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それでも残価設定ローンを選ぶ?選んではいけない残価設定ローンの種類とは?

「修復歴アリ」「事故で全損」のときはどうなる?

残価設定ローンを契約している際に、最も怖いのが事故です。クルマのフレームまでも損傷するような大事故になった場合には、綺麗に直したとしても、そのクルマは「修復歴アリ」となってしまい、車両価値が大きく下がってしまうのです。

「修復歴アリ」となった車両は、前述した特約事項は使用することができず、契約期間満了時の車両残価は保証されなくなります。つまり、車両を返却する場合は追加清算が発生することになります。

また、車両が全損した場合には、他のローンと同じようにクルマの価値はゼロとなり、借入金だけがユーザーの元に残ってしまうのです。

©Caito/stock.adobe.com

こうした事故リスクを回避するために、残価設定ローンを契約するクルマでは、必ず自動車保険の車両保険を一般条件で付けておきましょう。事故時にクルマだけが無くなりローンが残る、というリスクを最も小さくすることができる方法です。

残価保証型を選ぶことが、最初にやるべきこと

毎月の返済金額を自由に変化させることができるオープンエンドタイプの残価設定ローンの方が、ユーザーの使い勝手は良さそうです。しかし、実際にオープンエンドタイプを使いこなせるのは、中古車市場に精通した一部のプロのみと考えたほうが良いでしょう。

オープンエンドタイプを使用して、残価保証が無い状態で契約期間を過ごし、期間満了時の査定で、想定していた残価よりかなり低い査定額が出てしまうことは多くあります。この場合、車両返却するにも追加清算金の負担が大きく、仮にクルマに乗り続けるにしても、これまでの返済金額より格段に多い月々の支払いが待ち受けているのです。

残価設定ローンを安心して利用するには、まず残価保証型を選ぶことが大切です。必ず契約形態を確認した上で、残価設定ローンの契約を進めるようにしてください。

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執筆者プロフィール
Red29
Red29
1980年代生まれ。国産ディーラーでの営業職として働き、自動車関連の執筆者として独立。ユーザー目線に立った執筆を心掛けています。愛車はトヨタプリウス。ホットハッチに代表される、小規模小パワーのクルマが...

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