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なぜ軽トラックは海外でブームに?人気の理由や個性的なカスタム例など

なぜ軽トラックは海外で人気になった?

「軽トラ」の通称でお馴染みの軽トラックは、農業や建設などの業務に欠かせない存在です。

価格や維持費の安さ、性能面はもちろん利便性や扱い安さなどからコストパフォーマンスに定評のある軽トラですが、あくまでも実用本位の評価で、何となくダサい印象も否めません。そんな軽トラが、「Cool Japan」としてアメリカをはじめとする海外で大人気になっているとのこと。

日本独特の進化を遂げた車種、軽トラックがなぜ海外で人気沸騰したのか、その理由を解説します。

動画でわかる軽トラの人気のすごさ!

海外で制作された、日本の軽トラの性能をPR動画を紹介しています。大元の動画を作成したのは「ミニ・ブルータス」という、カナダの自動車輸入仲介会社で、大きな反響を呼んでいるそうです。

北米では、軽トラック専門の輸入販売業者もいるということですから、軽トラックの人気ぶりが伺えます。

軽トラックってどんな車?

ダイハツ ハイゼットトラック
2020年現在、日本国内で最も売れている軽トラックは「ダイハツ ハイゼットトラック」

軽トラック(通称:軽トラ)は軽自動車の規格に合わせて作られた、最大積載量350kg以下の小型トラックです。通常のトラックと比較して、車両価格や維持費、保険料などが安いのが大きな魅力です。

また、車体やホイールベースが小さいので小回りが利き、細い農道や住宅街の入り組んだ道路など、狭い場所でも楽に入って行けるという長所があります。

車体に対して荷台が広めに取られているのも特徴。荷台の広さは、平均して縦6尺(約182cm)×横3尺(約91cm)ということですが、建築資材やロール紙、農業用コンテナやダンボールといった資材のサイズも尺貫法が基準になっているため、積載時の収まりが良いことも強み。

車体が小さい分、荷台も低いので、女性や高齢者でも荷上げがしやすい点も隠れた長所だと思います。地方の農家などでは一家に一台どころか、2~3台を所有していることも珍しくないんです。

2020年時点で軽トラのメーカーは3社のみ

2014年以降、軽トラックを販売しているのは、スズキ、ダイハツ、ホンダ、マツダ、日産、三菱ですが、ホンダ、マツダ、日産、三菱はOEM販売ですので、メーカーと言えるのはスズキ、ダイハツ、ホンダの3社だけになります。

三菱自動車は、ベースはスズキキャリィのOEMですが、国内唯一の電気自動車にしてセミキャブ仕様の軽トラックを販売しています。

OEM車に関してはこちらから

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北米から巻き起こった軽トラブーム

海外では軽トラックのことを「Mini truck(ミニトラック)」と呼びます。中には「Kei truck(ケイトラック)」と、日本名をそのまま呼んでいるケースがあるとのこと。トラックを購入している外国の方は、仕事などで日本に住んだ経験があり、その時に軽トラックの魅力を知ったというケースも多いようです。

北米で人気が爆発したことをきっかけに、海外では日本から軽トラックを輸入するだけでなく、軽トラックをカスタムする専門業者や中古軽トラ専門店などが登場しているようです。海外での人気を反映して、かなりの高額で買い取っていくという話もあります。

軽トラックが高値で取引される事例も!

軽トラックが多数販売されている海外向け中古車サイトでは、国内中古車相場が10万〜20万円の軽トラックが、約50万円以上で販売されているケースもあるとのこと。約2倍以上の価格で取引されいることからも、かなりの人気が伺えます。

軽トラックを見た外国人の声

海外からの反応を紹介した動画です。日本の軽トラックを初めて見た海外の人々の感嘆の声を上げています。

軽トラックはオモチャのように見える?!

海外、特にアメリカなどは、広大な土地に直線的で広い道路が当たり前なので、車の小回りについてはあまり配慮がなく、長距離走行を想定した大きなエンジンを搭載した車が主流になっています。

日本の乗用車としては大型にあたる3ナンバークラスがアメリカではミニマムサイズ、ダッチバンやハマーがミドルサイズに分類されるのですから、軽トラックを見た時の驚きも想像がつきますよね。

残念ながら、アメリカでは一部の州を除いて、軽トラックが公道では走ることは認められていません。

しかし、そうした地域でも公道ではない場所、例えばゴルフコース、工場や個人が所有する敷地内だけで使用しているケースもあるようです。

軽トラックがアメリカで人気になった5つの理由

軽トラックが海外で人気の理由1.小回りが利いて扱いやすい

軽トラ

小回りの利く軽トラックは、近距離や敷地内に限定して使用するには非常に便利です。

日本の農家さんは自宅から自分の耕作地までの移動に使用しますが、アメリカなら自分の農場内で使用するのにぴったりです。また、軽トラックの軽量ボディがメンテナンスのしやすいとも感じられているようです。

