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「対向車のヘッドライトが眩しい」大手カー用品店スタッフに対策商品を聞いてみた
おすすめの防眩対策グッズは?大手カー用品店スタッフに聞いてみた!
夜間走行時にクルマのライトが眩しく感じるのであれば、安全のためにも何か対策を講じたいところ。
大手カー用品店スタッフに聞いてみたところ、「ナイトサングラス」「サンバイザー(透過タイプ)」「防眩ミラー」の3つを挙げていただきました。
ナイトサングラス
夜間用のサングラスをかけることにより、ライトの眩しさを軽減。夜間用サングラスは透過率が高いため、必要以上に光を遮ることもなく、眩しい光をカットしてくれます。
夜間にサングラスを使用する場合、レンズの透過率が75%以上でなければならないことが、日本産業規格(JIS)で定められています。夜間不適合のものであっても着用自体は違法ではありませんが、有事の際に”安全運転義務違反”に問われる可能性があるため注意しましょう。
サンバイザー(透過タイプ)
防眩グッズには、純正サンバイザーに装着して使用できるバイザーもあります。
標準装備のサンバイザーでは視界を遮ってしまいますが、透過タイプであればそのようなこともありません。使用時は取り付けたバイザーを引き下げるだけなので、簡単に対向車のライトをカットできます。
ただし、バイザーの取り付け位置やドライビングポジションによっては、圧迫感を感じることがあります。また、バイザーは意外と重く、純正バイザーの強度がそこまで強くない車種もあるため、取り付け時は少し注意が必要です。
防眩ミラー
防眩ミラーは対向車からの光ではなく、後続車からの光を抑えるものです。防眩ミラーを使用することで、ライトの眩しさは大幅に減少し、後続車の輪郭も視認できるようになります。
純正で自動防眩ミラーが装備されている車もありますが、装備されていなければ、防眩ミラーを取り付けるのもひとつの手段でしょう。
近年、車のライトは明るさを増し、視認性も向上してきています。明るさが増せば眩しく感じてしまうのも当然ですが、夜間に眩しさを感じるのは、ライトのせいだけではありません。
そもそも人間の目は、暗い場所で対象物をしっかりと見るために、暗所では瞳孔が大きく開くようになっています。そこに突然強い光が入れば、日中よりも眩しく感じてしまうのは当然なのです。
ライトが眩しく感じてしまう原因はさまざまですが、できる対策は目に入ってくる光を制限することしかありません。自分に合った防眩対策を行い、安全に運転できるよう”備え”をしておきましょう。
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- 執筆者プロフィール
- 成田 佑真
- 1993年生まれ。普段は医療機器販売を行っているが、暇があれば自動車関連記事を読み漁る。現在の愛車はA4。子どもの頃からマークⅡに憧れ、社会人になりマークXを購入。週末は必ず手洗い洗車を行い、ドライブに出...