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人気のカーシェアで起きたハプニング!利用前に読んでおきたいエピソード3選
入出庫に関するこんなトラブルも
カーシェアの大きな魅力は、出発や返却の手続きを簡単に済ませられる点にあります。スマートフォンやカードだけで解錠・施錠できるシステムにより、手続きにかかる時間を大幅にカットできるのです。
しかしなかには、出発や返却がスムーズにいかない珍しい例も聞かれました。
「カーシェアを返却するときに、もともとの駐車場所に全然関係のない車が止められていたことがあります。返却時間までにはまだ余裕があったので、しかたなく少し待ってみたのですが、帰ってくる気配がありません。
どうしようもないのでサポートに電話すると、同じコインパーキング内の別の枠に止めておくよう指示されました」(30代男性)
カーシェア車両の駐車スペースには立て看板が設置されていますから、駐車した人はそこがカーシェア用のスペースであると把握していたと考えられます。利用者側としては対処が難しいケースも多いので、サポートに連絡のうえ指示を仰ぎましょう。
さらに、出発時に出鼻を挫かれる経験をした人も。
「はじめてカーシェアを利用したのが、ゲート式の出入り口が設置してある駐車場の車両でした。専用のカードを機械に通して出入りする形だったのですが、通しても全然バーが反応せず出庫できなくて。
はじめてだったので、自分のやり方がおかしいのかと思い、何度も説明を読み直しましたが、何が間違っているのかわかりません。15分くらい格闘したあと、窓口に電話すると、どうやらカードの方にエラーが生じているようでした。緊急用の番号を伝えてもらい、それを機械に打ち込むと、無事に開いてくれました」(20代女性)
管理側のシステムにエラーが生じるケースは珍しいですが、機器にトラブルが生じる可能性はゼロではありません。システムの異常や、車両に気になるところがあればすぐに、サポートに連絡するようにしましょう。
短時間の利用だからまあいっか!で痛い目を見た人も
カーシェアは10分や15分単位で利用できるため、ちょっとした買い物などに利用する人も多いでしょう。その際、「どうせ少し走るだけだから」と、オプションの補償サービスに加入しない人もいるかもしれません。ところがその選択が、大きな後悔につながることも……。
「ちょっとした家電や家具を買いに行きたくて、カーシェアで車を借りてお店に向かっている途中、急にハンドルの操作に違和感が生じました。降りてみると、左前のタイヤがぺちゃんこになってしまっていて。
すぐにサポートに電話し、状況を伝えると、その車にはスペアタイヤがなく、また車載の修理キットで応急処置ができる状態でもないので、レッカーを呼ぶことになると。
一度タイヤ屋さんなどで交換してから利用を続けることもできると言われましたが、そのままレッカーに引き渡し、利用を終了することにしました。そこまでの利用料金は普通にかかりましたし、帰りのタクシー代も自腹です。
結局、そのほかにもタイヤ代やレッカー代で4万円ほど請求され、買い物もできず、かなり痛い目に遭いました。短時間の利用だからと安心補償に入っていなかったのが悔やまれます」(30代男性)
カーシェアやレンタカーの利用時に発生したパンクは、基本的に利用者側の責任になり、修理に要する費用も利用者が負担することになります。
ただし、多くのカーシェア・レンタカー会社では追加の補償サービスをオプション設定しており、事故時のNOC(休業補償)やタイヤ・バッテリーの交換費用、レッカー代などをカバーするプランを用意しています。
カーシェアでもレンタカーでも、万が一のため補償サービスには必ず加入しておくことをおすすめします。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...