パンク修理の際、「軽トラックのボディを持ち上げてジャッキベースを差し込んだ」という豪快な声もありました。

軽トラックが海外で人気の理由2.とにかく故障が少ない

軽トラ
出典 : https://ja.wikipedia.org/ Author:SocketAM2+ CC 表示 – 継承 3.0 / CC BY-SA 3.0

外国人が考える日本車の最大の魅力のひとつは、もちろん軽自動車にも当てはまります。

外国人の目にはオモチャのように映る軽トラックが、テクノロジーや性能は高いクオリティを備えていることに、驚きを感じる人も少なくないようです。

軽トラックが海外で人気の理由3.エンジンが静か

軽トラックはエンジン音が静かなので、狩猟をする際に、獲物のそばまで近づいても気づかれないそうです。真偽を疑うような話ですが、アメリカのピックアップトラックなどと比較すれば、たしかに軽トラックの静音性は段違いに優れています。

日本でも軽トラックを狩猟に使用する方は多く、狩猟仕様のカスタムを請け負う業者さんもあるそうです。

軽トラックが海外で人気の理由4.使い勝手の良さ

軽トラックは、主にアメリカでは農場、牧場や公園、学校内などの作業車として、カート代わりに使用されることが多いそうです。

軽トラックはカートと比較すると、元々車両として設計されているため、荷台の積載性、座席の快適性(エアコン付)など、あらゆる面で優れています。

また、4WD(四輪駆動車)、ダンプカーの設定が可能であることも評価されています。

軽トラックが海外で人気の理由5.小さくてかわいい!

実用性だけではなく、軽トラックのルックスに魅かれて、購入する人もいるようです。

ダイハツでは、農業女子プロジェクトと連携した、女性のニーズを取り入れた軽トラックを発売していますが、従来のデザインでも、軽トラックのコンパクトさが可愛いと評価されています。

軽トラのカスタム画像まとめ

狩猟用のカモフラ仕様

狩猟に使用するためにカモフラ塗装を施しています。市街地で運転した場合、その存在感は抜群でしょう。

デコトラ仕様

小さくても軽トラは立派なトラックですから、デコったって良いでしょう。超かわいいですね!

キャンピングカー仕様

軽トラックの荷台に車中泊可能な居住スペースを搭載した、キャンピングカー仕様です。

DIY&日曜大工マガジン「ドゥーパ!」編集部が、「DIYで軽トラを10倍楽しむ本」(学研ムック)の発行にあたり、手作りされたとのこと。その名も「ドゥーパ号」です。

ドゥーパ! 特別編集 DIYで軽トラを10倍楽しむ本 (Gakken Mook)

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軽トラキャンピングカーの作り方を解説した動画も

メーカーとボーカロイドのコラボが実現

ハイゼットトラック 初音ミク マルシェver.
ダイハツ ハイゼットトラック 初音ミク マルシェver.

東京オートサロン2020で公開された、ダイハツと初音ミクがコラボした特別展示車「ハイゼットトラック 初音ミク マルシェver.」。実際には販売されていませんが、移動販売車などにも活用できるキッチンカーのようなコンセプトです。

ノスタルジックでかっこいい?軽トラックの先祖「オート三輪」

東洋工業(現:マツダ) T2000
出典 : https://ja.wikipedia.org/ Author:Taisyo CC 表示 – 継承 3.0 / CC BY-SA 3.0

軽トラックは、初期から1960年頃までは三輪タイプが主流でした。通称「オート三輪」と呼ばれています。1960年代以降はから四輪モデルが主流となり、現在に至っています。画像のマツダ T2000は1962年から1974年まで生産されたオート三輪。現在販売されている車には見られない独特なシルエットは、今見るとカッコいいと思う方もいるでしょう。

今後、映画やアニメなどの劇中車としてオート三輪が使用されたら、もしかすると人気が爆発する可能性も否定できません。

今や軽トラは世界中で評価され始めている

はしごを乗せた軽トラック
急に大きな荷物を運ぶことになったときも、軽トラックがあれば便利
©xiaosan/stock.adobe.com

軽トラックが海外で人気沸騰している理由をまとめました。日本固有の車種である軽トラックが、海外で新たなカルチャーとして盛り上がっていることは実に喜ばしいことです。

今後、海外からの逆輸入文化として日本国内でも軽トラブームが引き起こるかもしれません。エンジン音が小さく、積載性能も高い軽トラックは、実はセカンドカーとして適していると言えます。

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この記事の執筆者
MOBY編集部

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