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《夏を耐えたが…力尽きるケース多発》クルマのトラブルは突然やってくる!
紫外線で傷んだワイパーで拭き取り不良
ゴム製品で気を付けたいのがワイパーです。夏の間、強い紫外線にさらされ、高い温度になったワイパーは、劣化が早く進みます。
突然の雨に見舞われた際、ワイパーのふき取りが悪いことに気が付いても、時すでに遅し。雨の時に十分な視界が確保できなくなるのは、安全運転の面から見ても大きな問題と言えるでしょう。
タイヤやバッテリーと比べれば、新品に交換するのも、それほど大きな費用は掛かりません。季節の変わり目に交換するということをルーティンにしておき、雨の多い秋口には、新品に交換しておきたいところです。
ボディやガラスへの蓄積ダメージにも注意したい
厳しい夏の環境でくたびれているのは、何も機器やゴム製品だけではありません。ボディやガラスも紫外線や豪雨のダメージを負っています。
レジャーなどで普段とは違う地域を走行し、潮風や砂などの影響を受けている可能性もあります。タイヤハウス内や下回りの入念な洗車に加えて、ボディ洗車後にはコーティングの施工やワックスがけを行い、夏場の働きを労ってあげるのも大切です。
また、雨の季節になる秋に向けて、ワックスやコーティングはボディの保護にもつながります。
さらに、雨天時の視界確保のため、フロントガラスなどをコーティングしておくのもおすすめです。3ヶ月程度効果が持続するものもあるので、初冬に起こるフロントガラスの霜つきまでも予防してくれます。
季節の変わり目は、人もクルマも調子を崩しやすいものです。溜まった疲れを取り除き、愛車のリフレッシュに、少し時間をかけてみてはいかがでしょうか。トラブル予防には、早めの点検が重要です。
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- 執筆者プロフィール
- Red29
- 1980年代生まれ。国産ディーラーでの営業職として働き、自動車関連の執筆者として独立。ユーザー目線に立った執筆を心掛けています。愛車はトヨタプリウス。ホットハッチに代表される、小規模小パワーのクルマが...