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あなたのパートナーは大丈夫?100年の恋も冷めそうなパートナーの「運転のクセ」【夫編】
全体的に操作がザツ
続いても、運転操作に関する不満が聞かれました。とくに夫婦のどちらかが車好きで、運転に対してコダワリがある場合には、相手の運転に対する目も厳しくなるのかもしれません。
結婚生活20年以上という男性からは、次のような声が聞かれました。
「私がMT車にずっと乗っていることもありますが、妻の運転操作は全体的に雑だなぁと感じています。アクセル操作もいわゆる『オンとオフ』のような感じなので、不要な加速が多く、おのずとブレーキの回数も増えて。
妻と私が同じ車を運転すると、平均してリッター2kmくらいは燃費が変わるイメージです。しかも、アクセルはもっと繊細に扱うものだといっても、『普通に走れてるんだからいいでしょ』と聞き流されてしまうんですよね。
一番イヤなのは片手運転ですかね。田舎なので周りにはカーブの多い道がちょくちょくあるのですが、片手のままステアリング操作だけでコントロールしようとするので、曲がっている最中に切り足したり戻したりでフラつくんですよ。
これをいっても『いちいち細かいなぁ』と苛立たれるばかりなので、二人で出かけるときは基本的に私だけが運転するようにしています」(50代男性)
繊細な力加減でアクセルを調整する技術は、たしかにスムーズな運転に欠かせないポイントでしょう。加減速の場面はもちろん、カーブにおいてもアクセルの微妙な加減によって姿勢が安定し、車内の揺れを抑えることができます。
一方で、車を「移動の足」と考えている方からすれば、そうした技術が「無用の長物」に思えてしまうのも無理はないのかもしれません。
ただそれでも、「片手運転」に関しては、通常走行時の安定感が損なわれるほか、万が一の際の回避操作に遅れが生じるため、避けてほしいところです。
「“車でモテる”な時代じゃない」と言いつつ…“交際相手に乗っていてほしい車”を聞いてみた
- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...