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成人式に愛車で乗り付けたら…そんな妄想を抱いて臨んだら「こんなはずでは…」一生に一度のハレの日が苦い思い出になった瞬間
「俺の女に手を出すな」アピール?年上の彼氏が送迎で空回り
晴れ舞台の高揚感や、旧友と再会する懐かしさに心が躍り、非日常的な気分を味わえるのも成人式の醍醐味です。
そうした気分が高じて、喧嘩や暴走といった行為に走ってしまう新成人も毎年のようにニュースで取り上げられますが、なかには「本人よりも周りが舞い上がってしまった」というケースもあるようです。
「当時2つ上の彼氏と付き合っていたのですが、成人式の日に会場まで送ると言ってきました。別に同棲していたわけでもないですし、彼の家から会場までは2時間近くかかるのに、『せっかくの晴れ舞台だから』と送る気満々で。
たぶん、車の改造が趣味の人だったので、私の地元の人たちに見せつけたい気持ちもあったのかもしれません。
着付けの美容院から会場までは徒歩で行ける距離でしたが、どうしても送ると譲らなくて。当日、着付けが終わったあと、待っていた彼に『少しだけドライブしない?』と言われ、しばらく近くをぐるぐるしてから会場の駐車場に向かいました。
そこでバイバイかなと思ったのですが、駐車場で私と車の写真を撮りたいと言い出したんです。
向こうの方で地元のヤンキーグループが車を並べて盛り上がっているような状況で、いつ目をつけられるか気が気じゃなかったです。写真を撮り終え彼が帰るときも、わざとアクセルをふかすように大きな音を立てて去っていき、恥ずかしかったのを覚えています」(30代女性)
彼としては、「俺の女に手を出すな」というアピールをしたかったのでしょうか。あるいは、彼女の晴れ舞台に関われないことが寂しかったのかもしれないですね。
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- 執筆者プロフィール
- 鹿間羊市
- 1986年生まれ。「車好き以外にもわかりやすい記事」をモットーにするWebライター。90年代国産スポーツをこよなく愛し、R33型スカイラインやAE111型レビンを乗り継ぐが、結婚と子どもの誕生を機にCX-8に乗り換える...