あなたはどっち？「こんな人はスマホよりもカーナビがおすすめ！」販売店に直撃

スマホが普及してもカーナビが廃れないのはなぜ？

スマートフォンの普及により、インストールした地図アプリでこれまでのカーナビ同等の機能が使えるようになっています。

特に使用率が高いと言われている「Yahoo!カーナビ」や「Google Maps」、「NAVITIME」などは、スマートフォン利用者であれば無料で使用することができるため、カーナビを購入する必要がないように思われます。

しかし、カーナビ産業は衰退の色を見せません。

スマートフォンが普及してもカーナビ産業が衰退しない理由のひとつに、カーナビの多様な機能性が挙げられます。

例えば、カーナビでは地上デジタル放送を受信することができます。スマートフォンでもテレビを視聴することは可能ですが、別途費用が発生するなどカーナビほど容易ではありません。

さらに、バックカメラを車載している場合は、モニターにカメラ映像を映し出すことができます。これはスマートフォンではできない、カーナビならではの機能です。

また、車に乗った状態で複数の機能を使用したり、瞬時にその機能を切り替えたいとなった場合、スマートフォンの場合はスムーズに行えないケースが見られます。

その一方で、カーナビの場合はハンドルからボタン操作ができたりなど、スムーズに操作できます。このように、スマートフォンでは果たすことのできないカーナビならではの機能により、カーナビはドライバーの需要に応え続けているといえるでしょう。

カーナビはどれくらい売れてる？カー用品店に聞いてみた！

それでは、実際にカーナビはどれくらい売れているのでしょうか。

カー用品店の担当者によると「近年のスマートフォン普及の中でも、需要が安定している感覚です」と、やはり売り上げが落ちていないと話します。

「もちろん『スマホがあるからカーナビは必要ない』と仰るお客様もいらっしゃいます。しかし、購入時にカーナビのオプション設定をしなかった方が、しばらくしてからやはり後付けでナビを購入されるケースをよく見ます。

『スマホのナビは充電を消費するのでカーナビに切り替えたい』というお客様もいらっしゃいましたし、両機器の良さがあると思います」

スマートフォンをナビ代わりにしてみようと試みるも、最終的にはカーナビに出戻るユーザーも少なくないようです。

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こんな人はスマホよりもカーナビがおすすめ！販売店担当者に聞いてみた