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「対向車のヘッドライトが眩しい」大手カー用品店スタッフに対策商品を聞いてみた

最近「車のヘッドライトが眩しい」と感じることが多い?

ヘッドライトが眩しい画像
©︎May_Chanikran/stock.adobe.com

夜間に車を運転しているとき、「対向車のヘッドライトが眩しい」と思った経験はありませんか?

ハイビームで走る人が増えたためなのか、はたまたLEDライトが普及したためなのか、とにかく眩しく感じることが多くなったように思えます。

ライトに目が眩むと、前が見えなくなってしまうため非常に危険です。対向車のヘッドライトが眩しいとき、どのような対策が有効なのでしょうか?

ハイビームの切り替え忘れが増加しているから?

©︎beeboys/stock.adobe.com

そもそも「車のヘッドライトが眩しい」と感じる原因はひとつではありません。まず考えられるのは、ハイビームからの切り替え忘れです。

2017年の改正道路交通法施行により、夜間は基本ハイビーム(走行用前照灯)、前方にクルマがいる場合はロービーム(すれ違い用前照灯)に切り替えることが明確化されました。警察庁のWebサイトにおいても、ハイビームの積極使用が推奨されています。

こういった啓蒙活動もあってか、街灯の少ない場所でハイビームを使用するドライバーが増加したようです。しかし、前方にクルマがいる場合や市街地を走行する際に、ロービームへの切り替えを忘れてしまうと、対向車が眩しい思いをすることになります。

LEDヘッドライトが普及したせい?

©︎Aleksandr Kondratov/stock.adobe.com

ライトの切り替え忘れ以外にも、眩しく感じる理由として「LEDライトの普及」が挙げられます。

かつて車のヘッドライトといえばハロゲンが主流でしたが、白色LEDが開発されてから、LEDが車の灯火類へ採用されはじめ、現在では「LEDが当たり前」といえるまでに普及しました。

LEDは明るい光を放ちながらも、ハロゲンやHIDと比べて省電力・長寿命であり、クルマを乗り潰すまで交換せずに済むレベル(LEDの寿命は約30,000時間)。さらに取り付けが容易なため、DIYでも簡単に交換できます。

しかし、簡単に交換できるがゆえ、バルブ交換時に適切な調整を行わず、光軸が狂ってしまっているケースもあるようです。光軸が未調整だと、本来の光軸以外の部分に光が散ってしまい、ロービームであっても非常に眩しくなることがあります。

また、最近の軽自動車やミニバンなどは、もともとヘッドライトの位置が高くなっていることも多く、眩しさを感じる一因になっています。この場合、純正のLEDライトであっても、路面の凹凸を通過した際にライトが上下することによって、強い光が視界に入り込んでしまうことがあるのです。

執筆者プロフィール
成田 佑真
成田 佑真
1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。現在の愛車はA4。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出...

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