます。日焼けだって恐ろしいほどすることでしょう。
ここ数年の異常な暑さの中で、オープンドライブをして渋滞にハマれば冗談無しで命の危険を感じるはずです。
- 執筆者プロフィール
- 西川 昇吾
- 1997年生まれ、大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在ではWEB・紙両方で様々なジャンルの記事を執筆するほか、車種解説動画にも出演しMC業にも挑戦中。愛車はマツダ・ロードスター。定期的に愛...