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ドライブしながら充電も!アウトドアや災害時に便利な高性能ポータブル電源
スマートフォンやノートパソコン、デジタルカメラなど、我々の生活の中には多くの電化製品が溶け込んでいる。それらをアウトドアで使うときに活躍するのがポータブル電源である。そしてそれに車内で、短時間で充電できる800W オルタネーターチャージャーも同時に紹介しよう!
目次
アウトドアライフに、災害時に。幅広い用途に活用できる高性能ポータブル電源
近年、アウトドアライフの多様化や災害時のエマージェンシー対策として注目を集めているのがポータブル電源だ。非常用電源とも呼ばれ、内部のバッテリーに大量の電気を蓄電しておき、必要なときに家電などに供給するというもの。いうなればモバイルバッテリーの親分みたいなモノなのだが、パワーは比較にならないほど高く、より多くの家電を長時間稼働させることができる。

キャンプなどのアウトドア・アクティビティで活用することはもちろん、台風などの災害時に停電したときなどは、室内で照明やテレビ、冷蔵庫、電子レンジ、ドライヤーといった家電を動かす非常用電源としても利用できる。

非常用電源と聞くと「発電機」も思い浮かぶが、大きな違いは発電機が「ガソリンエンジンで電気を生み出す」のに対して、ポータブル電源は「貯めた電気を放出する」ということ。騒音や排気ガスが発生しないため、室内や夜間の住宅街などでも気兼ねなく使用することができる。

(右)ポータブル電源:内部バッテリーに溜めた電気を放出。容量は限られているが、音もガスも生じないので閉鎖空間でも使える。
どちらも有効な電源なのは間違いないので、それぞれの特性を理解し、適材適所で使用することが大切である。
EcoFlow製ポータブル電源・DELTA 3 Max Plus の特徴

ポータブル電源にはさまざまな種類があるが、今回紹介するEcoFlowの新製品、DELTA 3 Max Plusは、複数の高出力家電(電子レンジやドライヤー、電動工具など)を同時に稼働させることができるだけのハイパワー(定格3000W出力)を誇るモデル。「X-Boost機能」を搭載しているので、最大3800Wの家電が使えるというのも頼もしい。

出力ポートは正面にAC100Vを4つと、USB-A(18W)×1、USB-C(45W)×2、USB-C(140W)×1を装備。複数の家電やスマートフォン、タブレットなどに電源を供給することができる。

背面の上部にはAC電源や、別売のソーラーパネルからの入力ポートを装備。下部には容量拡張や車載充電に使えるエクストラバッテリーポートのほか、シガーソケットなどのDCアウトプットポートを備えているなど、さまざまな供給方式に対応している。

本体の重量は約22.1kg。決して軽くはないものの、大きな持ち手があるので力を入れやすい。しかし長距離を移動させる場合は、専用のキャリーカートや台車などを使うことをオススメしたい。
「800w オルタネーターチャージャー」があると、車載時の充電効率が大幅に高まる!
ポータブル電源は事前に充電をしておく必要がある。DELTA 3 Max Plusは内蔵バッテリーの容量が大きい(そのため多くの機器にハイパワーで供給できる)のだが、急速充電機能を備えているため、比較的短時間での充電が可能。家庭用のAC100V電源(1500w)であれば、最短108分で満充電にすることができる。
さらに今回紹介したいのは、車のバッテリーから取り出して走行中はもちろんアイドリング中も効率よく充電ができる800w オルタネーターチャージャーだ。

0%から100%まで約2.6時間で充電できるというスグレモノ。これならキャンプ場などへの移動時間を有効に使える。
装着方法は車両のバッテリー端子に接続するだけというシンプルなもの。車両に大幅な加工を施す必要がないため、ある程度の知識があれば個人でも設置が可能だ。



薄型の800wオルタネーターチャージャー本体を壁面に取り付ける。今回はテスト運用なのでサイドバーに吊るしてみた。配線はかなり長いので装着場所の自由度が高く、ほとんどの車種で問題なく取り付けられるはずだ。





800wオルタネーターチャージャーには急速走行充電機能のほか、バッテリーへの逆充電、バッテリーメンテナンスといった機能も備わっている。車のバッテリー切れやバッテリーの消耗防止にも役立つので、車中泊や長距離ドライブといったカーライフをトータルサポートしてくれる有能なアイテムだといえよう。
目的地についたらすぐに電気を供給開始!

