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「屋根が凹んだ!」ジムニーでさえ40kg…ルーフテント利用時の耐荷重性能とは
そのクルマ、ルーフテントを載せても大丈夫?
ルーフテントは、ベースキャリアに装着するか、テント自体についたレッグによって、さらにクルマのレインドリップやルーフレールに装着します。
ベースキャリアは大抵、50kg以上の耐荷重を備えていますが、問題は車両側。ルーフレール装着車はそれなりに耐荷重が担保されていますが、レインドリップやドア開口部に付ける場合は別です。
軽自動車の場合はルーフ上の耐荷重性能が50kgに満たない場合が多く、人気のスズキ ジムニーは40kgしかありません。
街を走るジムニーにも、ルーフテントを搭載している車両を見る機会がありますが、実情はどうなのでしょうか。実際にルーフテントを使っているジムニーオーナーに聞いてみましたが、今のところは問題がないということでした。
たしかに、ルーフテントを車両に装着する時はいくつかのレッグを使いますので、仮に人を含めて150kgの重さがあったとしても、いくつかのレッグに分散されることになります。しかし、データ上は“積載重量オーバー”ということになります。
『Terzo』ブランドでキャリア関連商品を販売しているPIAAは、「車種ごとの最大積載荷重をHPに掲載しているので、事前に確認してほしい」とのことでした。
ルーフテントに限らず、キャンプの時には多くの荷物をクルマに積んでいく人が多いと思いますが、最悪の場合、「屋根が凹んだ!」なんてことも。
高額修理代を支払うハメになる前に、必ず自動車メーカーやキャリアメーカーに愛車の耐荷重性能を確認した方が良さそうです。
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- 執筆者プロフィール
- 山崎 友貴
- 1966年生まれ。四輪駆動車専門誌やRV雑誌編集部を経て、編集ブロダクションを設立。現在はSUV生活研究家として、SUVやキャンピングカーを使った新たなアウトドアライフや車中泊ライフなどを探求中。現在の愛車は...