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ホーンとクラクションの違い【ややこし語#3】
ホーンとクラクションの違いはなに?
ホーン(horn)とクラクション(klaxon)は、どちらも警笛・警音器を意味します。
見通しの悪い交差点や、「警笛鳴らせ」の標識がある道路など。これら以外の場所で警音器を鳴らすと法令違反となります(危険防止のために鳴らす場合を除く)。
ホーン(horn)は警音器全般を指す
ホーン(Horn)は警音器を全体を示し、海外でも通用する言葉です。
現に、警音器の製品にはクラクションではなくホーンという名称が用いられています。
基本的に警音器のことはホーンと呼んでおけば間違いはありません。
クラクション(klaxon)は商品名
一方でクラクションは、フランスのメーカー「クラクソン(KLAXON)」が販売していた電気機械式ホーンの商品名に由来しています。
なので、正確にはクラクソン製の警音器以外はクラクションと呼ばず、ホーンと呼ぶのが正しいといえます。ただし、現在はクラクソン製の警音器はほとんど流通していません。
ちなみに英語圏で警音器のことをクラクションと呼んでも通じません。
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日本ではクラクションが一般的
クラクションではなく、ホーンが正式な名称であることをお伝えしてきました。
とはいえ実際は、現在の日本ではクラクションという呼称を用いることが多いのではないでしょうか。逆にクラクションで通じても、ホーンでは通じないという場面もあると思います。
もはや普段使いにおいてはどちらが正しいといったことはありません。しかし、正式名称はホーン、クラクションは和製英語だという事実は、覚えておいて損はないでしょう。
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Q. 「ホーン」と「クラクション」どちらの呼び方を使っていますか?
「ホーン」と「クラクション」は両方とも車の警音器を意味する単語ですが、あなたはどちらを使っているか教えてください。
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- クラクション
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- MOBY編集部
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