800wオルタネーターチャージャーは、シガーソケットからに比べて8倍のスピードで充電できる。走っている間に充電できてしまうというのはとても便利。目的地に着くと同時に電源が使えるので、ストレスをまったく感じない。
ある程度電気を使っても次の目的地まで走ればまた充電できるのだから、ドライブしている間は電気切れの不安はほぼないといっていいだろう。
ポータブル電源のメリットのひとつは発電機と違って作動音がほとんどしないこと。そのため、外で作業スペースを構築するときも場所を選ばず、最小限に抑えられるのがイイ。

これだけノートパソコンの近くに置いても問題なし。さまざまな機器に同時に給電することができるので、スマートフォンの充電やお湯を沸かしてコーヒーやカップラーメンを作ることもできる。たまにアウトドアで仕事をするのも気分転換になって良い。

また車内やテント内で家電が使えるというのも嬉しいこと。秋〜冬場のキャンプや車中泊は想像以上に寒くなることもあるが、電気毛布を使えばスマートに暖が取れる。ポータブル電源は騒音や排気ガスとも無縁なので、安全性も◎だといえるだろう。


ポータブル電源を常に車に搭載しておけば、万一災害に巻き込まれても安心感が高まる。EVやプラグインハイブリッド車には及ばないが、それでも大容量の電源があれば外部との連絡も取りやすいし、食事のバリエーションも増える。備えあれば憂いなし、である。
また発電機はリコイルスターターなどでエンジンをかけなければ使えない。実はそれが女性や子どもにしてみればなかなか難易度が高い作業。しかしポータブル電源であればスイッチを押すだけで使える。この誰でもすぐに使えるという手軽さも大きなメリットだといえよう。
モータースポーツとの親和性は?
需要はかなり限られているが、もしポータブル電源を自分が参加しているモータースポーツに活用するとしたらどういう使い道があるか考えてみた。
①タイヤウォーマーへの使用
走行前にタイヤをグリップしやすい温度まで高めておくタイヤウォーマーは、パドックでは発電機で使うが、レース直前にはスターティンググリッドでも使う。そのため発電機を持って移動しなければならないのだが、それがもしポータブル電源でできるならかなり楽になりそうだ。

②パドックで食事を作る
サーキットのパドックは基本的に火気厳禁。そこでIHコンロや湯沸かしポットなどを使って食事を作ることができる。特に秋から冬の寒い時期は、体を暖めてくれる食べ物や飲み物がありがたい。

③郊外のオフロードコースでの活用
オフロードコースは電源がない山の中にあることが多い。そこで開催されるレースやイベント会場で電動工具や空調機器、スマートフォン、デジカメ、調理用具などを使うときに役立ちそうだ。

これだけ高出力なポータブル電源であれば、ほかにもアイディア次第で活用できるシーンはたくさんありそう。モータースポーツの現場でも活躍する存在と言えるだろう。
高性能なEcoFlow製ポータブル電源が、期間限定でお得に買える!
レジャーから非常事態まで、さまざまなシーンで活躍するEcoFlow製の高性能ポータブル電源が、今なら期間限定でお得に購入できる。

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※利用条件※
・認定整備済製品を除く全製品5%割引
・最低購入金額35,000円(税込)で適用
・利用回数制限なし
・他のディスカウントとの併用可能
・有効期間:2025年12月31日まで
ぜひこのチャンスを逃さずに、最先端のポータブル電源を入手することをオススメしたい。

(編集協力:EcoFlow Technology Japan 株式会社)
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...