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消臭スプレーより効果アリ?“頑固なタバコ臭”とサヨナラする方法が意外&簡単すぎた!

意外と簡単?車のタバコ臭をすっきりさせる方法

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タバコの臭いの原因の一つになっているタールは、粘着性が高い物質です。一度付着すると簡単には落ちないので、タバコの臭いが車内に長くとどまる原因になります。

タールをはじめとする臭いの原因を、最も手軽に確実に落とす方法は「水拭き」です。濡らして硬く絞ったタオルで、シートや天井、手の触れるドアノブや内張り、ダッシュボードの上など、車内すべてを拭き上げます。

拭き上げたあとは、ドアや窓を全開にして、しっかりと車内を乾燥させてください。湿気が残ったままになると、タバコ臭は取れても、今度はカビの臭いに悩まされます。

フロアマットにもタバコの臭いが付着していることが多いので、天気のいい日に水洗いし、しっかりと干して乾かします

これでも臭いが取れない場合には、重曹を使った拭き取りをおすすめします。バケツ一杯の水に大さじ2杯の重曹を溶かし、この液体で布を濡らして硬く絞り、再度車内の徹底的な拭き上げを行いましょう。

注意したいのはシートの素材。重曹が使用できるのは布製のシートです。革製シートに重曹を使用すると変色が起きるので、革シートには使用しないでください。

家庭用の消臭スプレーを噴霧するだけでも、一定期間タバコの臭いを閉じ込めることはできますが、臭いの根本原因は車内に残ったままです。まずは、徹底的な水拭きで臭いの原因を拭き取ることが、タバコ臭対策の第一歩と言えるでしょう。

見えないところにも潜むタバコ臭は専門家へ

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車内の見えるところ、手の届く場所の拭き掃除を終えたら、今度は見えない部分のケアを行っていきます。最も重点的に行う部分はエアコンです。

エアコン内部にあるエバポレーター、そしてエアコンフィルターにも臭いの原因となる化学物質が付着し、エアコン内部にタバコ臭が残ってしまうのです。

とはいえ、カーエアコンを分解清掃するのは、素人には難しい作業です。ここで登場するのが、オゾン発生器や低濃度二酸化塩素ガス発生装置になります。

カーディーラーの整備士へ話を聞いたところ、タバコ臭への効果は、オゾン洗浄より二酸化塩素による洗浄の方が高いと言います。代表的なものはクレベリン。カーショップやカーディーラーなどで取り扱っており、車内の除菌と消臭を一手に担うものになります。

作業時間は15分程度費用は2,000円〜3,000円程度です。低濃度の二酸化塩素ガスを発生させ、カーエアコンを使って車内に循環させます。車内循環と同時にエアコン内にも二酸化塩素ガスを入り込ませることで、エアコン内部の除菌と消臭も行ってくれるのです。

同時に、エアコンの臭いの原因の一つになるエアコンフィルターも新品に交換しましょう。これで、見えない場所にある臭いの元を取り除くことができるはずです。

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執筆者プロフィール
Red29
Red29
1980年代生まれ。国産ディーラーでの営業職として働き、自動車関連の執筆者として独立。ユーザー目線に立った執筆を心掛けています。愛車はトヨタプリウス。ホットハッチに代表される、小規模小パワーのクルマが...

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