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無断延長、事故多数……レンタカーにブラックリストってあるの?
マイカーを持っていない人にとっては、レンタカーやカーシェアは便利な存在です。
しかし、トラブルを起こした利用者は車が借りられなくなるなどのペナルティはあるのでしょうか?レンタカー店が”ブラックリスト”を持っているのかどうか、調査してみました。
レンタル客の”ブラックリスト”は存在する?
レンタカー店には「貸渡注意者リスト」と呼ばれる共有データが存在します。
日本全国のレンタカー会社は、あるトラブルが生じた際、「一般社団法人全国レンタカー協会」へ報告します。トラブルの内容が貸渡注意者リストに登録される要素に該当すれば、そのまま利用客のデータが登録されるとのこと。これがいわゆる”ブラックリスト”というわけです。
全国レンタカー協会へ加盟しているレンタカー会社は、情報管理システムを通じて利用客が「貸渡注意者リスト」に登録されているかどうかチェックできるようになっています。
これにより、貸渡注意者リストに登録されたユーザーは、全国各地のレンタカー店へ足を運んでも車が借りられなくなる可能性が高くなります。
全国レンタカー協会の広報担当者からは、「貸渡注意者リストに登録される期間は7年間です。7年の間、御社がもつ貸渡注意者リストの管理システム上に残り、期間が経過したデータは抹消される流れとなります。」との回答をいただきました。
- 執筆者プロフィール
- 長谷川 優人
- 1990年生まれ。30代突入と同時期にライター業を開始。日常系アニメと車好き。現在所有はワゴンR(MH95S)。アニメ作品の聖地巡礼などで、各地へドライブに出かける。