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ナンバープレートを紛失した、盗まれた場合どうする?再交付手続きの流れ
自動車の前後に計2枚あるナンバープレートのうち、1枚でも遺失や盗難によって返納できない場合、ナンバーの変更手続きが必要となります。同一ナンバーでの再交付はできません。
新しいナンバーの再発行では4ケタの数字を希望ナンバー制を利用してナンバーを選ぶことが可能です。
目次
遺失・盗難時の再交付手続きの流れ
- 警察に届け出
- 仮ナンバーを手配する
- 運輸支局の窓口にある申請用紙に必要事項を記入
- 登録手数料を印紙で購入して支払う
- 書類を提出後、車検証が交付される
- 自動車税事務所(運輸支局内)にナンバープレートの変更を申告
- 新しい車検証を受け取る
- 新しいナンバーが交付される
- 新しいナンバープレートを購入し、車に取り付ける
赤字の部分は普通の変更と異なる部分です。この2点に関しては次項で詳しく解説します。
盗難届を提出する
ナンバープレートの盗難にあったら、すみやかに警察署へ盗難届を提出しましょう。また、ナンバープレートが盗まれた(=付いていない)車では公道を走ることはできませんので、仮ナンバーを取得する必要があります。
盗難届を申請すると受理番号が発行されます。受理番号はナンバープレート再発行時に必要となりますので、メモをとったりスマートフォンで撮影したりして保存してください。
仮ナンバーの取得が必要
変更手続きには自分の車を持ち込む必要があります。しかし、ナンバープレートがない車両は公道を走行できず、レッカー車による運搬もできません。そのため、市役所などで一時的なナンバープレートである仮ナンバーの申請を行う必要があります。
仮ナンバーについてはこちらの記事で詳細に解説しています。
当日に受け取れないケースも
ナンバープレートの変更はたいていの場合、当日に完了します。ただし、希望ナンバーや字光式ナンバーなどを選択する場合、再発行申請が受理された後に1枚ずつ注文製作することになるので、4〜5営業日(土日・祝日は除く)、「字光式」で7営業日程かかります。
希望ナンバーでなくとも、年度末や年末年始など混雑する時期の場合は2~3日かかることもあります。
遺失・盗難時の再交付に必要な準備や書類
ナンバープレートの変更に必要なものは、申請者が本人なのか代行なのか、盗難・紛失しているかによって変わります。
所有者・使用者本人が申請する場合
- 申請書(運輸支局などに隣接の用紙販売所で購入)
- 理由書(警察への届け出が必須)
- 仮ナンバーの申請
- 自動車
- 自動車検査証
- 認印
- 自動車税申告書(自動車税事務所で申告)
所有者・使用者以外が代理申請する場合
赤字の部分が本人申請時と異なる箇所です。
- 申請書(運輸支局などに隣接の用紙販売所で購入)
- 理由書(警察への届け出が必須)
- 仮ナンバーの申請
- 自動車
- 自動車検査証
- 認印(代理人は記名のみ)
- 自動車税申告書(自動車税事務所で申告)
- 委任状
申請に必要な理由書はこちらからダウンロードすることができます
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...