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オートサロンで大盛況だった「黒船」こと真っ黒なランクル70!トヨタ車体が海外純正部品にこだわった理由【TAS2024】
ランクルBASEに「真っ黒なランクル70」が登場
2024年1月12日から14日までの3日間、幕張メッセでカスタムカーとその関連製品の世界最大級の展示会「東京オートサロン2024」が開催されました。出展者数378社、出展車両台数893台、3日間の参加人数は累計23万人を超え、閉幕しました。
東京オートサロン2024の会場では多くのカスタムカーが展示されていました。その中で多くの人だかりができていたのが、ランクルBASEのブースです。
ランクルBASEとは、ランドクルーザーのカスタムを手掛ける専門店。そこではマットブラックに塗装された「ランクル70 ブラッククルーザー」が展示されていました。
あらゆるパーツが黒で統一されており、新鮮で一体感を感じました。
どのような経緯で真っ黒なランクル70が誕生したのでしょうか。ランクルBASEブースでお話を伺ってきました。
オートサロンで大盛況だった「黒船」こと真っ黒なランクル70!トヨタ車体が海外純正部品にこだわった理由【TAS2024】
トヨタ #ランクル70 #ランドクルーザー70
「ブラッククルーザー」は海外純正部品を日本国内に持ち込んでカスタムしたランクルです。その名前は「黒船」に由来しているそう。開発担当者はこう話します。
「ブラッククルーザーは、ランドクルーザーを楽しみながら乗っていただきたいという思いで開発しました。
車体設計から生産までを手掛けるトヨタ車体だからこそできるカスタムを行いたいという想いがありました。そのため、海外純正部品カスタムパーツとして使用することにしたのです。
ランクル70は、海外での販売が非常に好調なモデルです。そのため、海外では社外品を取り付けたランクルを多く見かけます。ただし、社外品となれば、品質を保証することは難しくなります。
そこで、海外純正部品を使ったカスタムを行うことにしました。こうすることで、国内正規品では実現できない迫力やインパクトのあるカスタムができるのではないかと考えました。」
- 執筆者プロフィール
- 室井大和
- 1982年生まれ。ライター歴6年、自動車業界9年。合わせて約15年。雑誌編集、記者、指定自動車教習所員資格保有。愛車はスズキスイフトスポーツ(33型)、BMW323i(E90型)、ジムニー(JB23型)。車はセダンではじ...