更新
「アァァァ!!」ドライバーなら一度は経験ある?車内で思わず叫んだエピソード
車を運転していると、さまざまな「予想外」に出くわすことがあります。思いもよらない他車の動きに驚き、肝を冷やしたことのあるドライバーは少なくないでしょう。
さらに状況によっては、思わず声をあげてしまうほどの恐怖や怒りを覚えることも。今回はドライバーの方々に、「車内で思わず叫んだエピソード」について話を聞きました。
曲がった先に、まさかの逆走車が!
公道を走っていると、多かれ少なかれルールを逸脱した車両を見かけることがあります。とてつもないスピードで走り去っていく車や、一時停止をほとんど減速せず通過する車など、大きな危険を伴う運転に驚くこともあるかもしれません。
場合によっては、ルール違反の車両に巻き込まれてしまうリスクもあるでしょう。
「交差点を右折した先で、目の前から逆走車が走ってきたときは思わず叫んでしまいました。片側1車線の道路だったので、避けるスペースもなく、思いきりクラクションを鳴らしながらどうにか止まりました。
逆走してきたのは軽自動車で、おじいさんが運転していました。ぼうっと口を開けたまま動かずにいるので、車を降りて逆走だと伝えようとしたのですが、なかなか窓を開けてくれなくて。後ろにはもう5台くらい来ていて、クラクションが鳴り続けていました。
後続車のドライバーがもう1人出てきたところで、ようやく事態に気づいたのか、おじいさんはソロソロと車をバックさせはじめ、スペースのあるところで切り返し、来た道を戻っていきました。
一体どこから逆走していたのか、想像するだけで恐ろしいです」(40代男性)
NEXCO東日本の発表によると、全国の高速道路ではおよそ「2日に1回」のペースで逆走が発生しているといいます。一般道を含めれば相当な数に上ると考えられ、こうした例は決して珍しい話ではないことがわかります。
逆走する他車に出くわした場合には、なるべく余裕をもって減速し、相手の動きに注意しながら冷静に対処したいところです。高速道路であれば、逆走車についての通報があり次第、道路の情報板やハイウェイラジオでの告知がなされますので、見逃さないようチェックしておきましょう。
洗車機に入れたらすごい音が……下回りを擦った⁉
運転中の車内には、エンジン音やロードノイズなどさまざまな音が入ってきます。聞き慣れた音であればとくに気にする必要はありませんが、ドキッとしてしまうのが「異音」です。
「ドライブデート中、車に鳥のフンがついていることに気づいて。彼女が『どうせなら洗っちゃおうよ』と言ってきたので、セルフのガソリンスタンドに寄ったんです。
ドライブスルー式の洗車機で受付を済ませ、ゲートに入ろうと車を進めた瞬間、車の下から『ゴゴゴゴゴ』とすごい音がして。何かを思いきり引っかけたような音に聞こえたので、思わず『へっ? 何で?』と素っ頓狂な声をあげてしまいました。
うろたえる私の横で彼女は爆笑しながら、『これ下回りを洗ってる音だよ』と言ってきて、どうやら地面から水を噴射して汚れを落とす機械だったようで……。情けない声を聞かれて恥ずかしかったことを覚えています」(20代男性)
ガソリンスタンドのドライブスルー洗車機には、ゲート侵入時に下回りを洗浄してくれる機構を備えているタイプがあります。高圧洗浄機の勢いは相当なものですから、知らずに足元から大きな音がすれば、驚いてしまうのも無理はないでしょう。
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...